カーテン・レースカーテンの代わりのアイテム8選!使わない方がいいと言われる理由も

商品のこと

カーテン・レースカーテンの役割とは?

カーテンとレースカーテンには「外からの視線をカット」するという基本的な機能以外にもさまざまな役割があります。各カーテンの役割を確認していきましょう。

 

機能 レースカーテン ドレープカーテン

(厚手カーテン)

視線カット
  • 日中の視線を程よくカット
  • 完全に視線をブロック
  • 高いプライバシー保護
調光
  • 強い日差しを和らげる
  • 室内を明るく保てる
  • 完全遮光が可能
  • 映画鑑賞や日中の就寝に適している
断熱効果
  • 効果は限定的
  • 夏は熱を遮断、冬は暖気を逃がさず省エネ

 

ほかにも防音や通風の効果があります。昼間はレースカーテンのみでプライバシーを保護しながら適度な明るさを確保し、夜間はドレープカーテンで視線を完全にブロックする使い方が一般的です。

 

昼間に睡眠を取る方は遮光機能を備えたドレープカーテンを設置すれば、昼間でも寝室を暗くでき、良質な睡眠環境を作れます。

 

カーテンとレースカーテンは、室内環境の快適性アップが図れ、窓辺には不可欠なアイテムとして広く普及する窓まわりアイテムです。

 

カーテン・レースカーテンの代わりになるアイテムの種類と役割

窓まわりアイテムはカーテンとレースカーテンのみではなく、幅広い製品がラインナップされています。

 

カーテンの代わりになるアイテムを8つご紹介します。

 

1:ロールスクリーン

 

ロールスクリーンは、一枚のスクリーンを上下に開閉する窓まわりアイテムです。フラットな形状と軽い操作性で簡単に開閉が行え、スタイリッシュな窓辺を演出できます。

 

また上からの視線や日差しをカットすることに優れ、調整が行いやすいという特徴があります。ただし開けきってしまうと室内を遮るものがないため、設置場所によってはレースカーテンとの併用を検討しましょう。

 

関連記事:おしゃれなロールスクリーンのおすすめ10選!選び方のポイントも解説

 

2:ブラインド

 

ブラインドは、スラットの角度を変えることで調光や視線のコントロールを行う窓まわりアイテムです。スラットが水平の「横型ブラインド」と縦に並んだ「縦型ブラインド(バーチカルブラインド)」があります。

 

横型ブラインドは、上からの視線や日差しのカット、通風を得意とし、バーチカルブラインドは横からの視線や朝日・夕日の強い日差しを遮ることが得意です。

 

関連記事:ブラインドとは?種類ごとの特徴・メリット・デメリット・主な素材を紹介

 

3:シェード

 

シェード(ローマンシェード)は、カーテン生地を使って上下に開閉を行う窓まわりアイテムです。ロールスクリーンは巻き上げ式である一方、シェードはたくし上げて開閉を行います。

 

カーテンのように左右へ生地がたまらないため、全開でもすっきりとした窓辺となります。お部屋に合わせてボトムスデザインを選べることも、シェードの魅力の1つです。

 

関連記事:シェードとは?種類や縫製スタイルから、メリット・デメリットまでご紹介

 

4:プリーツスクリーン

 

プリーツスクリーンは、じゃばら状のスクリーンをたたみ上げて開閉する窓まわりアイテム。水平ラインが美しく、和紙調の素材がよく使用されています。光が通ると障子のような柔らかな陰影を室内に落とし込むため、和室や畳スペースにも採用されることの多いアイテムです。

 

透過が気になるという方は、上下で異なるスクリーンを組み合わせられます。例えば、上部は採光重視の透過タイプ、下部は遮光タイプを選ぶことで、プライバシーを守りながらお好みの明るさに調整することが可能です。

 

関連記事:和室×プリーツスクリーン おすすめ5選とデザイン事例、選び方を解説

 

5:ハニカムスクリーン

 

 

ハニカムスクリーンは、六角形のハチの巣構造のスクリーンを上下に開閉するタイプの窓まわりアイテムです。室内側と室外側との間にできる空気層によって保温が可能となり、冷暖房効率を高められます。

 

またプリーツスクリーンとハニカムスクリーンを上下に組み合わせると、自然光を取り入れながら、外からの視線をカットできます。

 

6:のれん

 

のれんは、そのシンプルな構造により古くからドア代わりとしても取り入れられてきたアイテムです。すき間から風が通るため、夏場の通気性に優れています。

 

また、取り付けや取り外しが簡単で、季節や気分に応じて柄を変えられる手軽さも魅力です。

 

7:余りものの布

 

