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かわいい民藝 Vol.06 湯町窯エッグベーカー

イギリスと島根の不思議な
結びつきに思いを馳せつつ、
今日もおいしくてかわいい卵を
いただきます!

突然ですが、卵って食材の中でかなり〝かわいいランク〞上位に入るのではないかと勝手に思っています。ちなみにフランス語で卵は「oeuf」。「ウフ」ですって! これはもう、約束されたかわいらしさと言えるでしょう。
そんな卵を調理するのにふさわしい、かわいい民藝品が島根県にあります。その名もエッグベーカー。卵を割り入れて直火にかけ数分、半熟になったらそのまま食卓に出せる便利な器。卵のように丸みのあるフォルムが親しみやすく、この地域に伝わる布志名焼のガレナ釉の黄色も食欲をそそります。
ちょっと洋風のデザインは、柳宗悦らとともに日本の民藝に大きな影響を与えたイギリスの陶芸家、バーナード・リーチの指導によるもの。布志名焼の窯元、湯町窯でつくられています。イギリスと島根の不思議な結びつきに思いを馳せつつ、今日もおいしくてかわいい卵をいただきます!


器の底にある、スリップ(化粧土)を垂らして文様を描くスリップウェアの手法もイギリスから伝わったもの。「湯町窯のエッグベーカー」(小)4,620円(税込)(大)4,950円(税込)/monsen
https://www.monsen.jp/

La Finestra Vol.26より転載

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