ブラインドの測り方とは?失敗しないためのコツや正しく採寸することの重要性を解説

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ブラインドにおける採寸の重要性

ブラインドを美しく取り付けるには、正確な採寸がなにより重要です。

カーテンとは異なり、ブラインドはオーダーメイドのためわずか1cmの違いが仕上がりを大きく左右します。

例えば、幅を実際のサイズよりも大きく採寸してしまうと窓枠に収まらず、小さすぎると隙間から光が漏れてしまいます。

いずれも見た目だけでなく、お部屋の快適性や開閉のしやすさにも関わってくるため、ポイントを押さえて採寸を正確に行いましょう。

関連記事:ブラインドとは?種類ごとの特徴・メリット・デメリット・主な素材を紹介

ブラインドの正しい測り方

ブラインドのサイズの測り方は、次の設置方法や設置場所によって異なります。

  • 天井付け
  • 正面付け
  • カーテンボックス
  • カーテンレール

 

▼天井付け・正面付けの採寸方法は動画でもご確認いただけます。

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・天井付けの場合

天井付けとは、ブラインド本体を窓枠の内側上部に取り付ける方法です。

見た目がすっきりとし、エアコンや家具との干渉を気にする必要がありません。

ただし、窓枠の内寸ちょうどに製品をつくってしまうと、わずかな誤差でも入らなくなる恐れがあるため注意しましょう。

天井付けで採寸する際のポイントは、窓枠の内側寸法を正確に測り、適度なゆとりを持たせることです。

採寸の手順

窓枠の内側の幅と高さを測り、そこから1cm程度差し引いた寸法を製品サイズとして注文します。

1cm差し引きすることで窓枠に収まらない失敗を防げます。

奥行きはアルミなら5cm、木製なら7cm以上必要です。

採寸例

・正面付けの場合

正面付けとは、ブラインドを窓枠の外側に取り付ける方法です。

壁面や窓枠の正面にブラケット(金具)を固定し、ブラインドで窓枠ごと覆います。

窓枠より一回り大きいブラインドを設置できるため、光漏れを減らしたい場合や窓枠自体を隠してすっきり見せたい場合に適した取り付け方です。

正面付けの場合は、ブラインドが窓枠をしっかり覆えるようにサイズを決めましょう。

採寸の手順

基本は「窓枠サイズ+余裕分」を考え、幅は窓枠の外側寸法に左右5〜10cmずつ加えた長さを指定します。

高さは取付位置から下端までを測り、腰高窓なら窓枠下端より5〜10cm長め、掃き出し窓なら床から1cm短くするのが目安です。

窓より一回り大きい寸法を心がけることで、光漏れや隙間を防ぎやすくなります。

ただし、壁面にしっかりと固定できる下地があるか確認し、エアコンや梁など周囲の障害物に干渉しないかも事前にチェックすることが重要です。

採寸例

・カーテンボックスに取り付ける場合

カーテンボックスとは、カーテンレールやメカ類を隠すために窓上部に設けられた凹み(ボックス状のスペース)のことです。

ここにブラインドを取り付ける場合、基本的には「ボックス内での天井付け」という扱いになります。

ブラインド本体や全開にした際の畳み代がボックス内に収まるため、窓まわりを美しく見せることができる方法です。

採寸の手順

幅は内寸から1cm程度差し引くと収まりがよくなります。

また、窓枠をしっかり覆えるサイズにするのも有効です。

高さはボックス内部の上端から測り、腰高窓は下端より5〜10cm長め、掃き出し窓は床から1cm短くするとバランスが整います。

加えて奥行きも確認しましょう。

アルミブラインドなら7〜9cm、ウッドブラインドなら約13 cm以上必要です。

奥行きに十分なスペースがないと取り付けられないため、余裕を見て採寸することがコツです。

・カーテンレールに取り付ける場合(アルミブラインドのみ)

賃貸などで既存のカーテンレールを活用する場合は、専用の取付金具でブラケットを固定すればネジ穴を開けずに設置できます。

軽量なアルミブラインドのみ対応可能で、木製など重い製品は取り付けられません。

採寸の手順

幅はレールの位置に応じて天井付け・正面付けの基準で測り、キャップストップに干渉しないよう数ミリ短く調整します。

高さはレール下端から窓下端または床までを測り、掃き出し窓は床から1cm短めが目安です。

設置前にはレールの強度確認を行い、耐荷重を超えるブラインドの取り付けは避けましょう。

ブラインドのことなら、トーソー

ブラインドの採寸は、基本のポイントさえ押さえれば誰でも安心して進められます。

サイズが決まれば、あとは取り付け方法や仕様に合わせて、部屋の雰囲気や用途にぴったりのデザインを選んでいきましょう。

トーソーでは、アルミやウッド、バーチカルなど多彩なブラインドを揃えており、光の調整や空間演出も自由に楽しめます。

模様替えや暮らしの気分転換に、窓辺から取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

ブラインドの採寸は、失敗を防ぐために「幅や高さから適度に差し引く」「窓枠をしっかり覆うサイズを選ぶ」といった基本を守ることが大切です。

設置方法によって測り方は変わりますが、ポイントを押さえれば難しくありません。

正しく測ることで見た目も機能性も満足できる仕上がりになります。

採寸に迷ったときはメーカーの動画や解説も活用し、窓に合ったブラインドを選びましょう。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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