アコーディオンカーテンで間仕切り!メリットや活用例・代わりの方法を紹介

商品のこと

アコーディオンカーテンとは?

アコーディオンカーテンは、じゃばら状の生地を伸縮させて開閉する折りたたみ式の間仕切りできるカーテンです。レール式で開閉がスムーズにでき、使用しないときはコンパクトにたためます。

 

一般的なカーテンよりも厚みがあり、しっかりと空間を仕切れるのが特徴です。プライバシーを保ちながら部屋を有効に使いたいときや、玄関からの冷気を防いで断熱性を高めたいときなど、住まいの様々なシーンで活躍します。賃貸住宅でも取り入れやすく、手軽に空間を区切りたい方にも人気です。

 

また、遮光や抗菌機能を備えた種類もあり、目的に合わせて素材やデザインを選べば、快適でおしゃれな空間作りにも役立ちます。

アコーディオンカーテンで間仕切りするメリット

アコーディオンカーテンは手軽に設置できる点が魅力です。まず、設置場所の幅や高さを測り、サイズに合ったレールを用意します。レールは天井や鴨居に取り付けるため、大がかりな工事は必要ありません。上から吊るす造りで扱いやすく、自分で取り付けもできます。

 

レールを取り付けたらカーテン本体をレールに掛け、ネジで固定して完了です。取り付けるときは、位置合わせや固定をスムーズに進めるために、2人での作業をおすすめします

 

壁や天井を傷つけず賃貸でも設置可能

賃貸や新居で壁や天井に穴や傷をつけたくないという方は、穴あけ不要の突っ張り式がおすすめです。ネジや工具が不要で、バネの力を利用して固定するため傷をつけずにアコーディオンカーテンを設置できます。

 

特に原状回復が必要な賃貸住宅などに取り入れやすく、気軽に間仕切りスペースを作り出せます。ただし、両端にしっかりした壁がないと取り付けが難しく、荷重のかけ方によっては落下の危険性があるため注意が必要です。安定して使うためには、壁面の強度を確認し、必要に応じて補強プレートや滑り止めパッドを併用しましょう。

 

冷暖房効果が上がる

アコーディオンカーテンで部屋を仕切ると空気の流れをコントロールしやすくなり、冷暖房の効きがよくなります。たとえば、冬は室内の温度を保ちつつ玄関などからの冷気を遮断し、夏は冷気を外に逃がさず快適な室内を保ちます。

 

一般的なカーテンで仕切ることも可能ですが、より生地が厚いアコーディオンカーテンなら遮熱性や断熱性が高く、空調の効果をさらに引き出すことが可能です。結果的に、光熱費の節約にもつながるでしょう。

 

省スペースで邪魔にならない

アコーディオンカーテンを使用しないときはたたんでコンパクトに収納できるため、開口部を広く使えます。設置したい場所が狭い廊下や空間でも、開閉の際にカーテンが邪魔になりにくく、通行や物の出し入れもスムーズに行えます。

 

限られたスペースを有効活用したい場合や、導線を確保したい住宅にもぴったりの間仕切りです。

 

開閉方法に様々なオプションが存在

アコーディオンカーテンには開閉用のオプションが豊富に用意されているため、好みの仕様を見つけやすいでしょう。たとえば、左右どちら側からも開閉できる両開きや、ロック式でプライバシーを守るタイプがあります。

 

さらに、片側を壁に固定するフレームや、途中でカーテンを留めるストッパーなどのアクセサリーも揃っており、用途に応じて選べます。

 

曲線的な設置も可能

アコーディオンカーテンは柔軟な素材のものが多く、曲線的なレールへの設置も可能です。L字型の廊下や丸みのある壁面でも1枚のアコーディオンカーテンで仕切れるため、隙間ができず高い目隠しや断熱効果を発揮します。

 

空間の端を仕切りたい場合も、湾曲して設置することで自然なラインを保ちながら空間を分けられます。部屋の形に合わせて自由に取り付けられるため、間取りに制約がある場所でもすっきりとした印象に仕上がるでしょう。

アコーディオンカーテンで間仕切りするデメリット

開閉時の音が大きい

アコーディオンカーテンは開閉時に「パチン」「ガラガラ」といった音が聞こえることがあります。特に磁石で閉じるタイプはマグネット同士が当たる音が響きやすく、静かな環境では気になる場合もあるでしょう。

