ロールスクリーンに防音効果はある?防音性を高める方法を紹介

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ロールスクリーンで防音対策をしたいけれど、どの程度の効果があるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

 

結論として、ロールスクリーン単体では高い遮音性は見込めませんが、取り付け方や生地選び、ほかのアイテムとの併用で防音性を高められます。

 

今回は、防音性を上げる4つの工夫やお悩み別の対策、取り付け方法まで解説します。

ロールスクリーンに高い防音性を求めるのは難しい

ロールスクリーンはその構造上、窓枠との間にすき間が生じやすく、高い防音効果は期待できません。

 

また、音の振動は壁や床からも伝わるため、ロールスクリーン1枚での完全な遮音は難しいでしょう。ただし、取り付け方や生地選びの工夫、ほかの防音対策を講じることで防音性を高めることは可能です。

 

ロールスクリーンとカーテン、防音性が高いのはどっち?

防音性では、カーテンのほうが優れています。両者の構造の違いから、遮音性能を比較してみましょう。

 

項目 ロールスクリーン カーテン
隙間の少なさ 構造上、左右や下部に隙間ができやすい 窓全体を覆いやすく、隙間を減らしやすい
生地の厚みと層 1枚のフラットな生地のため、空気層ができない ヒダがあり、生地が重なることで空気層ができる
防音機能表示のある製品 製品のラインナップは少ない 防音特化型の特殊コーティング製品が豊富

 

カーテンは窓枠の周りをすっぽりと覆うリターン仕様を採用することで、さらに隙間をなくす仕組みをつくれます。対してロールスクリーンはフラットな1枚布であり、どうしても壁や窓との間に空間が生まれてしまいます。

 

ロールスクリーンの防音性を高める4つの方法

ロールスクリーンは、取り付け方や生地の選び方を意識するだけで防音性を高められます。ここでは、4つの工夫を見ていきましょう。

 

隙間がない正面付けで取り付ける

ロールスクリーンの取り付け方は、窓との隙間を埋められる「正面付け」がおすすめです。正面付けは窓枠を覆うように壁面へ設置する方法で、窓枠内に収める天井付けよりもすき間が少なくなります。

 

さらに、窓枠よりも幅・丈ともに大きめのサイズでオーダーすると、光と音の漏れを同時に軽減できるでしょう。

 

防音効果が数字で記載されているものを選ぶ

製品を選ぶときは、遮音性能が具体的な数値(dB:デシベル)で示されているものを優先しましょう。数値が明記されている製品は、メーカーが試験を行って効果を確認しているため、信頼性が高いと判断できます。

 

たとえば、10dBの遮音効果がある製品であれば、体感上は騒音がおよそ半分に感じられます。購入前にカタログや商品ページで数値をチェックし、防音効果を確認してみてください。

 

生地が厚いものを選ぶ

ロールスクリーンの防音性は生地の厚みによっても変わり、効果を高めるなら厚手の生地を選ぶのがおすすめです。

 

特に、遮光等級が高い生地ほど厚い傾向にあるので、防音を意識するなら完全遮光や1級遮光の生地を選ぶとよいでしょう。遮熱加工や撥水加工が施されたタイプも、一般的に厚めに仕上げられています。

 

防音性があるほかのアイテムを活用する

ロールスクリーンだけに防音を頼らず、ほかの製品を組み合わせるのも効果的な方法です。

 

  • 防音カーテン:
    ロールスクリーンと二重にすることで遮音層が増える
  • ハニカムスクリーン:
    六角形のセル構造が空気層をつくり、音の伝わりを抑える
  • 防音カーペット・防音マット:
    床からの振動音対策に適している
  • 雨戸・シャッター:
    外部からの騒音を窓の外側でブロックする

 

窓まわりだけでなく壁や床の対策も合わせて行うと、部屋全体の遮音性能が向上します。

 

お悩み別に防音性を上げる方法を解説

防音したい場面や状況はさまざまです。よくあるお悩みごとに、対策をご紹介します。

 

音を気にせず眠りたい

寝室の窓まわりに取り入れたいのが、ハニカムスクリーンです。独自のハチの巣状の構造が生地の内側に空気の層をつくり、外の騒音が室内に伝わるのを和らげてくれます。

 

断熱性にも優れているため、冬は冷気をブロックしながら静かな睡眠環境を整えられるのがメリットです。

 

ロールスクリーンと併用すれば、インテリアのすっきり感を保ちながら遮音性と断熱性の両方を補えるでしょう。

 

家で映画を楽しみたい

ホームシアターを満喫するなら、遮光性の高いカーテンとの併用がおすすめです。遮光1級のカーテンを窓側に、ロールスクリーンを室内側にセットすると、光と音の両方をコントロールしやすくなります。