カーテン代わりには、余りものの布を利用して作る方法もあります。大判のストールやスカーフ、使わなくなったシーツなどを活用すると、エコにもなり経済的に準備が可能です。

 

取り付けにはカーテンクリップやピンを使えば縫製が苦手な方も手軽に設置でき、一時的なカーテン代わりとしても機能します。

 

8:窓ガラスシート

窓ガラスシートは、窓に直接貼り付けて断熱性能をアップさせるアイテムです。シールタイプや水で貼る吸着タイプ、ミラータイプ、透明タイプなどがあり、手軽に施工できます。

 

ただし定期的な貼り替えが必要で、ガラスの種類によっては使用できない場合もあるため、事前の確認が必須です。

 

関連記事:窓の断熱シートは意味ない?効果的な方法を徹底解説!

 

機能別おすすめアイテム

カーテンやレースカーテンの代わりになるアイテムは、目的に合わせて使い分けることで快適な室内空間を作れます。

 

それぞれの機能別におすすめのアイテムをご紹介します。

 

保温・遮熱したいとき

 

  • ハニカムスクリーン
  • 窓ガラスシート

 

保温・遮熱により省エネ効果を高められる窓まわりアイテムには、ハニカムスクリーンや窓ガラスシートが適しています。ハニカムスクリーンは六角形のハチの巣構造が空気層を作り、優れた断熱効果を発揮します。また、窓ガラスシートも効果的で、夏は外からの熱を遮断し、冬は室内の暖かい空気を逃がしにくくします。

 

両方を組み合わせることでより効果的な温度管理が可能になり、冷暖房効率も上がるでしょう。ただし、結露が発生しやすくなることがあるため、除湿機の使用やこまめに拭き取るなどして対策を講じる必要があります。

 

採光・遮光したいとき

 

  • ロールスクリーン
  • ブラインド

 

室内の調光に優れている窓まわりアイテムには、ロールスクリーンとブラインドが高い効果を発揮します。ロールスクリーンは遮光1級から採光タイプまで、用途に合わせて選べます。

 

一方、ブラインドはスラットの角度を自由に調整できるため、その日の光の強さや時間帯に応じて細かな光のコントロールが可能です。リビングや寝室など、光の調節が求められるお部屋に設置しましょう。

 

防音したいとき

 

  • ブラインド
  • シェード

 

ブラインドやシェードといった厚さのあるアイテムを選ぶことで、ある程度の防音効果が期待できます。窓まわり対策では、カーテンレールと窓枠との隙間を埋められるカーテンボックスも音を軽減する効果があります。

 

ブラインドには外付けタイプもあり、より高い防音効果を求める場合は設置を検討してみましょう。

 

風通しを良くしたいとき

 

  • ブラインド
  • のれん

 

お部屋の風通しをよくする窓まわりアイテムには、ブラインドやのれんを設置しましょう。ブラインドはスラットの角度を調整することで風の通り道をコントロールでき、室内の換気を効率的に行えます。

 

のれんはその隙間から自然に風が通り抜けるため、夏場の通気性にも優れています。

 

プライバシーを守りたいとき

 

  • ブラインド
  • ロールスクリーン

 

プライバシー重視のお部屋には、ブラインドやロールスクリーンが効果的です。ブラインドはスラットの調整により角度のある視線を防げ、完全に締め切ればブロックできます。

 

ロールスクリーンも、遮光タイプやレースカーテンとの併用で遮像性が高まり、さらに空間のデザイン性アップを図ることが可能です。

 

部屋をおしゃれにしたいとき

 

  • バーチカルブラインド
  • シェード

 

窓辺からお部屋をおしゃれにしたいときは、モダンな雰囲気のバーチカルブラインドや印象的な窓辺になるシェードがおすすめです。バーチカルブラインドの縦型のラインは部屋を広く見せる効果があり、モダンでスタイリッシュな印象を演出します。

 

また、シェードはすっきりとした美しい布のラインで上品な雰囲気を作り出し、素材や色柄も豊富なため、お部屋の雰囲気に合わせて楽しめるコーディネートが魅力です。

 

各アイテムの費用感

 

各アイテムの費用感をチェックしてみましょう。

 

  • ロールスクリーン:3,000円~
  • ブラインド:横型ブラインド/4,000円~、バーチカルブラインド/10,000円~
  • シェード:10,000円~
  • プリーツスクリーン:5,000円~
  • ハニカムスクリーン:10,000円~

 

価格は目安であり、機能性や品質を考慮すると数万円単位が一般的です。どのような点で各費用が変動するのかもあわせて確認しましょう。

 

