コーディネーターが注目する!ロールスクリーン(ブラインド)の魅力

コーディネート

グレージュカラーの魅力と内装トレンドの変化

 

近年、インテリアのトレンドはクールでシャープなデザインから、シンプルでナチュラルな空間に変化しつつあります。その中でも特に注目されているのが、「グレージュカラー」です。

 

グレージュは、グレーの落ち着きとベージュの温かみを併せ持つ洗練された中間色で、どんな空間にも自然と溶け込み、上品な印象を与えます。

 

また、心の落ち着きを求める人々に好まれ、リラックスできる空間作りに多く取り入れられています。コロナ禍以降、自宅で過ごす時間が増えたことから、その需要はさらに高まっています。

 

インテリアのトレンドの変化に伴い、空間のなかで大きな面積を占める壁や床、カーテンなどのベースカラーも、落ち着いたトーンが好まれるようになりました。

 

特に壁紙は、色付きのベースクロスが人気を集めています。色付きといっても、ホワイト色と並べて初めて気づくような淡いトーンなので、明るく感じるクロスです。

真っ白なクロスに比べて温かみがあり、部屋全体に居心地の良さを感じさせてくれます。

 

グレージュや柔らかい色みのニュアンスカラーは、様々なインテリアスタイルと相性が良いのも特長です。

北欧風のインテリアに取り入れれば、温かみとシンプルさを両立した空間になりますし、定番のナチュラルなインテリアは木材や植物とのマッチし、優しく居心地のいい空間を演出してくれます。

 

コーディネーターの心をつかんだ、ロールスクリーン(ブラインド)の魅力

では、具体的にどのような点に惹かれたのかをお話します。

 

トーソーのロールスクリーンに注目する理由は、何といっても「コーディネートの幅を広げてくれる」ことです。

 

カーテンは、お部屋のコーディネートのなかでも最終段階で決めることが多いことから、家具や他のデザインに調和するアイテムを求めがちです。

 

そのため、お部屋の雰囲気を邪魔することなく、さりげなく個性をプラスしてくれる、そんなカーテンが理想と考えています。

トーソーでは、従来の定番スタイルのカーテンとも合わせやすく、壁紙になじむロールスクリーンやバーチカルブラインドのラインナップが充実しています。

 

メカ色ひとつをとっても、トーソーはスタンダードなホワイトやブラック以外にも提案していて、例えばグレージュのメカは、空間に溶け込むカラーで、人気の商品です。

 

 

淡い色の壁紙に合わせた場合、ホワイトのメカを使うと白さが際立ち、浮いてしまうと感じる場合がありますが、グレージュなら自然に馴染み、上品な印象を与えます。

トーソーが提案するグレージュは、グレーみを抑えたアイボリー系なので、どんなお部屋にも合わせやすいのも魅力です。

 

さらにおすすめしたいポイントが、控えめなデザインでありながら、質感にこだわった生地です。

 

お部屋のコーディネートをするうえで、窓の存在感を隠すことで、空間にシンプルで洗練された印象を与えるため、バーチカルブラインドやロールスクリーンは、生活感を抑えたい空間に最適なアイテムです。

 

しかしシンプルなデザインは、飽きが来にくいというメリットがある一方で、素材の質がデザインの印象を大きく左右します。

ほのかな光沢を感じたり、織り方の変化や微妙な色の濃淡によって奥行きのある表情のある、上質な素材を選ぶことで同じシンプルなデザインでも、ぐっと高級感が増します。そのため、素材選びが非常に重要になってきます。

 

トーソーのロールスクリーン「クラリッサ」は、カーテンのような豊かな表情を持つ生地を使用しており、ほのかな光沢と落ち着いたカラーがお部屋に温もりと深みを与えます。

 

例えば「クラリッサ」の「ミストグリーン」は霧がかかったような柔らかな色合いが特徴で、自然光を優しく拡散し、お部屋に穏やかな雰囲気をもたらします。

 

生活感を抑えながらも、上質な空間を演出したい方におすすめです。
また、シンプルな空間に限らず、様々なスタイルにマッチするラインナップの豊富さも魅力のひとつ。

 

例えば、インダストリアル系の空間では、ウッドブラインドが人気ですが、サイズが大きくなると空間のなかで木の印象が強いと感じることもあります。

 

そんな時、トーソーのバーチカルブラインド「ストネ」の石目柄は、新たな選択肢となります。

 

「ストネ」は、石の質感と奥行きを表現したジャガード織りが印象的なデザインです。グレーやベージュなど、落ち着いた色味が揃っており、どんなお部屋にも合わせやすいのが魅力です。

 

例えば、黒色のスチール製の家具と組み合わせて使うと、よりインダストリアルな雰囲気を演出できます。

 

コーディネーターの声から生まれた、壁紙に馴染むブラインドの秘密

「メカは白か黒」という定番のイメージが強かった私にとって、グレージュという新しい色の提案は目から鱗でした。

 

実は、このグレージュカラーのメカの誕生には、お客様の声が大きく影響しています。

 

「ロールスクリーンは壁紙に合わせたい」というお客様からのご要望をきっかけに、トーソーでは様々なカラーを検討しました。当初はグレーも候補に上がっていましたが、壁紙との調和をより高めるため、グレージュという新しい色合いを生み出すことに。

 

壁紙メーカーから直接壁紙を取り寄せ、質感、カラーともに何度も試行錯誤を繰り返して開発されたこの製品は、壁紙との調和を追求しました。

 

このこだわりや開発された背景を知り、さらにトーソーの製品に魅力を感じるようになりました。

 

 

実際、グレージュを採用するかどうかは、最後まで悩んでいた点だったそうですが、モノづくりに込められたこだわりを知ることで、製品への愛着が自然と増していったのも、私がトーソーに注目する理由のひとつです。

 

 

インテリアを引き立てる、トーソーのロールスクリーン(ブラインド)

 

お部屋のコーディネートは、一つ一つの要素が複雑に絡み合うパズルのようです。

 

特にカーテン選びは、最終的に空間全体のバランスを整える重要なステップ。
しかし、理想的なカーテンを見つけるのは容易ではありません。

 

たくさんのアイデアを詰め込んだ空間に、しっくりと馴染むカーテンを見つけるのは、簡単ではありません。実際に、カーテン選びは苦手としているコーディネーターの話も珍しくないほどです。

 

トーソーのロールスクリーンは、壁紙やカーテン、インテリアとの調和を大切にし、幅広いインテリアスタイルに合わせやすいのが魅力です。

 

また、素材感にもこだわり、上質な空間を叶えるきっかけになります。

 

ぜひ、あなたのお部屋にピッタリなアイテムを見つけてみてください。

WRITER 編集者情報

櫻井あつこ

二級建築士、インテリアコーディネーター、空間デザイン心理士®の資格を持つフリーランス。住宅から病院、福祉施設まで幅広い空間デザインの経験があり「住まいが変われば人生が変わる」をモットーに、理想の暮らしを提案しています。

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