賃貸でも大丈夫なブラインドの取り付け方は?穴を開けない方法を紹介!
そもそもブラインドとは?
ブラインドは縦や横のスラット(羽根)で自然光や外からの視線、断熱性のコントロールが可能な窓まわりアイテムです。お部屋のインテリアになじむデザインが見つかりやすいのも大きな魅力です。
縦型ブラインドと横型ブラインドではそのつくりから、メリット・デメリットが異なります。ブラインドの特徴やメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、関連記事もチェックしてみてください。
カーテンをブラインドに変えるメリットとは?
賃貸は入居時からカーテンレールが設置済である場合が多く、「カーテンしか利用できない」という印象を抱く方も多いのではないでしょうか。実は注意点を守れば、カーテンレールにもブラインドを取り付けることができます。
カーテンをブラインドに変える主なメリットは、以下の通りです。
- すっきりとした印象の窓辺が実現
- おしゃれでモダンな空間をつくりやすい
- スラットの調整で簡単に調光できる
カーテンよりも少ないステップで自然光・視線のコントロールが可能な点や、すっきりとした空間づくりができる点が大きな魅力です。
賃貸ではネジ穴をあけるのは避けた方がいい?
カーテンレールを使用しなくても、ネジ穴をあければブラインドは取り付けられます。しかし賃貸は、退去時にネジ穴が問題となることもあります。
ネジ穴をあけた場合、次のようなトラブルが発生します。
- 「原状回復義務」が生じる可能性がある
- 契約違反にあたる可能性がある
まず問題となるのは「原状回復義務」です。借主が故意に穴を開け、かつ賃貸借契約書に記載されてあれば修理費用が請求される可能性があります。
しかしネジ穴は完全に修復することはむずかしく、修理費用が高くなってしまうことも。退去時のトラブルを考えると、壁や窓枠にはネジ穴を開けないほうがよいでしょう。
賃貸物件でも大丈夫なブラインドの取り付け方法
賃貸物件にブラインドを取り付けるときは、ネジ穴をあけない方法がおすすめです。次の2つの方法がおすすめです。
- カーテンレール取付金具の使用
- テンションタイプのブラインドの採用
それぞれ詳しく見ていきましょう。
カーテンレール取付金具の使用
もともと設置してあるカーテンレールに取り付けるだけなので、ネジ穴をあける必要もなく簡単なステップでブラインドが設置できます。
ここではトーソーのカーテンレール取付金具を使用した取付け方法をご紹介します。
1. カーテンレール取付金具を準備しましょう。
2.ブラケットとカーテンレール取付金具を仮止めします。
▼完全に締め切らず、仮止めに
3. カーテンレールの片側のキャップを外し、ランナーをすべて抜いてください。
4. 仮止めをしたブラケットとカーテンレール取付金具をカーテンレールの溝にスライドさせ、左右対称になるようバランスをチェックしながら固定ネジをしめます。
5. 左右の取り付けが完了したら、ブラインド本体を取り付けます。
6.キャップを取り付け、本体がしっかりと固定されているのを確認したら完了です。
トーソーのカーテンレール取付金具を使用した動画は、こちらをご覧ください。
必読!カーテンレールにブラインドを取り付けるときの注意事項
カーテンレールにブラインドを取り付けるときは、以下の注意事項をご確認ください。
- 角型の金属製カーテンレールのみに使用可能
- レールの形状や寸法によっては使用不可
- バーチカルブラインド・プリーツスクリーン・ウッドブラインドは設置不可(重量があり、カーテンレールへの負荷が大きい)
- カーテンレールの許容荷重と製品重量を確認する
- 正面付けは窓側レールに限る(部屋側に取り付けると、落下の可能性あり)
- カーテンとロールスクリーンのダブル付けは避ける(巻きずれの可能性)
- ブラケットの緩みや古いレールは落下のリスクがあるため、取り付け前に状態確認を行う
ブラインドも重さがあるタイプは、落下の恐れがあるため設置できません。アルミタイプなどの軽量なブラインドを選ぶようにしましょう。
テンションタイプのブラインドの採用
壁や窓枠にダメージを与えたくない場合は、テンションタイプのブラインドもおすすめです。テンションタイプは、外側へつっぱる力をいかして窓枠に取り付けます。そのため、木部やタイルなど下地のある場所に取り付けましょう。
