AフックとBフックの違いを図解で解説!特徴やメリット・デメリットとは?
AフックとBフックの違いとは?
カーテン選びのとき、AフックとBフックの違いを知っておくと、スムーズにカーテンを決められます。
それぞれの特徴を以下よりチェックしていきましょう。
Aフック
Aフックの大きな特徴は次の通りです。
- レールが見えるタイプ
- ほとんどのカーテンレールに対応可能
- カーテンを寄せるとヒダがきれいにおさまる
カーテンレールを見せたい場合には、カーテン上から約1cmのところにフックがあるAフックを使用します。Aフックはカーテンを寄せるとヒダがきれいにおさまり、すっきりとした空間を見せられる点が魅力です。
Bフック
Bフックの大きな特徴は以下をご覧ください。
- レールが隠れるタイプ
- 使用できるカーテンレールが限られる
- カーテンを寄せるとヒダがまとまりづらい
Bフックはカーテンの上から約4cmのところにフックがあるためカーテンレールに掛けた時にカーテンがカーテンレールを隠すため、カーテンレールとカーテンの隙間がなくなり光漏れを大幅に軽減します。一方で、カーテンを寄せたときに生地が干渉し合い、きれいなヒダができずまとまりにくいことも。汎用性の高さは、Aフックのほうにあるといえるでしょう。
レール・カーテン別のフックの選び方
適したフックを選ぶには、レールの種類やカーテンの取り付け位置をチェックしましょう。
Aフックはさまざまなカーテンレールに使用できる、実用性の高いフックです。とくにダブルレールの場合、窓側のレースカーテンにBフックを使用すると開閉がしにくくなってしまうため、Aフックがおすすめです。
注意点
Bフックはカーテンレールを隠す仕様になっており、カーテンがカーテンレールの上よりはみ出ることがあるため、天井付けや装飾レールにむきません。カーテンの開閉時、窓枠の天井や装飾レールとの干渉、ヒダがきれいにまとまらないといったことがあるため、Aフックを選びましょう。
また、Aフック・Bフックのどちらを使用するか先に決めておかないと、カーテンのサイズによっては、下が開きすぎたり引きずってしまったりすることがあります。調整が必要になるケースもあるため、カーテン選びの前にフックを決めておきましょう。
Aフック・Bフックのメリット・デメリット
AフックとBフックは、カーテンの見せ方や環境を大きく変えます。
それぞれのメリット・デメリットを把握して、自分の部屋に合ったフックを見つけましょう。
Aフックのメリット・デメリット
Aフックは汎用性の高さが大きな魅力ですが、デメリットも存在します。
【メリット】
- おしゃれなカーテンレールを見せられる
- 多くのカーテンレールに対応可能
- カーテンを寄せたときにヒダがきれいにまとまる
【デメリット】
- 遮光性が低下する
便利なAフックは、正面付け・天井付けの両方に対応できる特徴があります。一方で、カーテンレールより下に取り付けることから、遮光性が低下し、寝室など暗さを保ちたい部屋には不向きな面も。
カーテンレールはもちろん、どの部屋に取り付けるかも考慮して選ぶと、快適な空間をつくり上げられるでしょう。
Bフックのメリット・デメリット
Bフックは取り付けられるカーテンレールが限られますが、大きなメリットもあります。
【メリット】
- カーテンレールを隠せる
- 遮光性が上がる
【デメリット】
- 取り付けられるカーテンレールが限定的
- カーテンを寄せたときにまとまりが悪い
Aフックに反して、Bフックはカーテンレールを隠す仕様のため窓全体を覆う形になります。光漏れが少なくなり、遮光性が上がるので寝室におすすめです。
オーダーカーテンを注文するときは、Aフック・Bフックどちらを採用するかで長さも変わるため、先に確認するようにしましょう。
カーテンレールならトーソー
カーテンは窓まわりを華やかに彩ったり、落ち着きのある雰囲気にしたりと、理想的な空間をつくるのに欠かせないアイテムです。さまざまなカーテンレールに対応するAフックを使用する際は、カーテンレールをおしゃれなデザインに変えてみましょう。
トーソーでは、さまざまなカーテンレールをご用意しています。集合住宅で気になるカーテン開閉の音を軽減した「静音車式ランナー」の採用や、カーテンレールの上部のすき間をふさぎ、遮光性を向上させる「カバートップ」など、機能性に優れた商品を提供しているので、ぜひご自身のニーズに照らし合わせてカタログをチェックしてみてください。
トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー
まとめ
Aフック・Bフックは大きな違いがないように見えて、実はカーテンのまとまり方や見せ方が大きく変わります。Aフックは多くのカーテンレールに対応する汎用性の高さや、カーテンを寄せたときのまとまりの美しさに魅力を感じられます。一方で、遮光性の低さが部屋によってはデメリットとなることも考慮しなくてはいけません。
Bフックは取り付けられるカーテンレールが限定され、カーテンを寄せたときもまとまりの悪い印象になるなど、デメリットが多く感じられます。しかし、遮光性の高さはAフックよりも確実に高く、省エネ効果も期待できるでしょう。
トーソーには魅力的なカーテンを、より素敵に見せるカーテンアイテムが豊富にそろっています。カーテンレールだけでなく、カーテンクリップ・房かけ・タッセルなどで、窓まわりをグレードアップさせましょう。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。
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