白いインテリアの特徴とは?ホワイトインテリアのおしゃれなアイデアまとめ

ホワイトインテリアとは?どんな特徴や効果がある?
ホワイトインテリアは、白を基調とした家具や壁紙、雑貨などで空間を統一するインテリアスタイルです。
白は空間に清潔感と広がりをもたらし、コーディネートの幅を広げる魅力的なカラーとして高い人気をもちます。その特徴や効果について詳しく見ていきましょう。
部屋に清潔感が出る
白は「純粋・清潔・清楚」を象徴する色として知られ、空間に清潔感をもたらします。また白が背景色になることで、小物などが多くあってもごちゃついた印象を抑え、整理された印象の空間演出が可能です。
部屋が広く・明るく感じる
白は光の反射率が高いため、お部屋を広く、明るく、さらに軽やかに見せる効果があります。壁や家具に白を取り入れることで、部屋全体が開放的になり、空間を最大限にいかした快適な雰囲気を作り出せます。
他の色と組み合わせやすい
色彩のなかで主張がない白は、反対色のブラックとも相性のよさを発揮するカラーです。モノトーンではっきりとした印象や、優しいベージュと合わせて柔らかな雰囲気、鮮やかな差し色を効果的に引き立てるなど、どのような色とも調和しやすいのが特徴です。
ホワイトインテリアにデメリットはある?
お部屋の印象を明るくするホワイトインテリアにも注意点があります。
ホワイトインテリアを取り入れる前に、注意点と対策方法についてチェックしていきましょう。
汚れが目立つ
ホワイトインテリアは美しい反面、日常的な使用による手垢や小さな汚れが目立ちやすい特徴があります。汚れが気になってホワイトインテリアを躊躇していた方も、適切な素材選びとお手入れの工夫で素敵な白い空間を実現できます。
汚れにくい素材を選んだり、こまめなお手入れを心がけたりして対策を講じましょう。
目の疲れにつながる可能性がある
色の反射率が高い白は、日差しの反射などによって目を疲れさせてしまうことがあります。
対策には、白の明度を少し下げたアイボリーやオフホワイトを選んだり、窓まわりにロールスクリーンやブラインドを取り入れたりするとまぶしさを軽減できるでしょう。
ホワイトインテリアをおしゃれに仕上げるポイント
白を基調にしたインテリアも、ホワイト系カラーの使い分けや差し色の取り入れ方、照明の工夫によって、よりおしゃれな空間になります。
各ポイントを詳しく解説します。
ホワイト系カラーを使い分ける
「白」にも彩度や明度が異なる、さまざまな色調があります。黄みがかったアイボリー、わずかに青みのあるオフホワイト、そして純粋な白のスノーホワイトなどが代表的です。
同じホワイトカラーで統一するのではなく、さまざまな色調を意識的に組み合わせることで、空間に深みと立体感が生まれます。
例えば、床にはアイボリーを、壁や家具にはオフホワイトを使用するといったように、異なるホワイトの組み合わせは無機質になりがちな白い空間に、温かみのある表情をプラスすることが可能です。
差し色を意識する
真っ白なホワイトインテリアの空間に、効果的なアクセントカラーを取り入れれば、洗練された印象のスタイルになります。ブラックを差し色にしたモノトーンスタイルは引き締まった都会的な雰囲気に、観葉植物のグリーンや木目を活かした家具を取り入れれば、やわらかな温もりのある空間にすることが可能です。
またクッションやアートなどの小物使いで、イエローやブルーといった鮮やかな色をポイント使いするのも効果的。白を基調とすることで、差し色の魅力を引き出せます。
照明を工夫する
ホワイトインテリアの空間を心地よく演出するには、照明計画が重要です。全体を照らすメイン照明には青みがかった昼光色よりも、温かみのある昼白色の電球を取り入れると光の反射率を抑えられ、心地のよい空間へと仕上がります。
さらに、フロアライトや間接照明といったスポット照明を組み合わせれば、光の重なりが生まれ、落ち着きのあるおしゃれな空間にすることが可能です。
