カーテンサイズの選び方は?種類や正しいサイズの測り方を徹底解説

まどかけの話

カーテンサイズは、測り間違えると外から室内が丸見えになったり光漏れが気になったりと、生活の質を大きく下げてしまいます。

 

設置する窓に適したカーテンを取り付け、快適な窓まわりを作り上げましょう。

 

今回は、カーテンサイズの選び方に関する基本知識から正しい測り方、注意点、カーテンサイズが合わない場合の対処法まで詳しく解説します。間取りや窓の形状に合ったカーテン選びの参考にぜひご覧ください。

目次

カーテンサイズの選び方に関する基本知識

カーテンサイズを選ぶ際は、窓の形状やカーテンレールの種類に応じた採寸が欠かせません。

 

適切なサイズを選ぶことで、窓まわりがすっきりとまとまり、おしゃれな印象に仕上がります。ここでは、サイズ選びで押さえておきたい基本知識をご紹介します。

 

既製カーテンの基本的なサイズ

カーテンには最初から代表的なサイズに仕立てられた、「既製品」がさまざまな店舗で取り扱われています。このサイズが合えば特別にオーダーする必要がなく、安価にカーテンを用意することが可能です。

 

▼代表的なカーテンサイズ

腰高窓 幅100cm×丈135cm
掃出し窓 幅100cm×丈178cm
幅100cm×丈200cm

※1枚当たり

 

1枚当たりの代表的なサイズなので、一般的に既製品はこのサイズが2枚入っています。

 

腰高窓のサイズは幅180cm×高さ120cmが多く、1枚当たり幅100cm×丈135cmサイズの既製カーテンが合うとされていました。しかし、現在は腰高窓のサイズは豊富にあり、この既製品サイズでは合わないことが多くあるため注意が必要です。

 

またレースカーテンの場合は、メインカーテンの裾からレースが見えないように丈が約2cm短いつくりになっています。

 

レールの取り付け方や窓の形状による適切なカーテンサイズの違い

カーテンレールの取り付け方には、窓枠の上部や壁面にレールを固定する「正面付け」と、天井面に直接取り付ける「天井付け」の2種類があります。

 

正面付けではレールの位置から床や窓枠下までの距離が丈の基準となり、天井付けでは天井から床までの距離が基準です。取り付け方によって丈の測り始めが異なるため、事前の確認が欠かせません。

 

窓の形状にも注意が必要です。掃き出し窓や腰高窓といった一般的な形状のほか、出窓には曲線レールが使われることがあり、カーブに沿った長さを測る必要があります。

 

レールの種類と窓の形状の両方を把握し、各場所に合った正確なサイズのカーテンを設置しましょう。

 

カーテンサイズ表記の見方

カーテンを購入する際、パッケージやオンラインショップには「幅100×丈200cm」といったサイズ表記が記載されています。この表記はカーテンのサイズを間違いなく選ぶうえで大切な数値のため、選ぶ前に把握しておきましょう。

 

まず「幅」は、カーテン1枚あたりの横幅のことです。たとえば「幅100cm」であれば、その1枚の生地幅が100cmであることを意味します。

 

両開きで使う場合は同じサイズを2枚用意する必要があるため、購入枚数を間違えないよう気をつけましょう。狭い窓や作業スペース横の小窓であれば、片開き1枚で対応できるケースもあります。

 

「丈」は、カーテン上部のフック取り付け位置から裾までの長さを表しています。「丈200cm」と書かれていれば、フックから裾までが200cmということです。ただし、フックの種類(Aフック・Bフック)によって取り付け位置が上下するため、実際の仕上がり丈には差が出る場合があります。購入前にどちらのフックを使うかも確認しておくとよいでしょう。

 

あわせて知っておきたいのが「ヒダ」の倍率です。「1.5倍ヒダ」「2倍ヒダ」といった表記は、レール幅に対してどれだけの生地を使用しているかを示しています。倍率が高いほど生地にゆとりが生まれ、美しいドレープに仕上がります。

 

おしゃれな窓辺を演出したい場合は、2倍ヒダを選ぶとボリュームのあるシルエットが楽しめるでしょう。

 

