おしゃれに部屋を模様替えするコツとおすすめのレイアウト事例をご紹介!

模様替えとは?
模様替えはお部屋の雰囲気を一新するために行う、インテリアのレイアウト変更や装飾の工夫を指します。模様替えの方法は、手軽にできるものから本格的なものまでさまざま。
家具の配置を見直したり、カーテンやラグなどのインテリアアイテムを取り換えたりすることで、新鮮な空間作りが可能です。また、壁紙の張替えやアクセントクロスの追加なども「模様替え」に含まれます。
ただし、間取りの変更や設備の改修を伴う工事は、リフォームやリノベーションとして区別されることが特徴です。
模様替えにはどんなメリットがある?
模様替えは目的をもつとスムーズに進み、どの範囲まで行うかが明確になります。
ここでは、模様替えを行うと得られるメリットについて考えてみましょう。
気分転換になる
お部屋の模様替えは、心理面に大きな影響を与え、心が自然とリフレッシュされます。気分転換には、とくにカラーコーディネートの刷新が効果的です。
明るいトーンのインテリアアイテムや壁紙への変更は、気持ちが上向きになり、モチベーションアップにつながるといわれています。
普段行き届かない箇所の掃除ができる
家具のレイアウトを見直すことで、普段は手が届かない場所の大掃除が同時に行えます。長年同じ場所に置かれていた家具の裏や、大きなインテリアアイテムの下などは、意外なほどにホコリが溜まっているもの。
模様替えのタイミングを活かし、普段お掃除がしにくかった場所も丁寧に掃除を行い、清潔で快適な空間にしましょう。
日差しの調整ができる
日差しの角度や強さは、季節によって変化します。それに合わせ、インテリアの配置を見直すことは長く家具を愛用するためにも大切にしたいポイントです。
例えば、窓から差し込む光は、家具やカーペットの変色を引き起こす可能性があり、特定の箇所への長期的な日光の集中は避けたいもの。また、テレビやパソコンなどの視聴に支障が出ないよう、光の入り具合を考慮したレイアウトにすることで、快適な住空間を実現できます。
模様替えの前に意識すること
お部屋を模様替えする前に、次の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 部屋の理想像をイメージしておく
- 生活動線を意識する
- 配色にこだわる
事前に意識しておくと、理想的な空間作りがスムーズに進みます。
部屋の理想像をイメージしておく
お部屋のコーディネートを始める前に、目指したいインテリアスタイルを具体的に思い描くことが大切です。インテリアスタイルにもさまざまにあり、北欧風、モダン、ナチュラル、ホテルライク、ジャパンディ、西海岸風など、まずは自分のモチベーションアップにつながるような雰囲気を把握しましょう。
SNSや雑誌などで気になるスタイルがあれば、よりイメージを固められます。お部屋の理想像をイメージできたら、配色や家具のレイアウト、小物などを決めていきましょう。
生活動線を意識する
日常生活において、「スムーズな生活動線」は快適に過ごすために欠かせない要素です。とくに、忙しい時間帯の動線や家事動線は慎重に検討することがおすすめ。
通路となる部分は、最低60cm以上の幅を確保し、家族が自然に行き来できる空間作りを心がけ、収納アイテムの開閉スペースにも配慮しましょう。
配色にこだわる
お部屋の配色には、プロのインテリアコーディネーターが実践する「70:25:5」という黄金比率を参考にすると、まとまりのある空間が作りやすくなります。
ベースカラー | メインカラー | アクセントカラー |
---|---|---|
70% | 25% | 5% |
床・壁・天井 | カーテン・大型家具・ラグ | クッション・照明器具・小物 |
ベースカラーは落ち着いた色を選び、メインカラーで空間を彩り、アクセントカラーでアクセントをプラス。お好みのカラーを組み合わせて、自分らしい心地よい空間を演出しましょう。
簡単に模様替えできるポイント4選!!
模様替えを手軽に行うポイントは次の4つがあります。
①:家具の配置
②:雑貨や小物、インテリア
③:家具の素材を変える
④:照明
各ポイントを抑え、簡単に模様替えを実践しましょう。
ポイント①:家具の配置
家具の配置変更は、お部屋の印象を大きく変えるのに効果的な方法です。お部屋の広さに関わらず、「視線の抜け感」を意識したレイアウトがポイントとなります。
入り口から室内を見渡したときの見通しを確保するため、背の高い家具は中央を避け、壁際に寄せる配置がおすすめです。またソファやベッドなどの大型家具同様に、部屋の角や壁際に配置すると空間を有効活用でき、自然な動線が生まれます。
ポイント②:雑貨や小物、インテリア
模様替えで手軽な方法ともいえるのが、季節感や気分に合わせたインテリア小物の追加や変更です。オープンシェルフに観葉植物や好みのアイテムを飾ったり、アートや写真を入れ替えたりするだけで、お部屋の雰囲気を驚くほど変えられます。
また、季節感のある模様替えを行うときは、クッションカバーやラグなどのファブリックアイテムを季節に合わせて変更すると、手軽に空間のイメージチェンジができます。
ポイント③:家具の素材を変える
お部屋全体の質感を変えるなら、家具の素材に注目してみましょう。木目の温かみのある家具は落ち着いた雰囲気を、一方でスチールやガラスを取り入れたアイテムはモダンな印象を空間に表現することが可能です。
家具の素材を変えることが難しい場合は、ソファのカバーやテーブルマットなどの着せ替え可能なアイテムを活用すると、手軽に模様替えを楽しめます。
ポイント④:照明