 

ロールスクリーンや引き戸に比べると音が大きくなるので、音に敏感な場所ではアコーディオンカーテンの種類をよく検討する必要があります。

 

ドアとして使用するには不向き

アコーディオンカーテンは簡易的な仕組みのため、気密性や耐久性ではドアに劣ります。また防音性や防犯性も高くないため、頻繁に開閉する出入口として使うには適していません。

 

音漏れや気密性を重視する場合は、引き戸やしっかりしたドアを採用しましょう。アコーディオンカーテンはあくまで間仕切りとして使用し、設置場所や目的に合わせて使い分けることが快適な空間作りにつながります。

 

間仕切りとしてアコーディオンカーテンの代わりになるものは?

アコーディオンカーテンを間仕切りに使用できないときは、代替となる次の間仕切りアイテムを検討してみましょう。

  1. プリーツスクリーン
  2. 収納式プリーツスクリーン
  3. ロールスクリーン
  4. パネルドア
  5. カーテン

 

プリーツスクリーン

プリーツスクリーンは和室や畳スペースの窓まわりアイテムや間仕切りに人気のアイテムです。プリーツ加工された生地を上下に開閉し、使用しないときは上部に収納できます。

 

生地は和紙調からシアー素材が揃い、遮光機能を備えるタイプもあります。柔らかな透け感があるタイプは、圧迫感を与えずに程よく視線を遮断し、室内に光を取り込むことも可能です。

 

収納式プリーツスクリーン

収納式プリーツスクリーンは引き戸のように左右へたたんで開閉するアイテムです。

アルミ枠に収まる造りで、使用しないときはフレーム内に収納できるため部屋の広さを保てます。

ロールスクリーン

1枚の生地を巻き取り式で上下に開閉するシンプルな間仕切りです。

平らな生地で隙間が少なく、壁紙と同色にすればシームレスな仕上がりになります。

1枚の絵画のようにインテリアとして取り入れたいときは、柄物やデザイン性のある生地を選ぶと、おしゃれなアクセントにもなります。

パネルドア

パネルドアは連結されたパネルを左右へ折りたたむ間仕切りです。

壁のような印象から重たく感じられがちですが、滑らかな動きで開閉でき、家具のような高級感ある外観が魅力といえます。

カーテン

手軽に使えるカーテンは、種類や柄が豊富で部屋のテイストに合わせやすいのが魅力です。

軽やかな生地を選べば、コンパクトな空間でも圧迫感を与えにくく、柔らかな印象を保てます。

 

さらに、突っ張り棒を使う方法なら壁に穴を開けずに仕切りを作ることもできます。

特別な工具を用意する必要がなく、手軽に設置できるうえ、費用を抑えて空間を区切れる点もメリットです。

目隠しや断熱対策としても取り入れるなら、レースや遮光タイプを設置しましょう。

関連リンク:部屋の間仕切り・パーテーションの種類をご紹介!魅力やメリットから選び方も解説

アコーディオンカーテンの活用例

リビングとダイニングの間仕切りにする

リビングとダイニングで間仕切りを活用すると、リラックススペースと食事のスペースを簡単に分けられます。来客時や家族の生活リズムが異なるときでも、仕切ることでお互いの時間を気兼ねなく過ごせるでしょう。

 

さらに冷暖房の効率が上がり、快適さと省エネの両方を実現できます。開ければひと続きの空間として使えるため、ライフスタイルに合わせて柔軟に使い分けられるのも魅力です。

 

子ども部屋を間仕切りする

子どもが小さいうちは、部屋のすみにアコーディオンカーテンを設置して、家具やおもちゃを置いた小さなプレイルームにするのがおすすめです。成長に合わせてアコーディオンカーテンを開閉すれば、遊び場から学習スペースへと簡単に切り替えられます。

 

広めの子ども部屋を2人で分けたい場合にも活用でき、成長段階に応じた空間作りが叶います。

 

収納スペースの目隠しに使う

クローゼットや棚の前にアコーディオンカーテンを取り付ければ、生活感のある収納場所をすっきりと目隠しできます。必要な時だけさっと開閉でき、来客時も慌てることなく対応できることがメリットです。

