ブラインドが風で煽られてうるさい時の対策方法!

商品のこと

ブラインドで風通しを良くする方法!

ブラインドは風通しを調節できる窓まわりアイテムです。

カーテンと異なり、角度調整ができるため、風量をコントロールしながら部屋の換気を促し、心地よい風を室内に取り込めます。

ここでは、ブラインドを使って効果的に風通しを改善する2つのポイントをご紹介します。

風の通り道に沿った出口と入口を作る

風通しを良くする基本は、風の入口と出口をしっかり確保することにあります。

片側の窓だけを開けても入ってきた空気は行き場を失い、空気は流れません。

室内の風向きを観察しながら、北側と南側など対向する2か所の窓を開けて、風の通り道を作ることが重要です。

玄関に網戸が設置されている場合は、玄関ドアも同時に開けることがおすすめです。

新鮮な外気が入口から流れ込み、室内にこもった空気が出口から排出されるサイクルが生まれ、換気効率が格段に向上します。

高低差のある窓を活用する

もう1つの重要なポイントは、窓の高低差を利用することです。

温かい空気は上部に、冷たい空気は下部にたまる性質を利用して、天井付近の高い窓と床に近い低い窓を両方開けると、温度差による自然な空気の流れが生じやすくなります。

高低差が大きいほど空気の循環が活発になり、風通しがさらに良くなるでしょう。

夏場は特に効果的で、高窓から暑い空気を排出し、低い窓から涼しい風を取り込むことで室温をある程度下げることも可能です。

強風時のブラインドの悩み

ブラインドは風を通せる反面、強風が吹くといくつかの困った問題が発生することがあります。

窓を開けた状態で強い風が吹き込むと、ブラインド特有の騒音や破損のリスクが気になるところです。

パタパタという音やラダーコードの絡まりなど、さまざまなトラブルが発生するおそれがあります。

強風時によく起こるブラインドの問題点を確認し、効果的な対策につなげていきましょう。

ブラインドの接触音が気になる

強風によりブラインドが煽られると、スラット(羽根)が窓枠や壁にガシャガシャと当たり、騒音が発生してしまいます。

また、激しく揺れるとスラットが窓枠や壁を擦り、周囲に傷を付けてしまう心配もあるでしょう。

強風時のバタつき音は、自身だけでなく周囲の人にも迷惑となるため、騒音トラブルを防止する適切な対策が必要です。

ラダーコードがよく絡まる

ブラインドのスラットをハシゴ状につないでいるラダーコードも、強風には弱い部分です。

風でブラインド全体が大きく揺れると、ラダーコードが絡まってしまうことがあります。

ラダーコードが絡まると昇降がスムーズにできなくなったり、擦り切れて切断したりすることも考えられます。

コードが切れてしまうと支えを失ったスラットがバラバラと落下し、故障の原因になるため十分に注意したい問題です。

スラットが折れてしまう可能性

強風による衝撃で、ブラインドのスラット自体が折れ曲がってしまうケースもあります。

特に一般的なアルミ製スラットは薄く柔らかいため、強い力が加わると簡単に折れ目や曲がり癖が付いてしまうでしょう。

スラットが曲がると隙間ができてしまい、遮光や目隠しの機能も低下します。

折れたスラットを元通りに直すことは難しく、交換が必要になるケースも少なくありません。

強風時の悩みを解決するには、ブラインド選びが重要!

