縦型ブラインド(バーチカルブラインド)のおすすめ11選!種類や選び方も解説
縦型ブラインド(バーチカルブラインド)とは?
縦型ブラインドは別名バーチカルブラインドとも呼ばれ、その縦のラインがお部屋をすっきりと見せるスタイリッシュなブラインドです。
横型ブラインドに比べ、縦型ブラインドは比較的歴史が浅く 、主にオフィスなどで使用されてきました。しかし、最近では西洋風の住宅事情に合わせ縦型ブラインドを採用するご家庭も多くあります。
操作方法は、端に取り付けられたバトンやコードを操作し、カーテンのように開閉します。またスラット(ルーバー)の角度を調整すれば、採光の具合やプライバシーの確保が簡単に行えるので、多彩な開閉バリエーションが楽しめます。
縦型ブラインドにするメリット
縦型ブラインドにはそのスタイリッシュなデザイン性のほかにも、機能面でさまざまなメリットがあります。
これから導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
洗練された雰囲気がある
窓に沿って流れるようなラインは、お部屋にモダンでスタイリッシュな雰囲気をもたらします。さまざまな生地によってその表情を変えることができ、お部屋に合わせたものを自由に選べる点も特徴のひとつ。
多くのインテリアともなじみやすく、窓辺を簡単にデザインできるアイテムです。
部屋を広く見せる効果がある
縦型ブラインドはまっすぐなラインが天井へと目を引き、空間を縦に引きのばす錯覚を与えるので、お部屋を広く見せる効果が働き、開放感あふれる空間に演出できます。
またフラットでスリムなデザインは、場所を取らずすっきりとした印象のお部屋を実現できることも魅力のひとつです。
調光がしやすい
端にあるバトンやコードでスラットの角度を調整し、外からの光を適切に調整することが可能です。微妙な調整や採光の角度も好みによって変えられ、カーテンよりも高い自由度を誇ります。
さらにスラットの角度調整によって視線のコントロールも可能なので、幅広い場所に適応します。
縦型ブラインドを選ぶ際のポイント
縦型ブラインドは豊富にラインアップされているため、どのタイプを選べばよいか悩む方も多いのではないでしょうか?
ここでは以下のカテゴリーにわけて選ぶポイントを解説します。
- 取り付け方法で選ぶ
- スラットのタイプで選ぶ
- 好きな雰囲気・デザインで選ぶ
- 使いやすさで選ぶ
取り付け方法で選ぶ
取り付け方法によって遮光性や断熱性、空間の見え方などが変わります。
例えば寝室には遮光性の高い正面付けを、リビングには空間が広く見せる天井付けを選ぶなど、目的に応じた取り付け方法を決めると、快適性をプラスした縦型ブラインドが選択できます。
天井付けがおすすめのケース
天井付けには「天井に取り付ける方法」と「窓枠内に取り付ける方法」の2種類があります。
天井に視線を引き空間を広く見せたいときや、レールの掃除の手間を減らしたいときには天井付けがおすすめです。
正面付けがおすすめのケース
正面付けは窓枠の外側に取り付ける方法で、窓全体を覆うことができるため遮光性が期待できます。さらに断熱性も求めるならば、正面付けがよいでしょう。
スラットのタイプで選ぶ
スラット(ルーバー)とは縦型ブラインドのはね部分を指し、主に「不透明スラット」と「レーススラット」の2種類があります。
- 不透明スラット:種類が豊富で透過率が低く、室内を隠す
- レーススラット:透過率が高く、やわらかな光を通しやすい
カーテンに例えると、不透明スラットはプライバシーを保護するメインカーテンの役割を、レーススラットはやわらかな光を取り入れるレースカーテンの役割を果たします。
この2種類を活用して、さまざまな目的に応じた使い分けができることも縦型ブラインドの大きな魅力です。以下に具体的なスラットタイプとその特徴、用途をまとめています。
スラットタイプ | 特徴 | 用途 |
---|---|---|
シングル(スタンダード) | 1種類の不透明スラットを使用 | 縦ラインが強調され、インテリア性を重視 |
アンサンブル(ペア) | 不透明スラットとレーススラットを交互に配置 | プライバシーを重視しつつ、採光調整が行える |
2Way | 不透明スラットとレーススラットを左右に配置 | シーンによる使い分けが可能で、採光とプライバシーのバランスが取れる |
シングルはアンサンブルに比べて価格を抑えられます。さらに、スラットの重なりを多くすることで光漏れを最小限に抑える方法もあり、高いカスタマイズ性を誇ります。
好きな雰囲気・デザインで選ぶ
窓辺のコーディネートはお部屋の雰囲気を大きく変えるため、インテリアや理想の雰囲気に合わせた縦型ブラインドを選ぶことがポイントです。
縦型ブラインドには主に以下のような素材のラインナップがあります。
- 木製
- 布製
それぞれの特徴を見ていきましょう。
木製
高い遮光性とモダンな雰囲気を演出できる木製のスラット。光漏れが少なく、透過率も低いため外からの視線を遮れます。