1. 取り付け面の汚れなどをきれいにふき取ります。
2. プレートキャップの裏面もきれいにふきとり、付属の両面テープをプレートキャップの裏面に取り付けます。
3. 両面テープの保護紙をはがし、プレートキャップの▲マークを上にして取付位置に設置します。ブラインドを取り付けた際に水平になるよう、反対側も同様にプレートキャップを設置してください。
4.操作側と反対方向の突き当てプレートをプレートキャップに押し込んだら、操作側の突き当てプレートをはめ込み、仮止めします。仮止めが確認できたら、手を離してください。
5.操作側のダイヤルに刻印されている矢印の方向へ回し、左右の隙間が均等になるよう調整してください。反対側も同様に行い、最後にブラケットカバーをかぶせたら取付完了です。
トーソーでは「ベアネル浴窓テンションタイプ」が該当します。
テンションタイプの取り付け方法は動画でもご確認いただけます。
【取付け取外し方法】アルミブラインド ベネアル浴窓テンション ワンポールタイプ TOSO – YouTube
縦型ブラインドは穴をあけずに取り付けできる?
横型ブラインドは上記の2つの方法で取り付け可能ですが、縦型ブラインド(バーチカルブラインド)は残念ながら、ネジ穴をあけずに取り付けられません。
バーチカルブラインドは上下に伸びるラインが美しく、空間を縦に広く見せる効果が期待できとても魅力的ですが、カーテンレールの耐荷重量を超えてしまい、落下のリスクがあるためです。
ブラインドを引っ越し先で再利用する方法
転勤が多かったり将来的に転居が決まっていたりすると、ブラインドは再利用が可能なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
一番の条件は「窓のサイズに合うかどうか」にかかっています。以下よりその方法を確認しましょう。
正面付けを検討しよう
ブラインドの注文時、気を遣うのが「ブラインドのサイズ」。新居の窓とブラインドのサイズが合わなければ、再利用は難しいでしょう。
しかし、窓枠の外側に取り付ける「正面付け」であれば再利用が可能です。この方法は窓枠よりも小さい場合は、外から中が見えてしまうためおすすめできませんが、大きい場合は窓全体を覆えるため設置できます。
もしブラインドがエアコンなどに干渉してしまう場合は、正しく取り付けることはむずかしいため、新しく注文したほうがよいでしょう。
ブラケットは新しいものに取り換えよう
新居でブラインドが再利用できそうであれば、ブラケットは新しいものに取り換えましょう。ブラケットのプラスチック部品は使用年数によっては劣化している可能性があり、問題なく取り付けられてものちのち不具合の発生や落下の恐れがあります。
金属部分も劣化する可能性があるため、できるだけ新調するようにしてください。
ブラインドを選ぶならトーソー
カーテンレールへブラインドを設置するにはさまざまな注意事項がありますが、そのなかでも気をつけたいのは「耐荷重量」です。重さのあるブラインドは設置ができないため、デザインが豊富で比較的軽量なアルミブラインドがおすすめです。
トーソーのアルミブラインドはベーシックタイプから、ツートンカラー、メタリック、木目調などさまざまなデザインを取りそろえています。遮熱機能を備えた省エネ効果が期待できるブラインドもラインナップしているので、幅広い選択肢のなかでお選びいただけます。
ブラインドをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー
まとめ
ブラインドは賃貸物件であっても、カーテンレールの利用やテンションタイプを採用すれば取り付け可能です。シンプルな取付手順で設置でき、お部屋がすっきりとした印象になります。ドライバーを使用するのが不安という方は、テンションタイプがおすすめです。
トーソーのブラインドはデザイン性や機能性に富み、さまざまなニーズへ柔軟に対応できる商品がそろっています。ブラインド選びにお悩みの際は、ぜひトーソーのカタログをご覧ください。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。
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