カーテンレールにブラインドを取り付ける方法を解説!
カーテンレールに取り付けられるブラインドとは?
賃貸物件だとカーテンレールがすでに取り付けてあるため、「カーテン」しか設置できないと思われがちですが、ブラインドも正しい手順で行えば特別な採寸も必要なく手軽に取り付けられます。
しかし、全てのブラインドが対応しているわけではありません。カーテンレールの耐荷重量を超えないブラインドであることが重要です。基本的には重量の軽いアルミブラインドのみが対応可能です。
ブラインドの種類 | 取付の可否 |
---|---|
アルミブラインド | ○ |
ウッドブラインド
バーチカルブラインド |
× |
取り付けられるカーテンレール
ブラインド取り付けには、カーテンレールの形状に条件があります。基本的には下側に溝があるC型、角型カーテンレールのみとなるため、事前に断面をチェックしましょう。これは「カーテンレール取付金具」とブラケットでカーテンレールを挟むように固定するためです。この形状以外の装飾レールやI型のカーテンレールには取り付けられません。
▼取り付けられるカーテンレール
角型 | C型 |
▼取り付けられないカーテンレール
- 装飾カーテンレール
- I型
カーテンレールの形状を確認したら、次に耐荷重量をチェックしましょう。カーテンレールが耐えられる重量以内のブラインドであれば取り付け可能です。
ブラインドをカーテンレールに取り付ける準備
ブラインドをカーテンレールに取り付ける前に、次のものを準備しましょう。
- カーテンレール取付金具(オプション部品)
- ブラケット
- ドライバー
カーテンレール取付金具は、ブラインドの注文時に指定することを忘れないよう注意しましょう。
ブラインドを設置する準備が整ったら、次は実際にカーテンレールへ取り付けていきます。正しい手順を踏めば、1人でも取り付けられる簡単な作業です。ただし、落下や思わぬ事故を招かないよう慎重に行いましょう。
カーテンレールにブラインドを取り付ける方法
カーテンレールにブラインドを取り付けるには、以下のステップで進めていきます。
手順①:ブラケットとカーテンレール取付金具を仮止め
手順②:カーテンレールからキャップとランナーを抜く
手順③:カーテンレール取付金具をレールに固定する
手順④:ブラインドをブラケットに固定する
手順⑤:カーテンレールにキャップを取り付ける
手順①:ブラケットとカーテンレール取付金具を仮止め
カーテンレール取付金具とブラインドを固定するブラケットを仮止めします。このとき、ビスの先端に仮止めすることで、のちの作業がスムーズに進みます。以下の写真程度の仮止めで問題ありません。
手順②:カーテンレールからキャップとランナーを抜く
ドライバーを使って窓側のカーテンレールのキャップを外し、カーテンランナーを全て抜き取ります。賃貸物件であれば退去時にカーテンレールを元に戻す必要があるため、大切に保管しておきましょう。
手順③:カーテンレール取付金具をレールに固定する
仮止めしたカーテンレール取付金具をカーテンレールの溝の横からスライドさせ、挿入します。
カーテンレール取付金具をレールの溝に確実に入れ込めたら、次に仮止めしていたネジを締めて固定します。これをもう片側も同じように行ってください。
手順④:ブラインドをブラケットに固定する
左右のカーテンレール取付金具を固定出来たら、次にブラインド本体を取り付けます。ブラインドは重さがあるため、両手でしっかりともち、転倒しないように気をつけましょう。
ブラインドとカーテンレール取付金具が取り付けられたとき、カチッという音がします。この音を確認し、確実に取り付けられたかをチェックしてください。
手順⑤:カーテンレールにキャップを取り付ける
手順②で取り外したカーテンレールのキャップを取り付けて完成です。最後にブラインドを一通り操作してみて、落下の危険性がないか入念にチェックしましょう。
ブラインドの外し方も簡単なステップで行えます。ブラケットの解除ボタンを押しながらブラインドを手前に引くと外せるので、退去時も時間をかけることなくスムーズに作業を終えられるでしょう。
取付方法はトーソーのインスタグラムでもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
賃貸でもできる!カーテンレールにブラインドを設置する方法|TOSO Instagram
カーテンレールにブラインドを設置する際の注意点
カーテンレールにブラインドを設置する際は、以下3つの注意点を守りましょう。
- カーテンレールの種類に注意する
- カーテンレールの耐荷重量をチェックする
- カーテンレールランナーを紛失しない
ここでは前述した注意点を掘り下げて解説します。
カーテンレールの種類に注意する
ブラインドを取り付ける前に必ず確認したいことが、カーテンレールの種類です。取り付けられるのは、基本的に「角型」「C型」であり、ビスが入る空洞があれば取り付け可能です。
一方で、装飾レールやI型はカーテンレールに空洞がありません。取り付ける際はビスが入る形のカーテンレールであるかどうかを確認し、設置を行いましょう。
カーテンレールの耐荷重量をチェック
カーテンレールには耐荷重量がありそれを超える重さのブラインドを取り付けると、レールの形が変わったり、落下リスクが高まったりします。
ブラインドのなかでも重量のあるウッドブラインドやバーチカルブラインドは取り付けられません。お部屋をモダンに仕上げたいときは、木目調のアルミブラインドを検討しましょう。
カーテンレールランナーを紛失しない
ブラインドを取り付ける際に外したランナーは、退去時、元通りに戻す必要があります。退去時はなにかと忙しく、物を紛失しやすいタイミングでもあります。ランナーの紛失を避けるため、透明の袋に入れ、普段から目につきやすい場所に保管しておきましょう。
ブラインドをお探しならトーソー
ブラインドは窓辺をすっきりと見せられるおしゃれな窓まわりアイテムです。利便性も高く、賃貸物件にもぜひ取り入れたいもの。トーソーでは、木目調やナチュラルカラー、メタリックカラーなど、多種多様なアルミブラインドを取り揃えています。
また遮熱機能をもち、省エネ効果が期待できるブラインドもラインナップ。トーソーのアルミブラインドは、ライフスタイルの快適性を上げる機能性にも優れています。デザイン性と機能性を兼ね備えたトーソーのアルミブラインドをぜひチェックしてみてください。
トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー
まとめ
賃貸物件であっても備えつけのカーテンレールを利用して、ブラインドを取り付けられます。一般的な賃貸物件のカーテンレールは角型かC型であるため、取り付けられるケースがほとんど。これから賃貸物件を探すという方は、カーテンレールにも注目してみてください。
デザイン性があり、採光や視線のコントロールに優れたブラインドを取り入れ、快適な空間づくりを目指していきましょう。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。
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