天然木使用による、自然のぬくもりを感じられる点も魅力のひとつ。木漏れ日を思わせる光の表現や天然木が持つ表情豊かな模様は、さまざまなスタイルにフィットし、モダンでスタイリッシュな雰囲気へと格上げしてくれます。
また丈夫で折れ曲がりにくく、美しいラインを長く保つこともできます。
布製
布製スラットは自宅で洗濯可能なものが多く、常に清潔に保てます。さらにレーザーカット加工技術により波系のスラットや透かし模様が可能となり、高いデザイン性を楽しめます。
遮光や遮熱、防炎などの機能を持つ布製スラットも多く、デザイン性に快適性をプラスしたい場合は布製を検討してみてください。
使いやすさで選ぶ
縦型ブラインドの操作には以下の4種類の方法があります。
- バトン式
- コード式
- ワンチェーン式
- 電動式
特徴や使用方法が異なるため、使いやすさで選ぶことがポイントです。
バトン式
バトン式は長い棒を使用して操作を行い、出入りの多い掃き出し窓や、少し片側を開けたい場合に便利なタイプです。スラットの移動にはバトンをスライド、開閉にはバトンを回転させます。
バトンを追加することで、左右にスラットを寄せられるため利便性が向上します。部分的な光の取り込みや、視線のコントロールにも適しており、多くのシーンでそのメリットを実感できるでしょう。
トーソーのYouTubeでも実際にご確認いただけます。
コード式
コード式は移動を伴うバトン式とは異なり、その場でスラットの移動ができるシンプルな操作方法が魅力です。開口部の広い窓や腰高窓には、コード式タイプが便利です。
また多くのコード式はバトンが付属します。スラットの開閉はコードで、角度の調整はバトンで行い、直感的な操作方法が特徴的です。素早くその場でスラットを寄せられるため、横幅がある窓には最適です。
ワンチェーン式
ワンチェーン式は、高窓(高い位置にある窓)であってもチェーンを引くのみで操作が可能になり、簡単に採光を確保できます。高窓は周辺の家や障害物に左右されず光を取り込めるため、ブラインドが閉じたままだと家全体が暗くなりがちに。
しかしワンチェーン式は、簡単な操作によってスムーズに室内へ光を届けられます。操作性や見た目がシンプルであるため、高窓以外でも使いやすさを実感できるでしょう。
電動式
電動式はワンチェーン式に続き、高窓や窓が多い家に向いている種類です。昨今は電気やエアコンの起動、鍵の開閉をスマートフォンで行うなど「スマート化」が進んでいます。
その流れとして電動式も注目を浴びており、利便性の高さやブラインドの閉め忘れによるプライバシーを守ることが可能です。忙しい日々を送る方にとって、心強い機能を持ったタイプです。
トーソーおすすめの縦型ブラインド(バーチカルブラインド)11選
ここからは、トーソーがラインアップするおすすめの縦型ブラインドをご紹介します。
デザインをはじめ、機能性にも注目してご覧ください。
デュアルシェイプ
まっすぐなラインが多い縦型ブラインドのなかで、美しい波型を表現した「デュアルシェイプ」。空間を広く見せながら、表情ある動きをアクセントに取り入れたいときにもおすすめです。
デザインは全部で4種類。波型以外にもさまざまなデザインがラインナップされています。豊富なカラー展開で、印象的な窓辺に仕上がります。
ルノプレーン
「ルノプレーン」は使い勝手がよく、どのようなお部屋にも馴染むシンプルな生地の縦型ブラインドです。さらりとした質感で、お部屋をすっきりとした印象に見せることができます。
スラットは自宅で洗濯可能なウォッシャブル対応で、お子さまやペットがいるご家庭にもおすすめ。防炎性能も有しており、いざというときにも備えられています。
ルノファブ
「ルノファブ」はスリットに樹脂加工を施さず、やわらかな質感を表現しています。織り込みがはっきりとわかる立体的なデザインは、深みのある表情を室内に演出してくれます。
白い壁になじむホワイトカラーの種類が豊富なことも特徴のひとつ。ピンクホワイトやグレーアイボリーをはじめ、多くのカラーから選択可能です。機能性ではウォッシャブル・防炎に対応し、クリーンな窓辺を維持できます。
コルト
全32色の豊富なカラーが魅力の「コルト」。好みのカラーを見つけやすく、多くのお部屋の雰囲気や家具との相性がよいオールラウンダータイプです。
ウォッシャブルと防炎の機能性を備え、ご家庭での扱いも簡単。非ウォッシャブル生地もあるため、自分のニーズに合わせて選んでみてください。またお手頃価格で購入できる点も大きな魅力のひとつです。
ヘリンボーン
ファブリック家具やラグなどにもよく使用されるヘリンボーン柄のスラットは、立体感がありお部屋に温もりをプラスしてくれます。クラシックスタイルのお部屋に調和しやすく、高級感が増すでしょう。
落ち着いたカラーを3色展開し、ウォッシャブルや防炎にも対応。種類によって透過度が異なるため、検討の際はトーソーのWEBカタログで確認してみてください。
ルノファブ遮光
豊富なカラーが用意されているルノファブに、遮光機能をプラスした「ルノファブ遮光」。お部屋を明るいカラーでまとめながら、日の光を遮ります。
