最終審査に残った38点の作品については、殆どがルーフィットの良さを引き出した使用事例が多く、非常にレベルが高いと感じました。特に「ダブル付け又はトリプル付け」の作品が多く、それぞれのスタイルの組合せ(ウェーブ+ローマンシェード、ウェーブ+パネルスクリーン又はロールスクリーン)により、よりウェーブスタイルを引き立たせる演出が多かったと思います。
また、ファブリックの使い方についても、ウェーブスタイルに適した素材やテクスチャー感を使用した作品が多く、薄地+薄地、厚地+薄地等にみられる、ファブリックの組合せによる演出方法も斬新であった印象です。
更に、インテリア全体のイメージをより引き立たせるために、効果的にウェーブスタイルを使用した事例も見られました。
今後も、ルーフィットが持つ可能性と、コーディネーターの方の自由な発想が、オリジナリティあふれるウインドウトリートメントの提案を生むことを期待します。
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