カーテンの機能一覧

カーテンにはサイズだけでなく、空間の快適性を高めるさまざまな機能が備わっています。主な機能は以下のとおりです。

 

機能 特徴
遮光 外からの光をカットし、寝室やシアタールームなどに適している
遮熱 日差しによる室温上昇を抑え、省エネにもつながる
UVカット 紫外線を軽減し、家具やフローリングの日焼けを防ぐ
ミラーレース 外から室内が見えにくく、プライバシーを確保できる
防音・遮音 外部の騒音を和らげ、狭い作業スペースでの集中にも役立つ
防カビ・抗菌 湿気が多い場所でもカビや菌の発生を抑える

建物の種類別のカーテンサイズの選び方

マンションの場合

マンションでは、入居時点でカーテンレールが設置されているケースが多いため、窓枠ではなくレールを基準に採寸します。幅と丈は、次の位置を基準に採寸しましょう。

 

  • 機能性レール:両端にある固定ランナーの間
  • 装飾レール:左右のエンドランナーの間
  • 掃き出し窓の丈:ランナーの下から床まで測り、約1cm短くする
  • 腰高窓の丈:ランナーの下から測り、窓枠の下端より15~20cm長くする

 

両開きにする場合は、レール幅に2~5%ほどのゆとりを加え、その数値を2で割ると1枚分の幅を出せます。レールの端に付いたキャップや飾りは含めず、ランナーが動く範囲を測りましょう。

 

マンションでは、カーテンボックスの中にレールが収まっていたり、天井近くから床まで覆うカーテンを取り付けたりする場合もあります。ボックス付きの窓は内部のレール位置から採寸し、カーテン上部が触れないかも確認してください。ダブルレールは室内側と窓側を別々に測ると、ドレープカーテンとレースカーテンの寸法を決めやすくなります。

 

掃き出し窓の近くにエアコンや家具、カウンターがある場合は、裾や生地のたまりが周囲に当たらない長さを選びます。レースカーテンは、ドレープカーテンより1~2cm短く仕上げるのが一般的です。

 

既製サイズが合わない窓には、アジャスターフックで丈を調整する方法や、オーダーカーテンが向いています。

 

一戸建て住宅の場合

一戸建て住宅には、掃き出し窓や腰高窓のほか、出窓、縦長窓、横長窓、高窓など、異なる種類の窓が設けられています。同じ住宅内でも寸法がそろっているとは限らないため、カーテンは窓ごとに採寸しましょう。

 

採寸位置と丈の目安は、次のとおりです。

 

  • レールが設置済みの窓:両端にある固定ランナーの間を測る
  • レールがない窓:窓枠を覆う範囲を決めてから、取り付け予定の位置を測る
  • 掃き出し窓:ランナーの下から床まで測り、床より約1cm短くする
  • 腰高窓:ランナーの下から窓枠の下端まで測り、15~20cmほど加える

 

新築でカーテンレールを取り付ける場合は、窓枠の外側をどこまで覆うかに加え、家具やエアコンに生地が触れないかも確認する必要があります。

 

吹き抜けや天井の高いリビングにある大きな窓は、既製品では幅や丈が合わない場合があります。高所での採寸や取り付けは危険を伴うため、施工店や専門店への依頼も検討してください。開閉回数の多い大開口窓には、操作しやすいカーテンレールや電動タイプがおすすめです。

 

和室では、障子や長押、窓台との位置関係を確かめ、裾が周囲に触れない寸法を選びましょう。

 

特殊な形状の窓の場合

アーチ窓や三角窓、丸窓などは、一般的な既製カーテンでは窓全体を覆いにくい場合があります。窓の形や開閉方法を確認し、形状に合ったカーテンや窓まわり製品を選びましょう。

 

特殊な形状の窓に取り付ける方法は、主に次の3つです。

 

  • 窓の形に合わせてオーダーカーテンを製作する
  • シェードやブラインドなど、別の種類の製品を取り付ける
  • カーテンレールや生地の掛け方を工夫し、既製品を使用する

 

