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特集バックナンバー

特集 当社グループの環境への取り組み

 当社グループでは、経営理念に「地球環境保全」を掲げ、社会に貢献し続ける企業として環境保全活動に取り組んでおります。
 建物のエネルギー使用量低減に貢献する製品開発を積極的におこなうとともに、生産工程における環境負荷低減や植林等の社会貢献活動にも取り組んでおります。
 すべての企業活動において環境保護の観点を取り入れ、低炭素・循環型社会の実現に寄与し、持続可能な社会の構築を目指します。

製品開発を通じた環境への取り組み

原材料(環境配慮型資材の比率向上)

 当社製品には、天然木や金属、樹脂、繊維など様々な原材料が使われており、製品開発段階では「天然資源の有効活用」という観点から原材料の選定をおこなっています。
 天然木を使用する製品に関しては、計画植林材や集成材※を取り入れています。また、金属や樹脂からなる部品類は有害な物質が発生しない素材への切り換えをおこなうとともに、スクリーン類 については、再生PET繊維を積極的に採用し、環境省が推進しているグリーン購入法適合品(再生PET繊維を生地重量の10%以上使用した製品)のアイテム数を拡充しています。

製品機能(エコ&省エネ製品の提案)

 建物の大きな面積を占め、外気の影響を最も受ける窓。当社は、遮熱・断熱機能を付加した窓周り製品の開発により、「遮熱」「断熱」をキーワードに節電やCO2排出量削減といったエコ&省 エネ対策を提案しています。

生産工程を通じた環境への取り組み

カーボンフットプリント(CFP)への取り組み

 私たちの身のまわりにある様々な製品は、原材料の調達から生産・輸送・消費・廃棄・リサイクルに至るまでの一生を通じて多くのエネルギーを使用します。また、そのエネルギーの多くは石油などの化石燃料から得られるため、製品のライフサイクルにおける各段階でCO2などの温室効果ガスが排出されています。カーボンフットプリントとは(CFP:Carbon Footprint of Products)、製品のライフサイクル全体を通じて排出される温室効果ガスを、地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きなCO2に換算して製品やサービスに分かりやすく表示することをいいます。CFPマークを製品やサービスに表示 するためには、製品カテゴリー毎に定められたCO2排出量の算定ルールに基づいた計算をおこな い、CFP運営機関※1にて認証される必要があります。

※1: 2009年度より経済産業省主導により実施された「CFP制度試行事業」は、2012年4月より一般社団法人産業環境管理協会による運用となりました。当社は、業界初となるCFPの「システム認証」取得企業※2の1社となっており、主力製品であるカーテンレール、アルミ製ブラインド、ロールスクリーンにて認証を取得しています。今後もCFPによるCO2排出量の「見える化」を積極的におこなうことで、生産工程を通じた環境負荷低減活動に取り組んでまいります。
※2: 自社内で、製品のCO2排出量の算出、認証をおこなうことができる企業。

社会貢献活動を通じた環境への取り組み

インドネシア共和国における植林活動

 当社グループの海外生産拠点である「P.T. トーソー・インダストリー・インドネシア」は、インドネシア共和国にてカーテンレールやブラインド等を生産しています。
インドネシアでは過度の伐採による森林の減少が深刻化しており、土壌劣化による農作物への影響や洪水・地滑りなどの問題が発生するようになりました。
 当社グループは同国で事業を営む一員として、2009年度よりボゴール農業大学森林学部ワレット山研究所の協力を得て森林の再生に向けた植林活動をおこなっています。また、2010年度より株主優待制度においても「インドネシア植林への寄付」も設けています。


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