カーテンサイズの測り方・選び方を分かりやすく解説!

カーテンサイズは、測り間違えると外から室内が丸見えになったり光漏れが気になったりと、生活の質を大きく下げてしまいます。設置する窓に適したカーテンを取り付け、快適な窓まわりを作り上げましょう。
今回は、カーテンサイズの正しい測り方や注意点、カーテンサイズが合わない場合の対処法などを詳しく解説します。
目次
- カーテンサイズを測るときの事前準備
- カーテンサイズの測り方① 幅の採寸
- カーテンサイズの測り方② 丈の採寸
- 既製カーテンの基本的なサイズ
- カーテンサイズを測るときの注意点
- 既製カーテンのサイズが合わない場合の対処法はある?
- 窓まわり製品ならトーソー
- まとめ
カーテンサイズを測るときの事前準備
カーテンレールを採寸するのに必要なものは以下の3つです。
- メジャー(5m以上がおすすめ)
- 踏み台
- メモ帳とペン
踏み台はぐらつきがないかを十分に確認し、事故防止のため安定したものを使用するようにしてください。
カーテンサイズの測り方① 幅の採寸
カーテンレールには機能レールと装飾レールの2種類があります。
それぞれカーテンサイズの測り方が異なるため、自宅のカーテンレールがどちらのタイプかを確認し、実際に測っていきましょう。
1:一般的な機能レールの場合
カーテンレールの両端にあるエンドキャップのリングから、反対側のエンドキャップのリングまでを測ります。仕上がりサイズは、実寸に2~5%のゆとりを加えた寸法です。
2:装飾レールの場合
カーテンレールの両端にあるエンドランナーから、反対側のエンドランナーまでを測ります。仕上がりサイズは、実寸に2〜5%のゆとりを加えた寸法です。
装飾レールのデザインはバリエーションが豊富で、上記の採寸方法に当てはまらない場合があります。その際は、購入店や取扱店にカーテンサイズの採寸方法を詳しく確認してください。
カーテンサイズの測り方② 丈の採寸
次にカーテンの丈の採寸を行います。カーテンの丈は次の4種類の窓によって採寸方法が異なります。
- 腰窓(腰高窓)
- はきだし窓(掃き出し窓)
- 出窓
- タブ・ハトメカーテン
基本的には、固定ランナーから指定場所までを測り、カーテンの仕上がりサイズに合わせて丈の数値を出します。
1:腰窓(腰高窓)の場合
腰高窓は大人の腰の高さにある窓のことです。この種類は、次のように丈の採寸を行います。
- 固定ランナーの下から窓枠の下までを測る
- 出した数値から+15~20cmがおすすめのサイズ
窓枠下ちょうどのサイズで注文すると、光が漏れたり室内が外から見えたりする可能性があります。そのため、窓をすっぽり覆える長さで注文することがおすすめです。
2:はきだし窓(掃き出し窓)の場合
掃き出し窓は床から天井近くまである、面積の大きな窓です。掃き出し窓に設置するカーテンの丈は、次の手順で採寸しましょう。
- 固定ランナーの下から床までを測る
- 出した数値から-1cmくらいがおすすめのサイズ
腰高窓のように丈が長ければ光漏れは軽減できますが、ほこりがカーテンについたり裾にほつれが生じたりしてしまいます。さらに、結露やカビも発生しやすくなります。そのため、-1cm程度の長さがおすすめのサイズです。
3:出窓の場合
出窓は壁の外に飛び出している窓で、室内により多くの光が入り、インテリア性を高めます。出窓の場合は、窓の形状に沿ってカーテンを設置するのが一般的。丈の採寸方法は次のとおりです。
- 固定ランナーの下から窓台までを測る
- 出した数値から-1cmくらいがおすすめのサイズ
出窓は掃き出し窓同様、窓台にカーテンが付いたらほこりを集めてしまいます。衛生的にカーテンを使用するには、窓台に付かない程度の寸法がおすすめです。
4:タブ・ハトメカーテンの場合
タブ・ハトメカーテンは、カーテン上部に布製のループや穴が設けられているカーテンのこと。一般的には装飾レールを使用して設置します。タブ・ハトメカーテンの丈を採寸するときは、「固定ランナーの下から」ではなく「レール上部」から測り始めます。
測り終わりは、腰高窓であれば窓枠下、掃き出し窓であれば床までというように、前述した各窓の種類に準じましょう。
既製カーテンの基本的なサイズ