半円形や扇形の窓には、窓の形に沿って生地が広がる専用のシェードが適しています。丸窓では、円形に対応したブラインドのほか、窓の中心から生地を放射状に広げるスタイルカーテンを取り付ける方法もあります。

 

傾斜天井に沿った窓は、傾きに合わせてカーテンレールを設置し、生地の裾も斜めに仕立てるのが一般的な方法です。窓の左右でカーテン丈が異なるため、最も高い箇所と低い箇所、横幅、斜辺をそれぞれ採寸してください。複雑な形状の場合は、オーダーカーテンを検討すると寸法を合わせやすくなります。

 

地窓や高窓などの小さな窓には、ローマンシェードやスタイルカーテンが向いています。生地を上下に動かすタイプなら、カーテンを左右に開くための空間も必要ありません。普段あまり開閉しない窓では、窓枠内に収める固定式の製品も使えます。

 

形の異なる窓が並ぶ部屋では、カーテンの色や生地の素材をそろえると、室内に統一感が生まれます。製品の種類が異なる場合も、同じ色合いや質感を選ぶと、まとまりのある印象に仕上がるでしょう。

 

特殊な形状の窓は、数cmの採寸誤差でも隙間や生地の余りが生じる場合があります。窓枠やカーテンレールの寸法を測り、窓を正面と斜めから撮影した写真も用意して、専門店へ相談するのがおすすめです。

 

カーテンサイズを測るときの事前準備

カーテンレールを採寸するのに必要なものは以下の3つです。

 

  • メジャー(5m以上がおすすめ)
  • 踏み台
  • メモ帳とペン

 

踏み台はぐらつきがないかを十分に確認し、事故防止のため安定したものを使用するようにしてください。

 

カーテンサイズの測り方①幅の採寸

カーテンレールには機能レールと装飾レールの2種類があります。

 

それぞれカーテンサイズの測り方が異なるため、自宅のカーテンレールがどちらのタイプかを確認し、実際に測っていきましょう。

 

1:一般的な機能レールの場合

カーテンレールの両端にあるエンドキャップのリングから、反対側のエンドキャップのリングまでを測ります。仕上がりサイズは、実寸に2~5%のゆとりを加えた寸法です。

 

2:装飾レールの場合

カーテンレールの両端にあるエンドランナーから、反対側のエンドランナーまでを測ります。仕上がりサイズは、実寸に2〜5%のゆとりを加えた寸法です。

 

装飾レールのデザインはバリエーションが豊富で、上記の採寸方法に当てはまらない場合があります。その際は、購入店や取扱店にカーテンサイズの採寸方法を詳しく確認してください。

 

カーテンサイズの測り方②丈の採寸

次にカーテンの丈の採寸を行います。カーテンの丈は次の4種類の窓によって採寸方法が異なります。

 

  1. 腰窓(腰高窓)
  2. はきだし窓(掃き出し窓)
  3. 出窓
  4. タブ・ハトメカーテン

 

基本的には、固定ランナーから指定場所までを測り、カーテンの仕上がりサイズに合わせて丈の数値を出します。

 

1:腰窓(腰高窓)の場合

腰高窓は大人の腰の高さにある窓のことです。この種類は、次のように丈の採寸を行います。

 

  1. 固定ランナーの下から窓枠の下までを測る
  2. 出した数値から+15~20cmがおすすめのサイズ

 

窓枠下ちょうどのサイズで注文すると、光が漏れたり室内が外から見えたりする可能性があります。そのため、窓をすっぽり覆える長さで注文することがおすすめです。

 

2:はきだし窓(掃き出し窓)の場合

 

掃き出し窓は床から天井近くまである、面積の大きな窓です。掃き出し窓に設置するカーテンの丈は、次の手順で採寸しましょう。

 

  1. 固定ランナーの下から床までを測る
  2. 出した数値から-1cmくらいがおすすめのサイズ

 

腰高窓のように丈が長ければ光漏れは軽減できますが、ほこりがカーテンについたり裾にほつれが生じたりしてしまいます。さらに、結露やカビも発生しやすくなります。そのため、-1cm程度の長さがおすすめのサイズです。

 

