調光ロールスクリーンとは?メリット・デメリットやおすすめ商品をご紹介
調光ロールスクリーンとは?仕組みについて
調光ロールスクリーンは、光を通すレースのシースルー生地と、光を通しにくい不透明生地がボーダー模様に並んだロールスクリーンを指します。ロールスクリーンと同様の操作性で前後のスクリーンを重ねることにより、外からの視線をコントロールしながらも室内の明るさを調整できます。
一般的なロールスクリーンは調光ができない窓まわりアイテムですが、調光ロールスクリーンはフラットですっきりとした印象を保ちながらも、ブラインドのように光の量を調整できる点が大きな特長です。
調光ロールスクリーンにするメリット
窓辺に調光ロールスクリーンを設置することによって、生活にどのような快適性が生まれるのでしょうか?
ここでは、調光ロールスクリーンにするメリット3つをご紹介します。
日差しをコントロールしやすい
調光ロールスクリーンは、前後の異なる生地の重なりを調整することで日差しをコントロールします。ロールスクリーンよりも調光が行いやすく、場面に合った使い方ができる点も大きな魅力です。
日差しを入れたくないときは全閉し、少し取り込みたいときはスクリーンを下ろしたままで細かい調光が可能です。景色を楽しみながら日差しを調節したい場合にも、スクリーンを半分まで下げ、上部で採光を行うなど、さまざまなニーズに応えられます。
目隠しをしたまま風通しや日差しを確保できる
調光ロールスクリーンは下まで締め切りながらも、光と風を取り入れられるアイテムです。やわらかな光をお部屋に入れながら外の景色を楽しんだり、プライバシー性を重視しながら採光も確保できたりと、ロールスクリーンとブラインドのメリットを詰めこんだ窓まわりといえます。
また開閉が簡単なので、頻繁に出入りする掃き出し窓にもおすすめ。全開にしてもブラインドのようにたたみ幅が気になることなく、すっきりとおさまります。
スタイリッシュでおしゃれな雰囲気にできる
ロールスクリーンはフラットな形状で、インテリアやお部屋の雰囲気にすっと馴染み、スタイリッシュに演出できます。カーテンのヒダがない分、壁と同じ色であればシームレスに、柄や印象的な色であれば絵画のようにすることも可能です。
また、調光ロールスクリーンはやわらかな光を通すボーダー模様のアイテムなので、空間にあたたかさや親しみをプラスしてくれるでしょう。
調光ロールスクリーンにするデメリット
メリットがたくさんある調光ロールスクリーンですが、デメリットももちろんあります。
対策を講じられるデメリットもあるので、ひとつずつ確認していきましょう。
夜は透けて見えやすい
調光ロールスクリーンは、夜にシースルー生地同士を重ね合わせた状態だと、室内が外から丸見えになってしまいます。これはカーテンのレース生地と同様です。
光を通しにくい不透明生地できっちりと閉めれば、外から透けて見えてしまうという事態は避けられるので、昼間に調光を行った際は閉め忘れがないよう気をつけましょう。
ボーダー柄をきっちり合わせるのがむずかしいという方には、カーテンとの併用もおすすめです。ロールスクリーンのスタイリッシュな印象にやわらかなカーテンをプラスすると、プライバシー性が向上し、安心感ももてるでしょう。
チェーンが絡まる危険性がある
ブラインドやロールスクリーンのように、上下に開閉するタイプの窓まわりアイテムはチェーンやコードに十分な注意をはらう必要があります。コードが子どもの首に絡まってしまい、大きな事故につながったケースもあるため、必ず相応の対策を講じましょう。
対策には次のようなものがあります。
- コードクリップで高いところに留める
- 一定の荷重がかかるとつなぎ目やプーリー部分が外れるチェーン
子どもの手に触れないように設置することを前提に、万が一引っかかってしまったらコードやチェーンのつなぎ目が外れるようなセーフティーアイテムをご活用ください。
トーソーではお子さまの安全に配慮したセーフティーアイテムをご用意しています。
洗濯ができない・こまめな掃除が必要
調光ロールスクリーンは、その構造により洗濯ができません。設置場所がキッチンや脱衣場・洗面所といった、油汚れ、ほこり、整髪剤がつきやすい環境下では、だんだんと汚れが目立ってくるかもしれません。
調光ロールスクリーンに行えるメンテナンス方法は、やわらかいハンディモップなどでほこりを払い落すことが基本です。とくにシースルー生地の網目のところにほこりがたまりやすいため、定期的な掃除を心がけましょう。
価格が高価になりやすい
シンプルな一枚のロールスクリーンに比べ、調光ロールスクリーンは価格が高くなる傾向にあります。トーソーのロールスクリーンと調光ロールスクリーンを例にとって価格を比較してみましょう。
▼コルトライン(W800×H800の場合)
タイプ | 価格(税込) |
---|---|
ロールスクリーン:コルト ウォッシャブル生地 | 18,480円 |
調光ロールスクリーン:コルトライン | 34,540円 |
※2024年7月現在
上記の比較から、調光ロールスクリーンはロールスクリーンのおよそ2倍の価格であることがわかります。これは生地を2重に使う調光ロールスクリーン独自の特殊な構造が要因です。
ただ、この仕組みにより調光ロールスクリーンはブラインドやロールスクリーンそれぞれの良い機能性を備え、より快適な窓辺を実現しています。予算やライフスタイルでのメリットなどを考慮し、設置を検討しましょう。
調光ロールスクリーンの取り付けは難しいの?