 

また、白い遮光ロールスクリーンをプロジェクターの投影スクリーンとして活用する方法もあります。映像を楽しむ用途と遮音対策を同時に叶えられるので、映画好きの方には一石二鳥のスタイルです。

 

赤ちゃんや小さい子どもがいる

小さなお子さんのいるご家庭では、外からの音で昼寝を妨げられたり、子どもの声が近隣に響いたりと、双方向の音漏れが気になるもの。

 

この場合は、防音カーテンとの組み合わせを試してみてください。防音カーテンは生地が複数層になっており、音の反射・吸収に優れた設計が施されています。

 

ロールスクリーンと合わせて二重にすれば、1枚だけの場合よりも遮音効果は高まるでしょう。

 

防音性を高めるロールスクリーンの取り付け方法

ロールスクリーンの取り付けは、手順さえわかればDIY初心者でも挑戦しやすい作業です。ここでは4つの方法を紹介します。

 

それぞれの特徴を把握したうえで、自宅に合った方法を選んでみてください。

 

関連記事:ロールスクリーンの取り付け方法を専門メーカーが画像付きで解説!【全4方法】

 

1.天井付け

天井付けは、窓枠の内側上部にブラケット(取付金具)をビスで固定し、本体をはめ込む方法です。窓枠内にスクリーンが収まるため、家具への干渉がなく、キッチンなど物が多い場所にも向いています。

 

ただし、構造上窓枠とスクリーンの間に隙間ができやすいため、防音性を重視する場合には不向きです。

 

【取り付け手順】

  1. 窓枠の内側の寸法を正確に測る
  2. 窓枠の上部にブラケットをビスで固定する
  3. ロールスクリーン本体をブラケットにカチッと音がするまではめ込む

 

2.正面付け

正面付けは、窓枠の外側にブラケットを固定し、窓全体を覆うように設置する方法です。

 

窓をすっぽり覆えるため音漏れだけでなく、遮光性を高める効果もあります。

 

【取り付け手順】

  1. 窓枠の上部にブラケットの位置を決め、下地のある場所に印をつける
  2. ドライバーでブラケットをビス固定する
  3. 天井付けと同様にフレームを引っ掛けて押し込み、固定を確認する

 

3.カーテンレール付け

賃貸住宅など壁に穴を開けられない場合は、既存のカーテンレールを活用する方法を検討してみましょう。

 

防音性を意識するなら、生地を大きめにオーダーしてすき間を減らす工夫が必要です。

 

【取り付け手順】

  1. カーテンレールのキャップを外し、ランナーをすべて抜き取る
  2. レール取付専用金具をブラケットに仮止めし、レールの端から差し込んで位置を決める
  3. ブラケットを本締めし、ロールスクリーン本体をはめ込む

 

4.つっぱり式

ビスも工具も不要で、突っ張る力だけで固定できるもっとも手軽な方法です。小窓や階段の間仕切りに向いていますが、大きな窓や表面がざらざらした壁面には適しません。

 

構造上すき間ができやすいため、防音性を補いたい場合は厚手の遮光生地を選ぶか、防音カーテンとの二重使いがおすすめです。

 

【取り付け手順】

  1. 取り付けたい場所の幅に合わせてロールスクリーンを伸ばし、左右の壁に押し当てる
  2. 端のダイヤルを回して張力をかけ、しっかり固定する
  3. ぐらつきがないことを確認して設置完了

 

窓まわりアイテムをお探しならトーソー

外からの騒音を和らげたい、室内の生活音が漏れるのを抑えたいなど、窓まわりの防音対策は住まいの快適さに影響します。ロールスクリーンの取り付け方や生地選びに加え、ハニカムスクリーンや防音カーテンとの組み合わせを工夫することで、静かな暮らしに一歩近づけます。

 

トーソーでは、遮光・遮熱といった機能を備えたロールスクリーンのほか、空気層で音の伝わりを抑えるハニカムスクリーンなど、防音対策にも活用できる窓まわり製品を幅広く取り揃えています。

 

空間の印象を決定づける窓まわりアイテムを、豊富なラインナップの中からお選びください。

 

まとめ

ロールスクリーンは構造上すき間が生じやすく、単体での防音には限界があります。遮音性を高めるには、すき間の少ない正面付けを選ぶこと、遮光等級の高い厚手生地を選ぶこと、そして防音カーテンやハニカムスクリーンとの併用がポイントです。

 

お悩みやライフスタイルに合わせて窓まわりのアイテムを組み合わせ、快適な住環境づくりに役立ててみてください。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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