カーテンレールの取付費用目安は?費用を安く抑える方法や業者選びのコツを紹介

まどかけの話

カーテンレールを取り付ける方法と取付費用目安

 

カーテンレールの取り付けは、自分で行う方法と専門業者に依頼する方法があります。依頼できる専門業者は、主にホームセンター・インテリアショップ・リフォーム会社・カーテンレール取り付け事業者です。依頼先ごとに費用が異なるため、下表で目安を確認してみましょう。

 

依頼先 費用目安(※) メリット
ホームセンター 8,000円〜1万円 ・比較的安価

・レール購入とセットで依頼可能

インテリアショップ 5,500円〜1.5万円 ・デザイン性の高いレール選びができる

・コーディネートのアドバイスがもらえる

リフォーム会社 8,000円〜1.5万円 ・他のリフォームと一緒に依頼できる

・プロによる取付工事

カーテンレール取り付け事業者 7,000円〜2.0円 ・専門知識による確実な施工

・トラブル対応が迅速

※取付出張費+1か所分の取り付け費

窓1か所分の費用は、レールの種類や長さ、取付箇所の状態によっても変わるため、事前に取り付けたい窓の状態を詳しく伝えておくことがポイントです。

 

注意点は、カーテンレール購入前に自宅へ採寸にきてもらうと「採寸出張費」がかかる可能性があること。出張費は意外に高額なので、自分で測ったり一度で済むように業者へ相談したりして、できるだけコストを抑えることをおすすめします。

 

ホームセンターに依頼する

ホームセンターでは、カーテンレール購入の有料オプションとして取り付けサービスを提供しています。取付費用の目安は8,000円~1万円程度で、比較的リーズナブルな価格設定です。

 

取り付ける箇所が複数だとどうしても高額になるため、1か所あたりの費用も確認しておくと比較の際に役立ちます。

 

メリット

  • レールの購入と取り付けを同時に依頼できる
  • ある程度の価格相場が決まっていて安心
  • 店舗のポイントが得られる

 

デメリット

  • 取り付けられるレールの種類が限られる場合がある
  • カーテンレールとセットでのみ依頼できる

 

インテリアショップに依頼する

インテリアショップでカーテンレールを購入し、そのまま取り付けを依頼する方法もあります。インテリアショップでの購入は、カーテンとレールのコーディネートについてもアドバイスを受けられるのが魅力です。

 

取付費用の相場は5,500円〜1.5万円と幅がありますが、特殊なレールだと費用が高くなる傾向があります。窓1か所分の費用は、レールの種類や長さ、取付箇所の状態によっても変わるため、事前に取り付けたい窓の状態を詳しく伝えておきましょう。

 

メリット

  • レールの購入と取り付けを同時に依頼できる
  • 部屋全体のコーディネートについても相談できる
  • 豊富な種類から選べる

デメリット

  • 取付費用の目安が幅広く、比較したほうがよい場合がある
  • カーテンレールとセットでのみ依頼できる

リフォーム会社に依頼する

ほかのリフォーム工事と一緒にカーテンレールの取り付けを依頼する場合は、リフォーム会社を選ぶのがおすすめです。取付費用の相場は8,000円〜1.5万円程度ですが、他の工事と同時に行うことで効率化が図れます。

 

ただしカーテンレール取り付けのみの場合、会社によっては受け付けてくれないこともあるため、まずは対応可能かどうかを確認して依頼するのが安心です。

 

メリット

  • 部屋全体のコーディネートについても相談できる
  • プロによる高品質な工事が期待できる

 

デメリット

  • 会社によっては費用が高くなることもある
  • 小規模な工事だけでは引き受けてもらえないこともある

カーテンレール取り付け事業者に依頼する

カーテンレール取り付け事業者は、既存のカーテンレールを取り外し、新たに取り付ける作業なども依頼できます。取付費用はおおよそ7,000円〜2.0万円と、業者によって価格は異なります。

 

カーテンレール取り付けのみで依頼できるため、好きな店舗で購入できるのがうれしいメリットといえるでしょう。

 

メリット

  • カーテンレール取り付けのみで依頼できる
  • プロによる高品質な工事が期待できる
  • カーテン施工全般の依頼が可能

 

デメリット

  • 業者選びを慎重に行う必要がある
  • 域によっては出張費が高くなる場合がある

 

カーテンレール取り付け事業者を選ぶ際のポイント

 

カーテンレールの取り付け業者選びは、取付費用だけでなく仕上がりの品質に大きく影響します。次のポイントを参考に、自分に合った業者を選びましょう。

 

  • 料金体系が明確か
  • 施工実績と口コミをチェック
  • アフターサービスの内容
  • 対応可能な施工範囲
  • 予約から施工までのスピード

 

業者の比較をせず、1社のみに依頼をすると相場より高い料金を請求されたり、サービス内容が不十分だったりするリスクがあります。

 

できるだけ複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較検討しましょう。

 

カーテンレールの取付費用を抑えるコツ

 

カーテンレールの取付費用は、次のポイントを意識すれば通常よりも安く済ませられます。

 

  1. カーテンレール本体の費用を意識する
  2. 燃やすごみ・粗大ごみとして出す
  3. 口コミを確認する

 

口コミを確認すれば、業者の満足度や対応の質を把握しやすくなります。手間がかかる分施工後の満足度は高くなるので、ぜひ実施してみてください。

 

1.カーテンレール本体の費用を意識する

カーテンレールの取付費用を抑えるには、まずレール本体の価格に注目しましょう。

 

機能性レールよりも装飾レールのほうが高いことが多く、安い取付費用で設置するならシンプルな機能性重視のカーテンレールがおすすめ。本体価格を抑えられるだけでなく、取付工事がシンプルになるため取付費用を節約できます。