照明は、快適な生活を送るために欠かせないアイテムです。照明の工夫次第でお部屋は大きく変わるため、上手に活用するとおしゃれなお部屋が完成します。
例として、必要な明かりの天井照明に加え、スタンドライトや間接照明を組み合わせれば、明るさ調整が柔軟に行えます。
また温かみのある電球色と白色を使い分けたり、スポットライトで特定の空間を当てたりする方法も、時間や用途に合わせて使用でき、照明自体をインテリアの一部とすることが可能です。
部屋をおしゃれに模様替えするコツ
お部屋をおしゃれに模様替えするなら、次の5つのコツを意識すると失敗なくコーディネートが行えます。
- 家具・インテリアの素材に統一感を持たせる
- 空きスペースの活用
- 視界を確保する
- メリハリのある家具配置を意識する
- 生活感をなくす
アップデートしたおしゃれな空間を目指して、模様替えを進めていきましょう。
家具・インテリアの素材に統一感を持たせる
空間の質感を高めるには、家具やインテリアアイテムの素材感を意識的にコーディネートすることがポイントです。木目調の家具は、シリーズや色味を揃えることで空間の質がランクアップします。
またファブリック類は同色系や同じ素材感のものを選ぶことで、まとまりのある居心地の良い空間を実現できるでしょう。カーテンも素材感を合わせて設置すると、窓まわりから統一感のあるコーディネートが実現できます。
気に入ったアイテムを並べるよりも、まずは「統一感」を大切にして、空間のまとまりを意識することが大切です。
空きスペースの活用
使い切れていないスペースの活用は、限られた空間を最大限に活かせる方法です。デッドスペースになりがちな場所はベッド下や壁面が多く、それぞれ収納スペースとディスプレイスペースに活用することが可能です。
また収納ボックスやバスケットをおしゃれなデザインにすれば、収納スペースをインテリアのアクセントとして置くこともできます。
空きやすいスペースを有効活用して、機能的でおしゃれな空間づくりを実現しましょう。
視界を確保する
お部屋の見通しが悪い部屋は空間を狭く見せてしまうため、開放感を重視して視界を確保できる家具の配置がおすすめです。
前述した背の高い家具は壁際に寄せる方法のほか、窓際には光を遮らないよう、低めの家具を選んで自然光を取り入れやすくします。
通路には十分な幅を確保し、スムーズな動線を作りましょう。ソファを置く場合はできるだけ低めのローソファーを取り入れるなど、家具の背の高さにも意識を向けてみると、今後の模様替えもスムーズに行えます。
メリハリのある家具配置を意識する
お部屋に魅力的な表情をつけるためには、フォーカルポイントを意識した家具配置が効果的です。フォーカルポイントは、部屋に入ったときに自然と目が向かう空間の主役となる場所です。
例えば、お気に入りのソファと観葉植物を組み合わせたくつろぎのコーナーや、アートを飾った壁面とサイドテーブルの組み合わせで、印象的な空間を作ることができます。
また、家具の高さに変化をつけることで空間にリズムが生まれ、平面になりがちな空間に奥行きと立体感を表現することが可能です。
生活感をなくす
日用品や生活用品は日常的に使用するものが多い反面、生活感が出てしまうアイテムです。そこで「見せる収納」と「隠す収納」を収納ボックスやバスケットを活用して、生活感のない収納を実現しましょう。
タオルや寝具類は、デザイン性の高い収納ボックスに美しく畳んで収めれば、インテリアの一部として活用できます。一方、掃除用具や洗濯用品などは目立たない場所にすっきりと隠しましょう。
コード類は配線をまとめ、家電製品はできるだけ目立たない配置にすると、生活感を抑えられた上質な雰囲気を演出できます。
部屋を広く見せる工夫をする
空間を広く見せるためには、色使いと家具の配置が重要なポイントです。壁や床には明るめの色を選び、大型家具は同系色でまとめることで、空間の広がりが感じられます。また鏡やガラス素材は、光の反射により空間を広く感じさせる効果が期待できるでしょう。
窓まわりのコーディネートは、縦長のバーチカルブラインドを設置すれば天井が高く見え、ロールスクリーンを採用することで窓辺がすっきりと片付きます。空間を高く見せたいときは、窓枠より高い位置にカーテンを設置するのもおすすめです。
おしゃれな窓まわりをつくるなら、トーソー
お部屋の模様替えはリフォームとは違い、小物アイテムや家具の配置変更だけで簡単に行える方法です。お部屋の雰囲気を一新したいときは、大掛かりな壁紙の張り替えよりも、カーテンやブラインドの交換なら、手軽に空間の印象を変えられます。
窓まわりアイテムを取り扱うトーソーでは、豊富なインテリアスタイルに馴染むブラインドやロールスクリーン、バーチカルブラインドなど、多種多様なタイプをご用意しております。すっきりとした印象、繊細な光の表現、空間を広く見せるといった演出も可能な機能性の高いアイテムを取り入れ、窓辺から模様替えを始めてみましょう。
まとめ
お部屋の模様替えは、家具の配置や素材感の統一、視界の確保、照明の工夫など、さまざまな要素を意識することで、より快適でおしゃれな空間が生まれます。空間のイメージを変えることで、気持ちもリフレッシュされ、新たな生活スタイルを楽しむきっかけにもなるでしょう。
また窓まわりアイテムを活用して、光の調整や空間演出でお部屋の表情を印象的に変えることも可能です。スムーズな動線や整理整頓にも配慮しながら、自分らしい心地よい空間づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。


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