カーテンには最初から代表的なサイズに仕立てられた、「既製品」がさまざまな店舗で取り扱われています。このサイズが合えば特別にオーダーする必要がなく、安価にカーテンを用意することが可能です。
カーテンの代表的なサイズは下表をご参照ください。
腰高窓 | 幅100cm×丈135cm |
掃出し窓1 | 幅100cm×丈178cm |
掃出し窓2 | 幅100cm×丈200cm |
※1枚当たり
1枚当たりの代表的なサイズなので、一般的に既製品はこのサイズが2枚入っています。
普及していた腰高窓のサイズは幅180cm×高さ120cmが多く、1枚当たり幅100cm×丈135cmサイズの既製カーテンが合うとされていました。しかし、現在は腰高窓のサイズは豊富にあり、この既製品サイズでは合わないことが多くあるため注意が必要です。
またレースカーテンの場合は、メインカーテンの裾からレースが見えないように丈が約2cm短いつくりになっています。
カーテンサイズを測るときの注意点
カーテンサイズを測る時に気をつけたいポイントは「高さ」と「裾」のゆとりです。
十分な高さがあれば、縦長の効果で空間が大きく見えます。
また、裾にゆとりがあると遮光性が保てます。特に腰高窓の場合は裾にゆとりがあると美しく見える効果もあるためおすすめです。
既製カーテンのサイズが合わない場合の対処法はある?
既製カーテンのサイズが合わない場合は、カーテンの丈の長さが調整できるアジャスターフックの活用や、オーダーカーテンを注文する方法があります。
2つの方法を詳しく解説します。
1:アジャスターフックで調整する
カーテンフックの基本的な付け方をわかりやすく解説!選び方も紹介! | Madoかけ – カーテン・ブラインドナビ –
アジャスターフックは、フックの位置を上下に動かすことで最大4cm程度カーテンの丈を調整できます。例えば、掃き出し窓のカーテンが床に付いてしまう場合、アジャスターフックで調整すれば床上1cmの高さに引き上げることが可能です。
アジャスターフックで丈を短くしたい場合はフックを上げ、長くしたい場合はフックを下げるという基本的な仕組みで、誰でも簡単に設置できるでしょう。
2:オーダーカーテンを選ぶ
窓枠のサイズが一般的なものよりも大きかったり小さかったりすると、既製カーテンでは対応できないこともあります。その際は、カーテンの幅や丈などを指定して注文する「オーダーカーテン」がおすすめです。
カスタマイズ性が高く、窓枠にぴったりとフィットするカーテンが用意できます。ただし、オーダーカーテンは既製カーテンとは異なり受注生産となるため、できあがるまでに1週間以上かかる場合がほとんどです。引っ越しのときはできるだけ早めにカーテンのサイズを測り、用意しておくとよいでしょう。
窓まわり製品ならトーソー
カーテンは部屋の雰囲気をグレードアップしてくれる、魅力的な窓まわりアイテムのひとつです。さらにカーテンレールやカーテンレールを留めておくタッセルにこだわれば、カーテンがより印象的になります。
トーソーでは以下のようなカーテンレールをご用意しています。
- 装飾レール
- ボックス・バランス・シェルフ
- シーリングレール
- 機能性レール
- 電動カーテンレール
ナチュラルな空間と相性のよい木製タイプや、モダン調のインテリアになじむメタリックタイプなど、バリエーション豊かなカーテンレールで窓まわりを彩ってみてはいかがでしょうか。
トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー
まとめ
カーテンはカーテンレールを基準として測れば、簡単に窓枠に合ったカーテンサイズがわかります。カーテンサイズを間違えると、プライバシー性や遮光性などが下がり、日常生活でも大きな問題が生じてしまいます。適切なサイズのカーテンを用意することが大切です。
トーソーにはカーテンの格を一段と上げてくれる窓まわりアイテムが多くそろっており、さまざまなインテリアに彩りをプラスします。トーソーの窓まわりアイテムを活用して、窓辺のおしゃれを楽しみましょう。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。


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