ホワイトインテリアにおすすめの配色3選
ホワイトインテリアは、組み合わせる色によってさまざまに表情を変えるところも魅力の1つ。
ここではおすすめの配色を3つご紹介します。
ホワイトとブラックの組み合わせ
人気の配色でもあるモノトーン配色は、互いの色を引き立て合う個性的な印象を生み出せます。ポイントはその配色率で、ホワイトインテリアに寄せるなら「ホワイト」をベースカラーとして取り入れましょう。
モノトーンはコントラストが強いことから、グレーなどの柔らかみのある色をはさむことで和らげることが可能です。
ホワイトとグレーの組み合わせ
上品で洗練された空間を目指すなら、ホワイトにグレーを組み合わせるコーディネートがおすすめです。光沢のある家具や鏡面仕上げのアイテムを取り入れることで洗練された印象に、またグレーの濃淡でグラデーションを作れば、柔らかな雰囲気となります。
モダン過ぎないナチュラルな空間づくりにはグレージュ(グレーとベージュの中間色)がよく馴染み、洗練されたなかにも温かみのある空間が完成します。
ホワイトとナチュラル色の組み合わせ
柔らかな雰囲気のインテリアには、ホワイトとナチュラルカラーの組み合わせが効果的です。淡い色味の木材や、ラタン、竹などの天然素材をアクセントとして取り入れ、ホワイトの清潔感を保ちながら温もりのある空間を作り出せます。
さらに観葉植物やお花をプラスすれば、より自然な癒し空間を演出できるでしょう。
ホワイトインテリアにおすすめしたいアイテムの特徴
ホワイトインテリアの空間を格上げするには、家具や素材にも注目してみましょう。
シンプルな脚のソファやチェア
スタイリッシュな印象をもたらすホワイトインテリアには、シンプルなデザインの脚付き家具がマッチします。すっきりとした細身のデザインにより、床との間にスペースが生まれ、軽やかな印象となり、空間に開放感をプラスできます。
素材にはブラックアイアンやシルバーのものを選べば、モダンな雰囲気に仕上げることも可能です。
素材感あふれる小物
ホワイトインテリアを印象的な空間にするなら、多彩な質感の小物使いがポイントです。メタリックな輝きのシルバーアイテム、透明感のあるクリスタルやガラス、つややかな磁器、大理石柄のインテリアなど、素材感にこだわってみましょう。
ウールやリネンといった季節感を体感できる素材も取り入れることで、より豊かな表情を加えられます。
大理石柄の家具
ホワイトインテリアに高級感をもたせるなら、大理石柄の家具を取り入れましょう。本物の大理石を取り入れると、より素材感が際立ち高級感が増します。
大理石柄はトレーやサイドテーブルに採用するのもおすすめですが、ローテーブルやサイドテーブルに取り入れることで、空間に上質な雰囲気をプラスできます。
《場所別》ホワイトインテリアのアイデア集
白を基調とした空間づくりは、部屋の用途によってさまざまなアレンジが可能です。
それでは、各部屋別のホワイトインテリアの実例とポイントをご紹介していきましょう。
1:リビング
ホワイトインテリアを取り入れたリビングは、シンプルながらも洗練された空間を実現することが可能です。壁紙や窓まわりアイテム、ソファ、ローテーブル、テレビボードなど、ベースカラーやメインカラーに白を取り入れることで、開放感のある上質な空間が生まれます。
アクセントにはグレーやベージュなどの淡い色味を取り入れれば、落ち着きのある居心地のよい雰囲気に。また、無機質になりがちな真っ白な空間に観葉植物を飾って、空間に彩りと温かみをプラスすることもポイントです。
窓まわりアイテムには遮光性の高い生地を選び、まぶしさを調整しながらプライバシーを確保しましょう。白のバーチカルブラインドならモダンでスタイリッシュな窓辺となり、縦長効果で空間を高く見せられます。
2:ベッドルーム