強風時のトラブルを防ぐには、ブラインド自体の選び方を見直すことが効果的です。

ここでは強風対策につながるブラインド選びのポイントをご紹介します。

窓枠にピッタリと合ったブラインドを選ぼう

ブラインドのサイズ選びは想像以上に重要なポイントです。

市販の既製サイズでは窓との間に隙間が生じやすく、風が抜けてバタつきの原因になってしまいます。

一方、窓枠の内側に収まるようぴったりの寸法で選んだブラインドは、揺れても窓枠に当たりにくく騒音が軽減されます。

さらにブラインド自体の揺れも抑えられるため、先述のラダーコードの絡みも起こりにくくなるでしょう。

最近はサイズオーダー可能な製品も増え、窓枠いっぱいに納められるブラインドが手に入りやすくなっています。

頑丈なウッドブラインドは折れにくい

ブラインド自体の材質や構造は、風への耐久性を大きく左右します。

一般的なアルミ製スラットは薄く軽いため強風で折れ曲がりやすいのに対し、木製ブラインドなら厚みと強度があり簡単には曲がりません。

国内メーカーの樹脂(合成樹脂)製スラットも木製並みの厚みと強度を持ち、まず折れ曲がることはないとされています。

アルミに比べ木や樹脂のスラットは質量もあるため、風であおられにくい点も大きなメリットです。

強風が心配な窓には、軽量なアルミよりも頑丈なウッドブラインドなどを選ぶと安心感が高まるでしょう。

ブラインドの振れ止めを使う

強風対策として、ブラインドのオプションである「振れ止め(ふれどめ)」を活用する方法もあります。

振れ止めとは、ブラインドの下部を窓枠等に固定して揺れを抑えるための専用パーツで、固定することで揺れが軽減されます。

ただし、固定された分ブラインドに風圧の負荷が集中してかかってしまうため、強風時の使用は推奨されていません。

台風や暴風の日にはブラインドごと上げておくなど、別の対策をとるのがおすすめです。

強風時でもうるさくない!おすすめのブラインド

ここからは強風対策に優れたトーソーのブラインドを2つご紹介します。

ブラインドの買い替えや新規での購入を検討されている方は、ぜひ参考にご覧ください。

ベネアル25 SFR

ベネアル25(標準タイプ) ベネアル25 SFR(バタつき抑制)
ベネアル25 SFR(バタつき抑制) 37,730円(税込)
※光触媒遮熱シリーズ
※幅1,800×高さ1,800mm

※価格は2025年9月時点

「ベネアル25 SFR」は、強風時のバタつきを大幅に抑える専用2重ラダーコード仕様のアルミブラインドです。

スラットをしっかり挟み込む構造で、風が吹き込んでも羽根同士がぶつかりにくく、室内を静かに保てます。

通常タイプと同じく全カラー対応で、遮熱・光触媒スラットも選択可能。

さらに本体が風で揺れるのを防ぐ「振れ止め」部品も付属し、窓を開けて快適に換気したい場所にぴったりのモデルです。

「ベネアル25 SFR」の詳細はこちら

ベネアル25強風(つよかぜ)

一般ブラインド 強風
ベネアル25 強風 46,860円(税込)
※幅1,800×高さ1,800mm

※価格は2025年9月時点

「ベネアル25強風」は、トーソー独自のガイドコードで左右の揺れを防ぎ、強風下でも安定するブラインドです。

上下からスラットを支える2重ラダーコードにより、風で羽根がバタつくのを抑制。さらに通常より厚いスラットを採用し、曲がりや破損のリスクを軽減します。

特に強風が吹き込みやすい高層階や沿岸部の窓におすすめで、窓を開けても静かで快適な換気が行えます。

「ベネアル25強風」の詳細はこちら

ブラインドのことなら、トーソー

ブラインドは外からの視線のコントロールや調光、通風に優れ、空間をおしゃれに仕上げる窓まわりアイテムです。

しかし、換気や強風時の騒音などに悩まされる方も少なくありません。

トーソーではご紹介した「ベネアル25 SFR」「ベネアル25強風」など、風でうるさくならないブラインドをご用意しています。

「風が吹くとブラインドがうるさい」「騒音トラブルが心配」といったお悩みをお持ちの方はぜひ詳細をご確認ください。

まとめ

ブラインドが風で煽られてうるさい場合は、通風や高低差を意識した換気により、バタつきを抑えることが可能です。

また、窓枠にぴったり合ったサイズ選びや、頑丈な素材のブラインドを選ぶことも重要となります。

風の悩みに合わせた適切な対策を選ぶことで、ブラインドのメリットを活かしながら快適な窓辺空間を実現できます。

今回ご紹介した方法から、風に悩まされない心地よい暮らしを実現しましょう。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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