 

2.燃えないごみ・粗大ごみとして出す

古いカーテンレールを交換する場合、撤去した古いレールの処分費用も考慮が必要です。業者に処分を依頼すると別途費用がかかることがありますが、自治体のルールに従って適切に処分することで費用を節約できます。

 

新宿区の例では、カーテンレールは400円の処理手数料で粗大ごみとして回収してもらえます。ただし、210cm以下に切断または折り曲げなければならず、対応できない場合は別途相談が必要です。

 

自治体によって分別ルールが異なるため、お住まいの地域のルールを事前に確認しましょう。自分で処分することで、業者に依頼するよりも処分費用を大幅に抑えられます。

 

参考:粗大ごみの処理手数料一覧|新宿区

 

3.口コミを確認する

取り付け業者を選ぶ際は複数業者の口コミや評判を確認し、信頼性の高い業者に依頼をしましょう。高評価な業者は、適正価格で質の高い施工を提供してくれます。

 

安さだけを追求すると、取り付け後のトラブルや追加料金が発生するリスクがあり、結果的に余計な費用がかかるケースがあります。信頼できる業者を選ぶことが、長期的に見ても経済的な選択といえるでしょう。

自分でカーテンレールを取り付ける手順

 

カーテンレールはポイントを押さえれば、自分で取り付けることが可能です。

 

自分で行えば取付費用がかからず、交換や設置を安く済ませられます。次の4ステップで取り付け方法をぜひ確認してみてください。

 

取付位置・下地の位置を確認

カーテンレールをしっかりと固定するには、壁の中にある下地(柱や間柱)の位置を確認することが重要です。下地のない場所に取り付けると、カーテンの重さでレールが落下するおそれがあります。

 

下地の確認方法は壁を叩いた音で判断できます。

 

  • 軽い音:下地なし
  • 鈍い音:下地あり

 

音での判断がむずかしい場合は、ホームセンターなどで販売されている下地センサーを使用するとより確実です。カーテンレールを安全に使用するためにも下地の確認は必ず行いましょう。

 

取付位置を確認

次に、カーテンレールの取付位置を決めます。取付位置は、以下のポイントを押さえて決定すると見栄えが良くなります。

 

  • 窓枠より15cm以上うえ
  • 左右は窓枠から7~15cm長い位置

 

またエアコンや家具など、周囲にある家具に当たらないかを確認し、ブラケットのネジを打つ位置を決めます。

 

ネジを付ける位置に穴をあけ、ブラケットを取り付ける

取付位置が決まったら下穴を開け、ブラケットを取り付けしやすくしましょう。

 

カーテンレールを水平に保ちつつ、ドライバーを使用してブラケットを壁に固定します。ネジは壁に対して垂直にすることがポイントです。

 

ブラケットにレールを装着

取り付けたブラケットにカーテンレールをセットすれば完了です。装飾レールでは、先にカーテンのフック数に合わせてリングランナーを取り付けておくとスムーズにカーテンをセットできます。

 

レールが安定して固定されているか最後に確認し、スムーズに動くことを確かめてから実際にカーテンを取り付けましょう。

 

よくある失敗例

カーテンレールの設置時によく起こる失敗には、次のようなものがあります。

 

【ブラケット位置の確認不足】

  • レールが斜めになってしまう
  • エアコンなど周囲の設備と干渉する
  • 見た目や機能性が悪くなる

 

【下地に取り付けていなかった】

  • ネジが軽く壁に入る場合は、下地に取り付けられていない恐れがある
  • 石膏ボードだけでは重みを支えられない
  • 使用中にレールごと落下する危険性がある

【水平を測らずに取り付ける】

  • 見た目が悪くなる
  • カーテンの開閉がスムーズにいかない

 

上記の失敗を防ぐため、事前の準備と慎重な作業を心がけましょう。

 

新築ではカーテンレールの取り付けは料金に含まれていないことがある

 

新築住宅購入時に見落としがちなのが、カーテンレールの取り付けが基本料金に含まれていないケースが多いという点です。

 

ハウスメーカーや建築会社によって対応は異なりますが、標準仕様には含まれず、オプション工事として別途費用がかかることがよくあります。

 

カーテンレールの設置も含めたい場合は、担当者に確認することがおすすめです。

 

カーテンレールのことなら、トーソー

トーソーでは、素材と色、デザイン、機能性を追求した多彩なカーテンレールを取り揃えています。「カーテンの開閉音が気になる」「木製家具に馴染むインテリア性の高いカーテンレールを探している」「カーテンから漏れる光をなんとかしたい」など、窓辺に快適性やインテリア性を求めるときも、トーソー製品ならきっと理想の解決策が見つかります。

 

多くの製品が自分で取り付けられ、カーテンレールの取付費用を節約することも可能です。YouTubeチャンネルにはくわしい取付方法の動画も用意しているので、設置時にはぜひ参考にしてみてください。

 

トーソー株式会社 / TOSO – YouTube

 

まとめ

カーテンレールの取付費用は業者によって幅広く、安く抑えるには業者の比較や口コミの確認が欠かせません。ホームセンターやインテリアショップ、リフォーム会社、専門業者など、それぞれの特徴から自分のニーズに合った依頼先を選びましょう。

 

費用を節約したい場合は、シンプルなカーテンレールを選ぶ、複数箇所をまとめて依頼する、不要になった古いレールは自分で処分するなどの工夫が効果的です。また、DIYに挑戦する場合は、下地の確認や水平を保つことなど、基本的なポイントを押さえれば失敗を防げるでしょう。

 

快適な窓辺づくりには、カーテンレールが大きな影響を与えます。今回ご紹介した情報を参考に、理想の窓辺空間を実現してみてはいかがでしょうか。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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