3:出窓の場合

出窓は壁の外に飛び出している窓で、室内により多くの光が入り、インテリア性を高めます。出窓の場合は、窓の形状に沿ってカーテンを設置するのが一般的。丈の採寸方法は次のとおりです。

 

  1. 固定ランナーの下から窓台までを測る
  2. 出した数値から-1cmくらいがおすすめのサイズ

 

出窓は掃き出し窓同様、窓台にカーテンが付いたらほこりを集めてしまいます。衛生的にカーテンを使用するには、窓台に付かない程度の寸法がおすすめです。

 

4:タブ・ハトメカーテンの場合

タブ・ハトメカーテンは、カーテン上部に布製のループや穴が設けられているカーテンのこと。一般的には装飾レールを使用して設置します。タブ・ハトメカーテンの丈を採寸するときは、「固定ランナーの下から」ではなく「レール上部」から測り始めます。

 

測り終わりは、腰高窓であれば窓枠下、掃き出し窓であれば床までというように、前述した各窓の種類に準じましょう。

 

カーテンサイズを測るときの注意点

カーテンサイズを測る時に気をつけたいポイントは「高さ」と「裾」のゆとりです。

 

 

十分な高さがあれば、縦長の効果で空間が大きく見えます。

 

また、裾にゆとりがあると遮光性が保てます。特に腰高窓の場合は裾にゆとりがあると美しく見える効果もあるためおすすめです。

 

既製カーテンのサイズが合わない場合の対処法はある?

既製カーテンのサイズが合わない場合は、カーテンの丈の長さが調整できるアジャスターフックの活用や、オーダーカーテンを注文する方法があります。

 

2つの方法を詳しく解説します。

 

1:アジャスターフックで調整する

カーテンフックの基本的な付け方をわかりやすく解説!選び方も紹介! | Madoかけ – カーテン・ブラインドナビ –

 

アジャスターフックは、フックの位置を上下に動かすことで最大4cm程度カーテンの丈を調整できます。例えば、掃き出し窓のカーテンが床に付いてしまう場合、アジャスターフックで調整すれば床上1cmの高さに引き上げることが可能です。

 

アジャスターフックで丈を短くしたい場合はフックを上げ、長くしたい場合はフックを下げるという基本的な仕組みで、誰でも簡単に設置できるでしょう。

 

2:オーダーカーテンを選ぶ

窓枠のサイズが一般的なものよりも大きかったり小さかったりすると、既製カーテンでは対応できないこともあります。その際は、カーテンの幅や丈などを指定して注文する「オーダーカーテン」がおすすめです。

 

カスタマイズ性が高く、窓枠にぴったりとフィットするカーテンが用意できます。ただし、オーダーカーテンは既製カーテンとは異なり受注生産となるため、できあがるまでに1週間以上かかる場合がほとんどです。引っ越しのときはできるだけ早めにカーテンのサイズを測り、用意しておくとよいでしょう。

 

窓まわり製品ならトーソー

カーテンは部屋の雰囲気をグレードアップしてくれる、魅力的な窓まわりアイテムのひとつです。さらにカーテンレールやカーテンレールを留めておくタッセルにこだわれば、カーテンがより印象的になります。

 

トーソーでは以下のようなカーテンレールをご用意しています。

 

  • 装飾レール
  • ボックス・バランス・シェルフ
  • シーリングレール
  • 機能性レール
  • 電動カーテンレール

 

ナチュラルな空間と相性のよい木製タイプや、モダン調のインテリアになじむメタリックタイプなど、バリエーション豊かなカーテンレールで窓まわりを彩ってみてはいかがでしょうか。

 

トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー

 

まとめ

カーテンサイズはカーテンレールを基準に採寸するのが基本です。レールの取り付け方や窓の形状によって測り方が異なるため、事前にそれぞれの違いを把握しておきましょう。

 

また、サイズ表記の読み方やフックによる仕上がり丈の違いも、購入前に確認しておきたいポイントです。既製品で対応できない場合は、アジャスターフックでの微調整やオーダーカーテンも選択肢に入れてみてください。

 

間取りや窓の配置に合った機能・サイズのカーテンを選ぶことで、快適でおしゃれな空間づくりにつながります。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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