カーテンフックの基本的な付け方をわかりやすく解説!選び方も紹介!

まどかけの話

そもそもカーテンフックとは?

カーテンフックはカーテンをカーテンランナーに取り付ける部品を指します。素材はプラスチック製で、調節可能なタイプが主流です。

 

カーテンには通常カーテンフックが付属していますが、破損した場合は単品でも購入できます。カーテンの取り付けには欠かせない部品のため、予備を用意しておくことがおすすめです。

 

カーテンフックの種類と違い

カーテンフックには「Aフック」と「Bフック」、さらに「アジャスターフック」の3種類があります。Aフックは広く普及しているタイプで、カーテンレールが見えます。Bフックは、カーテンレールを隠せるタイプです。

 

一方で、最近ではAフック・Bフック両方の機能を備えた「アジャスターフック」が主流となっています。ここでは、それぞれの役割や特徴を見ていきましょう。

 

関連記事:AフックとBフックの違いを図解で解説!特徴やメリット・デメリットとは?

 

1:Aフック

 

Aフックはカーテンレールが見えるタイプです。多くのカーテンレールに対応しており、装飾レールに取り付ける場合はAフックを使用します。

 

開閉時、カーテンレールに引っかかりにくいため、Bフックよりも滑らかな動作が可能なのもメリットの1つ。またカーテンのヒダが美しく表現できるのもAフックです。

 

2:Bフック

 

Bフックはカーテンレールが隠せるタイプです。使用できるカーテンレールは限られますが、遮光性・断熱性などを高めたいときはBフックが適しています。

 

一方で開閉時には、カーテンがレールにひっかかり、スムーズな操作が難しいというデメリットがあります。

 

3:アジャスターフック

アジャスターフックは、フックの位置を上下に調整できる万能タイプです。カーテンを自分の好みの丈で調整でき、取り付け後でも微調整が行えます。一般的には最大4cmほどの調整が可能です。

 

カーテンレールを変えるときも、アジャスターフックであれば多くのタイプに対応できるため、買い替え不要で再利用できるでしょう。

 

カーテンフックの付け方

カーテンフックは針や糸、ミシンといったソーイングアイテムは使用せず、簡単に取り付けられます。

 

しかしカーテンの幅が広いと取り付けるフックの数も多くなり、手間のかかる作業です。フックの付け方のコツをつかんで、スムーズに行いましょう。

 

カーテンフックをカーテン生地へ差し込む

カーテンの上部には、フックを通すための専用の通し穴があります。この通し穴は生地が二重に折り返されており、筒状になっています。

 

フックは必ずこの通し穴に差し込み、固定しましょう。力が入ると生地を貫いてしまうため、ゆっくりと行うことが大切です。アジャスターフックであれば、最初に高さを揃えておくと、のちの作業がスムーズになります。

 

カーテンフックをカーテンレールに取り付ける

カーテンレールにある「ランナー」と呼ばれる小さな輪状の部品に、フックを装着したカーテンを取り付けます。ランナーは破損した場合に備えて、多めに取り付けられていることが一般的です。

 

ランナーに余りが出る場合は、中央よりも端に寄せると開閉の邪魔になりにくく、隙間も生まれません。そのため、カーテンは中央から順に取り付けるのが良いでしょう。

 

固定ランナーに通す

最後に、左右の端にある「固定ランナー」に最後のカーテンフックを取り付けたら完成です。カーテンが重ければ重いほど、取り付けには危険が伴う大変な作業です。

 

足元に気をつけて取り付けましょう。

 

カーテンフックはカーテンレールの種類から選ぶ!

各カーテンフックには、取り付けにおすすめのカーテンレールがあります。とくにBフックは種類が限られるため注意しましょう。

 

次で紹介する「正面付け」とは、窓枠の正面に取り付ける方法です。一方で「天井付け」は窓枠内の上部や、天井に直接取り付ける方法を指します。

 

【正面付け】機能レール

  • 窓側:Aフック
  • 室内側:Bフック

 

正面付けの機能レールの場合、窓側にはAフックを、室内側にはBフックを用いることで、カーテンレールが隠せ、窓辺をおしゃれに見せられます。

 

【正面付け】装飾×機能レール

  • 窓側:Bフック
  • 室内側:Aフック

 

装飾レールはデザイン重視のカーテンレールで、Aフックを使用してレールを見せます。一方で装飾性を高めるため、窓側の機能レールはレールを隠せるBフックでの取り付けが適しています。

 

【正面付け】装飾×装飾レール

  • 窓側:Aフック
  • 室内側:Aフック

 

レールがダブルタイプの装飾レールは、Aフックのみしか取り付けられません。カーテンレールを見せて取り付けられるため、窓辺のインテリア性を高められます。

 

【天井付け/カーテンボックス】

  • 窓側:Aフック
  • 室内側:Aフック

 

天井付けやカーテンボックスへの取り付けは、Bフックだとカーテンが天井に干渉するため、Aフックを使用します。

 

カーテンフックはどこで購入できる?

カーテンフックの多くは、カーテンに同梱されていることが一般的です。

 

しかし、「カーテンフックが壊れた」「カーテンフックをアジャスターフックに変えたい」という場合には、100均やホームセンターで入手しましょう。

 

100均

100円均一には豊富な種類のカーテンフックが並んでおり、Aフック・Bフック・アジャスターフック各種類が揃います。

 

素材も金属とプラスチックがあり、手頃な価格帯でお好みのカーテンフックを購入できるでしょう。

 

ホームセンター

ホームセンターはカーテンフックをほぼ取り揃えており、スタイルカーテンに使用される「ギャザーフック」も入手できます。

 

少し特殊な形状のカーテンフックが必要な場合は、販売元やカーテンメーカーに問い合わせることがおすすめです。

 

窓まわりのことならトーソー

窓まわりの装飾は、お部屋の印象を大きく左右する重要なポイントです。美しいカーテンを選び、丁寧に取り付けても、シンプルな機能レールが露出しているとインテリアの統一感が損なわれてしまうことがあります。

 

窓辺のトータルコーディネートでは、木目調やモダンなマットブラック、美しい真鍮調といったカーテンレールを取り入れることで、レールそのものがインテリアの一部となり、お部屋の雰囲気をさらに格上げしてくれるでしょう。

 

トーソーの装飾レールは、素材やデザインはもちろんのこと、機能性にまでこだわったカーテンレールを豊富にご用意しています。さらに、ふさかけやタッセルのデザイン性にも注目し、理想的な窓まわりを完成してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

カーテンフックには、一般的なAフック、レールを隠せるBフック、そして高さ調節が可能なアジャスターフックの3種類があります。

 

それぞれの特徴を理解し、カーテンレールのタイプに合わせて適切なものを選択しましょう。カーテンフックの付け方は専用の通し穴を使用し、ランナーに順番に取り付けていく簡単な作業です。しかし、カーテンの重みや足元の不安定さで思わぬ事故につながる恐れもあるため、気を付けて取り付けしましょう。

 

窓まわり全体の美しさは、トーソーの装飾レールを使用することで格上げできます。カーテンフックを正しく選び、適切な付け方で理想的な窓まわりを実現しましょう。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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