質感はルノファブ同様、ざっくりと立体感のある生地。やわらかなさわり心地はそのままに、優れた機能性を誇ります。
ツイード
いくつもの糸を使用して織り込まれた「ツイード」。空間に落ち着きと温かさを与え、窓周りをシックにまとめられます。
遮光機能を備え、寝室やゆったりと過ごしたいリビングなどに相性がよいタイプといえるでしょう。さまざまなカラーから選べる点も魅力で、お部屋のスタイルや彩りに合わせた縦型ブラインドが実現できます。
ニーム
デニム生地を彷彿とさせる「ニーム」は、多彩なカラー展開でお部屋に遊び心をプラス。複数の糸を使用するからこそ表現できる深みあるカラーは、空間を印象的に表現します。
多くのスタイルに馴染み、室内に洗練された印象をもたらします。また遮光等級2級を誇る高い遮光性で、しっかりと日差しのコントロールが可能です。
トリアスプレーン
「トリアスプレーン」は明るいカラーからモダンな落ち着いたカラーまで幅広く取りそろえており、さまざまなインテリアスタイルに調和します。
また強い日射熱を大幅にカットすることが可能で、省エネにも貢献。高い遮熱効果を備えています。夏季や強い西日が当たるお部屋でも、快適な室内環境を保つことができます。
ケスレー
「ケスレー」の大きな特徴はその素材にあります。「ガラス繊維100%」でポリ塩化ビニルラミネート加工を採用し、汚れに強く耐久性に優れています。
さらに遮光等級1級の機能を備え、日差しもしっかりとブロック。ベーシックカラーから明るいポップなカラーまでラインアップされており、オフィスや商業施設をはじめ、多くのシーンで使いやすいタイプです。
カイト
公共施設や商業施設、オフィス向けの「カイト」。防炎機能付きで、空間に適度な光を取り込めます。汚れに強い素材で、水拭きができる点もうれしいポイント。簡単なお手入れで清潔な空間を保つことが可能です。
カラーは、ホワイト・ベージュ・グレーの3種類。いずれも空間に調和しやすく、空間を広く見せる効果も期待できます。
ストライプパターン
ストライプパターンは2色のスラットを組み合わせることで、オリジナルな縦型ブラインドを実現できるカスタマイズ性の高さが特徴です。
3パターンから選べ、1:1や2:1、2:2の割合で窓辺をコーディネートできます。窓辺のコーディネートは外観にも影響を与えるため、建物全体のアクセントとして楽しむことができます。
デュアルカラーコンビネーションシステムでイメージを作成でき、注文時にはこちらを発注書としてご使用いただけます。
カラーコンビネーション
カラーコンビネーションは2色以上のスラットが組み合わせられる「ストライプパターン」よりさらに自由なカスタマイズ性を誇るタイプです。
美しいグラデーションにより、空間に流れるような動きを加えたり、一部分にアクセントカラーを取り入れることもできます。どこにもない個性的な魅力を窓辺にプラスしたいときにもおすすめです。
デュアルカラーコンビネーションシステムでイメージを作成し、注文時にはこちらを発注書としてご使用ください。
バーチカルブラインド選びならトーソー
トーソーには、さまざまなニーズに応えられるバリエーション豊かなバーチカルブラインドを取り揃えています。
例えば、レーザーカット加工を用いた空間に躍動感を与えるシェイプ型や、透かし模様を可能にしたタイプ、空間に温かみを与える幾重にも織られたスリットなど、多くのデザインやカラーの中から自分に合った理想的なバーチカルブラインドを見つけることができるはずです。
また、トーソーのバーチカルブラインドは以下のような特徴があります。
- 操作性が軽く、開閉が簡単
- 「ちょい開け」で出入りが簡単
軽い力で開閉やスリットを寄せられるので、日々の操作も苦になりません。またバトン操作により「ちょい開け」ができ、手軽に部屋の換気や出入りが行えるため、利便性を感じられるでしょう。
そのほかにも目的に応じた便利な仕様やオプションを提供しています。バーチカルブラインドをご検討の際は、公式サイトをご覧ください。
トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー
まとめ
縦型ブラインドはお部屋をモダンに彩り、広く見せる効果や調光のしやすさが特徴です。縦長のデザインにより天井を高く見せ、空間に開放感を与えることで、快適な住空間を実現できます。
トーソーではベーシックなデザインから、お部屋に個性をプラスするデザインまで多様な縦型ブラインドを取り揃えています。また遮熱や遮光機能により、省エネにも貢献できる機能面が充実しており、実用的に室内環境を整えることができます。
本記事の縦型ブラインドを選ぶ際のポイントを参考に、美しさと快適さを兼ね備えた縦型ブラインドを選んで、居心地のよい空間を作りだしてみてください。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。
PRODUCTS 製品情報
- ドア・シェード・外付けロール
- ローマンシェード
- 外付けロールスクリーン
- アコーデオンドア
- ビニールカーテン
(ネットカーテン)