魅力と機能性がたくさん詰まった調光ロールスクリーンですが、DIYが苦手な方も取り付けられるのでしょうか?
結論からいうと、取り付けは難しくありません。工具が必要なことで少し気後れしてしまいますが、自分で取り付けを行うと業者に依頼する取り付け費用を節約できます。
まずは天井付けか正面付けかを選択し、指定場所にブラケットを取り付けます。しっかりと取り付けられたら、次は調光ロールスクリーンのセットバーをブラケットのフックに引っかけ、「カチッ」と音がするまで押し上げましょう。取り付けはこの手順のみで完了します。
賃貸であれば備え付けのカーテンレールを活用した「カーテンレール付け」で取り付けましょう。ネジ穴をあけることなく、スタイリッシュな調光ロールスクリーンを設置できます。
トーソーのYouTubeでわかりやすく設置方法をご紹介しているので、ぜひご覧ください。
動画:【取付け取外し方法】調光ロールスクリーン ビジックライト
おすすめの調光ロールスクリーン3選
ここからはトーソーのおすすめ調光ロールスクリーンを3つご紹介します。
お部屋の雰囲気に合う調光ロールスクリーンをぜひ見つけてみてください。
コルトライン
モノトーンからパステルカラーまで豊富なカラーラインナップをもつコルトライン。お部屋をポップで軽やかな印象に仕上げたいときや、落ち着いたアースカラーでまとめたいときなど、やさしい雰囲気に仕上げられる調光ロールスクリーンです。
高価になりがちな調光ロールスクリーンのなかでも、リーズナブルな価格帯を実現。複数の窓辺に統一感を持たせたり、気軽に調光ロールスクリーンを楽しんだりできます。
コルトラインの詳細はこちら。
JQクロス
ロールスクリーンの生地感を楽しみたいならJQクロスがおすすめです。クロス模様を織り柄で作り、ニュアンスカラーの落ち着いたデザインで窓辺を印象的に仕上げます。
立体的な織りが見せる独特な表情は上品で使いやすく、さまざまなインテリアに馴染むでしょう。カーテンともコーディネートしやすいので、併用を考えている方はぜひ合わせてみてください。
JQクロスの詳細はこちら。
ウッドルック
ウッドルックは天然の木肌を再現した調光ロールスクリーン。ナチュラルカラーが和室、北欧スタイルなど、幅広いインテリアシーンに馴染みます。ウッドブラインドのようなあたたかみがあるので、予算や取り付け条件などから断念した方にもおすすめ。
白木のような明るいカラーからウォールナットのような深みのあるカラーまでそろっているので、お好きなスタイルに合わせてお選びいただけます。
ウッドルックの詳細はこちら。
ロールスクリーンをお探しならトーソー
ロールスクリーンのシームレスですっきりとした印象と、ブラインドの優れた調光機能を持ち合わせる調光ロールスクリーンは、生活空間を快適にするのにぴったりな窓まわりアイテムです。
トーソーではご紹介したおすすめの調光ロールスクリーンのほかにも、花柄やダマスク柄のプリントで窓辺を華やかに彩る「フルール」や、通常の調光ロールスクリーンとは一味違うやわらかい風合いが魅力の「ラクーシュ」などをご用意しています。
オーダーやサイズに不安がある方はお気軽にご相談ください。
トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー
まとめ
調光ロールスクリーンは、外からの視線を遮りながらも、調光がスムーズに行える機能性の高さが魅力的です。一般的なロールスクリーンよりも高価ではありますが、それだけの快適性が生活にプラスされるため、価値に見合ったアイテムといえるでしょう。
チェーンやコードの事故が心配な方は、メーカーのセーフティーアイテムをチェックしてみてください。トーソーではお子さまがいるご家庭にも安心してロールスクリーンをご使用いただけるよう、さまざまなセーフティーアイテムを提供しています。
調光ロールスクリーンのメリット・デメリットをしっかりと考慮し、素敵な窓辺を実現してみてはいかがでしょうか。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。
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