1:ロールスクリーン 3,000円~

カーテンの代わりとして、ロールスクリーンは手頃な価格帯で取り付けられる窓まわりアイテムです。ベーシックな取付タイプから、見た目の美しさとメンテナンス性を重視したつっぱりタイプまで、取付方法で価格が変動します。

 

また遮光・遮熱性能、紫外線カット、防炎機能、省エネ効果など求める機能や、生地の品質、耐久性によっても大きく異なることが特徴です。

 

2:ブラインド 4,000円~

  • 横型ブラインド/4,000円~
  • バーチカルブラインド/10,000円~

 

ブラインドはメカやその素材から、ロールスクリーンよりも高価になる傾向にあります。素材にはアルミ製や天然木、竹などがあり、種類によって大きく異なるため、インテリアスタイルに合わせて選ぶことがおすすめです。

 

バーチカルブラインドは布製ですが、専用レールが必要なため予算に余裕をもって検討しましょう。

 

3:シェード 10,000円~

シェードはロールスクリーンやブラインドと比べると、やや高めの価格帯からスタートする窓まわりアイテムです。開閉方式の選択(コード式かチェーン式か)や、シングル・ダブルの仕様によって価格は大きく変動します。

 

また、生地の品質や遮光性能、断熱効果などの機能性によっても価格帯は異なります。ダブルタイプは高価格帯ですが、より上質な室内空間を演出でき、快適性もアップさせることが可能です。

 

4:プリーツスクリーン 5,000円~

プリーツスクリーンはシンプルなシングルタイプから導入できる、コストパフォーマンスの高い窓まわりアイテムです。和紙調の生地から高機能な遮光素材まで、選択肢は多彩にあります。

 

ツインタイプは、レースとドレープの機能を1つにしており、簡単な操作性で調光や視線のコントロールが可能です。カーテンレールに設置可能なため賃貸でも利用でき、デザイン性と実用性を兼ね備えた、長く愛用できるアイテムとして人気を集めています。

 

5:ハニカムスクリーン 10,000円~

ハニカムスクリーンは、プリーツスクリーンよりもやや高めの価格帯からスタートする窓まわりアイテムです。六角形のハニカム構造による優れた省エネ効果で、長期的には光熱費の節約につながります。

 

遮光性能のグレードや、操作方式、生地の質感、さらにはサイズによって価格は変動します。防炎機能や防音性能などの付加価値で、快適な住空間を実現できるでしょう。

 

窓まわりアイテム選びに関するQ&A

 

Q.賃貸でもカーテン以外のアイテムを取り付けられる?

賃貸であってもブラインドやロールスクリーンが取り付けられます。

賃貸はすでにカーテンレールが取り付けてあり、カーテン以外設置できないのではと心配される方も多くいらっしゃいます。しかし、多くの窓まわりアイテムは、専用の取付具を使用することでカーテンレールに設置可能です。また、つっぱりタイプなら壁に穴を開けることなく設置できるため、賃貸でも使用できます。

 

Q.小窓に取り付けるのにおすすめのアイテムはある?

小窓にも対応可能な窓まわりアイテムは豊富にあります。スリムタイプのつっぱりロールスクリーンは、コンパクト設計で小窓に適しています。

また、プリーツスクリーンやハニカムスクリーン、シェードも小窓向けのサイズ展開があり、デザイン性と機能性を両立可能です。大きな窓と同じデザインで統一感を出せるため、インテリアコーディネートの幅も広がるでしょう。

 

窓まわりのアイテムなら、トーソー

窓にはカーテン代わりの選択肢が豊富にあり、それぞれが異なる特徴、メリット・デメリットをもちます。多くは高いデザイン性と機能性を備え、住環境を快適にする重要な役割を果たすことが可能です。

 

トーソーでは、これらのニーズに応えるさまざまな製品を展開しています。今回ご紹介したブラインドやロールスクリーン、ハニカムスクリーン、シェードなどすべてのアイテムを取り揃え、快適で美しい住空間の実現をお手伝いします。

 

理想的な窓まわりのコーディネートには、トーソーアイテムをぜひチェックしてみて ください。

 

 

まとめ

カーテン代わりになる窓まわりアイテムには、ブラインドやシェード、ロールスクリーンなど多くの種類から選べ、賃貸であっても取り付け可能なタイプがあります。カーテンでなくとも遮光性や遮熱性、プライバシー性などを高められ、各ニーズを満たし、快適な室内環境の向上が図れるでしょう。

 

アイテムによって価格帯は異なりますが、機能やデザインを考慮して選ぶことがポイントです。ライフスタイルに合った窓まわりアイテムを見つけて、理想の空間づくりを始めてみましょう。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
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