木製カーテンレールのメリット・デメリット・対策を紹介

商品のこと

木製カーテンレールの5つのデメリット

 

木製カーテンレールには次の5つのデメリットがあります。

 

  • 湿気に強くない
  • 光漏れ防止や静音の機能を備えていないことが多い
  • 伸縮機能を備えていない
  • デザインが限られる
  • 重量が重い

 

各デメリットの内容と対策方法を詳しく解説します。

 

湿気に強くない

天然木を使用する木製カーテンレールは、高温多湿の環境下で収縮・膨張する性質があるため、レールにゆがみや反りが発生する可能性があります。

 

「湿気に弱い木製カーテンレールの変形を防ぐには、 エアコン・除湿機で室内の湿度を に保つことが効果的です。

 

もし、カーテンレールのリングが劣化した場合は、カーテンの落下の危険性もあるため早めに交換を行いましょう。

 

光漏れ防止や静音の機能を備えていないことが多い

木製カーテンレールは光漏れを軽減する機能や、開閉時の音を抑える静音ランナーの採用が難しい側面があります。とくに寝室で木製カーテンレールを使用したい方にとって、光漏れは大きなデメリットです。

 

光漏れを防ぐには、木製のカーテンボックスを使用する方法があります。上部だけでなくサイドの光漏れも軽減できるため、寝室にぴったりのカーテンレールです。また基本的に静音ランナーを搭載しているため、操作性も軽くカーテンの開閉音も低減され、快適に使用できるでしょう。

 

伸縮機能を備えていない

金属製のカーテンレールは伸縮機能を備えているタイプがありますが、木製カーテンレールは備えていないことがほとんどです。そのため、購入時にカーテンレールを窓幅にぴったり合わせる必要があったり、引っ越しの際にはレールの交換が必要になったりすることがあります。

 

購入時には正確に採寸を行い、家具への干渉や窓幅に対してレールが短すぎるといった問題が起きないように気を付けましょう。基本的にカーテンレールのカットは、メーカーや販売店が行います。採寸が心配という方は販売店で相談してみることもおすすめします。

 

デザインが限られる

 

木製カーテンレールはナチュラルな雰囲気を得意とする一方で、デザインのバリエーションが少ない傾向にあります。そのため、インダストリアルなインテリアには合わないなど、お部屋のスタイルが限られることも。

 

木製カーテンレールを取り付けるなら、その温かみをいかしたインテリアスタイルを心がけることが大切です。例えば、北欧スタイルやナチュラルテイストの空間では、むしろ木製レールの素材感がプラスに働きます。またカーテンの生地で変化をつけることで、デザインの単調さをカバーできるでしょう。

 

重量が重い

 

木製カーテンレールは、アルミやスチール製のレールと比較して重量があるため、取り付け時の作業負担が大きくなります。また壁面への負荷も増えるため、下地の強度確認はとくに欠かせません。

 

必ず下地センサーなどを使用して下地の位置を確認してから取り付けましょう。設置は付属部品のブラケットを使用し、説明書のとおり取り付けることで安全性を高められます。

 

木製カーテンレールの4つのメリット

木製カーテンレールには次の4つのメリットがあります。

 

  • 高級感がある
  • 他の木製の家具と相性がいい
  • 様々なスタイルに合わせやすい
  • 温もりや癒しを感じられる

 

各メリットを確認していきましょう。

 

高級感がある

 

木製カーテンレールの大きな魅力は、天然木の美しい木目や質感により上質な空間を演出できることです。金属製のカーテンレールでは表現できない温かみをリビングや寝室にもたらし、窓辺のコーディネートを存分に楽しめるメリットがあります。

 

他の木製の家具と相性がいい

 

木製カーテンレールと木製家具との相性は非常に良く、お部屋全体に一体感を生み出せます。

 

例えば、トーソーの「ノルディ25」は家具とのコーディネートを意識した木製カーテンレールです。アッシュ・オーク・チェリー・ウォールナットの家具の素材として人気の樹種に合わせた4色を展開し、どのような木製家具にも馴染む好相性を発揮します。

 

窓と空間につながりを持たせ、お部屋全体をワンランクアップさせたい場合は木の種類にもこだわってみましょう。

 

様々なスタイルに合わせやすい

 

木製カーテンレールはデザインが限られている一方で、北欧スタイルやナチュラルテイスト、和モダン、カントリー調など、幅広いインテリアスタイルに対応できます。とくに畳コーナーや和室との相性も良く、お部屋を素敵な和モダンスタイルにまとめ上げられます。

 

温もりや癒しを感じられる

 

天然木ならではの自然な風合いと柔らかな質感、温かみのある色合いは、金属製品では得られない心地よさをもたらし、見る人に安らぎを与えます。毎日目にするカーテンレールだからこそ、自然素材の優しさを暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

木製カーテンレールは自分で取り付けられる?

 

木製カーテンレールは次の注意点に気を付ければ自分で取り付けられます。

 

  • 取付位置の下地確認
  • 複数人での作業や業者への依頼

 

ブラケットで固定する木製カーテンレールは、下地への取り付けが必須です。下地以外へ設置するとカーテンレールの落下やクロスのはがれなど、さまざまな問題が発生する恐れがあるため注意しましょう。

 

また安全に取り付けるため、複数人での作業や業者へ依頼することがおすすめです。

 

カーテンレールの種類や選び方は?

カーテンレールにはレールの本数によって「シングル」と「ダブル」の2タイプがあります。

シングル 1本のカーテンレールのみ
ダブル 2本のカーテンレールがあり、レースカーテン・ドレープカーテンを設置可能

一般的にレースカーテンとドレープカーテンを併用する場合が多いため、ダブルレールが便利です。選定時は、窓のサイズやカーテンの重さ、インテリアスタイル、予算などを総合的に検討しましょう。

 

関連記事:カーテンレールの種類と選び方を解説!お部屋の雰囲気作りに役立てよう

 

カーテンレールのことなら、トーソー

空間を上質にする木製カーテンレールは、リビングや寝室をワンランク上の空間に演出します。とくに木製家具にこだわり、統一感を大切にしたいときは天然木を使用した木製カーテンレールが向いています。

 

トーソーでは環境に配慮した集成材の木製カーテンレールを複数展開しています。なかでも「ノルディ25」は家具との調和を考えた人気シリーズで、天然木の風合いを大切にしながらも耐久性を兼ね備えています。その他にもさまざまなタイプの木製カーテンレールをラインナップしているので、ぜひチェックしてみてください。

 

まとめ

木製カーテンレールは湿気に弱く、光漏れがあるなど複数のデメリットがある一方で、空間を上質に仕立てられる魅力的な窓まわりアイテムです。デメリットにしっかりと対策を講じ、木製カーテンレールを安全に、快適に使用しましょう。

自分での取り付けが不安な場合は、販売店や業者へ依頼するのもおすすめです。ぜひ木製カーテンレールならではの美しい木目や温かみのある質感をいかして、天然素材が織りなす豊かな暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
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