 

普段は端に寄せて開けておけば収納しやすくなり、出し入れの手間を減らしながらいつでも片付いた印象の部屋をキープできます。

 

流れ込む冷気を対策

アコーディオンカーテンを設置すれば、玄関や廊下から流れてくる冷気・暖気を効果的に遮断できます。たとえば、冷気がリビングに入り込むのを防ぎ、部屋全体ではなく必要な空間だけを効率よく温められるため、光熱費の節約につながります。

 

階段からの冷気が流れ込むのも防げるので、冬場の快適性アップも期待できるでしょう。

 

ワークスペースを作る

在宅勤務は周りの環境から切り離された空間で仕事に取り組むと作業効率のアップが期待できます。またオンラインミーティングには背景に気を遣うことも求められるでしょう。

 

手軽な解決策としてリビングの一角をアコーディオンカーテンで区切れば、集中できる仕事環境を簡単に作れます。仕事が終われば折りたたんで、リラックスできるスペースに戻せるためオンオフの切り替えもスムーズに行えるでしょう。

 

アコーディオンカーテンの選び方

素材・機能で選ぶ

透明・半透明タイプ

透明・半透明タイプは、視界を遮らず光を取り入れたい場合に適しています。

ポリカーボネート製やビニール製の透明タイプは、光を通しながら空間を区切れるため、圧迫感がありません。半透明タイプは適度なプライバシーを確保しつつ、明るさも維持できるバランスのよい素材です。

遮光タイプ

遮光タイプは光をほぼ通さず、外からの視線を完全に遮れます。

寝室やワークスペース、プライベートスペースなど部屋を暗くしたい場所やプライバシーを守りたい場所で効果を発揮。また、日焼け防止にクローゼットや押し入れのドア代わりとしても理想的です。

防炎機能

キッチン周りや階段付近など、火災のリスクがある場所では防炎機能付きを選びましょう。

消防法で定められた防炎性能基準をクリアした製品には、防炎ラベルが付いています。万が一の火災時にも延焼を防ぎ、家族の命を守る役割を果たします。

デザイン

無地のシンプルなもの

どんなインテリアにも合わせやすい無地は、長期間使用しても飽きがきません。

ベージュやグレーなどのナチュラルカラーは、空間に溶け込みやすく、圧迫感を与えない点が魅力です。

一方で白や黒などのモノトーンは、モダンでスタイリッシュな空間が作れます。

柄入りタイプ

木目調や和柄、幾何学模様など、デザイン性の高い製品もあります。

子ども部屋には動物やキャラクターの柄、和室には竹や桜の模様など、空間のテイストに合わせて選択が可能です。

柄によって空間のアクセントにもなり、インテリアの一部として楽しめるでしょう。

アコーデオンドアのことなら、トーソー

アコーデオンドアは空間を仕切るだけでなく、快適な暮らしを実現するアイテムとして活躍します。

間仕切りや冷暖房効率のアップなど、設置場所に合わせた選び方がポイントです。

トーソーでは、アコーデオンドアをはじめ、プリーツスクリーンやロールスクリーンなど多彩な製品を展開しています。

 

アコーデオンドアシリーズは、防炎や防汚、抗菌といった機能性に加え、デザインやカラーのバリエーションも豊富です。

たとえば、落ち着いたトーンでどんな部屋にもなじむベーシックタイプから、織り柄やナチュラルな質感を楽しめる色柄タイプまで、幅広いデザインが揃っています。

アコーデオンドアで理想の間仕切りを見つけたい方は、トーソー公式サイトでラインアップをチェックしてみてください。

※トーソーのアコーデオンドアの詳細はこちら

まとめ

アコーディオンカーテンは、簡単に設置できて空間を有効に使える便利な間仕切りです。冷暖房効率の向上や目隠しとしても活躍し、突っ張り棒タイプであれば賃貸住宅でも取り入れやすいでしょう。

 

設置が難しい場合は、プリーツスクリーンやロールスクリーンなどの代替品もおすすめです。用途や部屋の雰囲気に合わせて選び、快適で使いやすい住まいを実現していきましょう。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
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