- 現在所属している商品設計室では、商品開発室と一緒に新製品のアイデアを出しつつ、求められている機能や意匠を備える製品仕様を構想したり、品質保証部が調査した顧客の要望を分析し、品質検証を交え改善策を提案したりしています。共通して言えるのは、自分のアイデアに理論的な根拠を付けて説明する必要があるということです。そのため、新製品や設計変更の仕様だけでなく、品質を保証するために必要な検証内容まで全てにわたり、「誰が見ても納得がいくような根拠を示すには何が必要か」を常に考え、仕事にあたっています。試行錯誤をしながら自分のアイデアが形になり、求められる製品をつくることができたときには大きな達成感があります。
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トーソーの製品には、アルミニウムやプラスチックが使われていることが多く、設計をする上では、特定の科目を専攻していないと学べないような専門的な知識も必要となります。
私自身、入社してから学ぶことが多くありました。
しかし、理系出身ということで、卒業研究や実験科目で経験した論理的な文章の作り方が検証の報告書を作る上で役立っています。また、材料力学で学んだはりの曲げに関する知識が製品の強度解析に応用できています。これらは機電系だけでなく建築系の学部でも学んでいることだと思いますので、専攻していた科目にとらわれず、理系なら幅広い分野の方が活躍できる環境だと感じています。 - 本業務とは別に、自分が欲しい製品や機能について、若手社員同士でアイデアを出し合いながら研究することができる「機構塾」という集まりがあります。テーマについては自由度が高く、「こんな機能を備えた製品が欲しい」といった内容の他にも「この製品を通してこんな機構を学びたい」といったように、自分の成長につながることであれば、取り組むことができます。年末には本部長や開発課長などに、成果を報告する機会が設けられており、自分の提案が製品化する可能性も!また、CADや3Dプリンタの使い方や資料の作成方法、プレゼンテーションの基礎を学びながら経験することができ、様々な面で実業務に活かせています。