ホワイトインテリアは、安らぎを大切にするベッドルームにおすすめのインテリアスタイルです。今回の実例では、白とピンクを組み合わせてフェミニンな印象を作り上げています。
ベッドファブリックは白を基調に、ライトピンクのアクセントを効かせて優美な印象に。サイドチェストはアンティーク調で、取っ手のデザインが特徴的なものを選んでクラシカルな要素を加えています。
お部屋を印象付ける窓辺は、白い装飾レールを主役級のアイテムとして採用。カーテンは裾に向かって花柄が広がる繊細なデザインを合わせることにより、柔らかな光の演出と高い装飾性が可能となります。
3:キッチン
清潔感が求められるキッチンにも、ホワイトインテリアはおすすめのカラーです。この実例ではモダンでスタイリッシュなキッチンを採用し、天板は傷つきにくい人工大理石にすることで、美しさと機能性を両立させています。
アクセントウォールには落ち着いたグレーを採用し、ブラックの家電と白のシャープなコントラストを効果的に和らげたキッチンです。
窓まわりにはシアーカーテンを使用し、柔らかな光を室内に届けつつ、程よい透け感で視線もカット。またカーテンレールは天井に取り付ける「天井付け」によって、すっきりとした印象を実現しています。
4:バス・トイレ
バスルームやトイレは、清潔さが感じられる空間を実現するホワイトインテリアが理想的です。シックな配色でホテルライクな落ち着きのある空間も人気ですが、明るくさわやかな印象を与えるホワイトインテリアも高い需要があります。
実例では、白のブラインドでスタイリッシュな印象のバスを実現。また、空間が限られているトイレにも白を取り入れれば、視覚的な広がりが演出できます。
バスルームに窓まわりアイテムを取り入れる場合は、耐水性に優れた浴室用のブラインドやロールスクリーンを設置しましょう。バスルームもトイレも、とくに高いプライバシー性を必要とする場所のため、窓まわりへの対策は欠かせません。
5:収納
生活感が出やすく、さまざまな生活雑貨で溢れやすいランドリールームや洗面台も、ホワイトインテリアを中心に整理すれば、おしゃれに収納が可能です。この実例では、白のタイル壁と収納家具で清潔感のある空間を実現しています。
ブラックアイアン調の洗濯干しは、白い空間のアクセントとして映えるだけでなく、高い機能性を兼ね備えた存在です。洗濯物を干さないときは「吊り下げる収納」にもなるため、汎用性の高いアイテムともいえるでしょう。
全てをホワイトカラーの収納でまとめるよりも、アクセントカラーを取り入れつつ木製のオープン棚や小物使いで温かみのあるナチュラルカラーをプラスすることで、より居心地のよい空間に仕上がります。
おしゃれな部屋づくりをするならトーソー
ホワイトインテリアの魅力をより一層引き立てるには、窓まわりアイテムにもこだわってみましょう。トーソーでは、デザイン性と機能性を兼ね備え、さまざまな空間に対応する窓まわりアイテムを豊富にラインナップしています。
ホワイトカラーのカーテンレールや装飾レール、ブラインド、ロールスクリーン、バーチカルブラインドなどを取り入れることで窓辺がお部屋のアクセントになり、空間をより魅力的に演出します。
ホワイトインテリアの魅力をさらに際立たせるトーソーのアイテムをぜひチェックしてみてください。
まとめ
ホワイトインテリアは、清潔感と開放感を兼ね備えた魅力的なインテリアスタイルです。白一色で揃えるのではなく、オフホワイトやアイボリーなど微妙な色の違いをいかしたり、ブラックやグレー、ナチュラル素材をアクセントとして取り入れたりすることで、より心地よい空間になります。
壁や家具、窓まわりアイテムなど、まずは取り入れやすいところからホワイトインテリアを始めてみてはいかがでしょうか。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。


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