玄関カーテンの防寒効果と目隠し効果を解説!おすすめも紹介!

目次
玄関カーテンは何のため?
玄関にカーテンを設置する目的は、主に「防寒対策」と「目隠し効果によるプライバシーの確保」の2つです。
玄関の設計によっては、住居のなかで特に寒い場所だったり、玄関扉を開けたら人の視線が飛び込んできたりするケースも少なくありません。これらの問題を解決するのが、玄関に設置するカーテンです。
それぞれの目的に対して、玄関に取り付けたカーテンがどのように役立つのかを見ていきましょう。
防寒対策
玄関は外との出入りが特に頻繁で、温度変化の影響を受けやすい場所といえます。この温度変化を抑えるには、適切な素材や厚みのあるカーテンが効果的です。
カーテンには外からの冷気を遮断し、室内の暖かい空気を逃がしにくくする効果があるため、暖房効率が上がり、光熱費の節約にもつながります。
目隠し効果によるプライバシーの確保
玄関は住まいの顔であると同時に、外部からの視線が気になる場所でもあります。視線カットとして玄関にカーテンを設置することで目隠し効果が期待でき、プライバシーの確保が可能です。
宅配物の受け取り時や突然の来客時も、室内が丸見えになることを防げるため、安心して対応できるようになるでしょう。また夜間に照明がついているときも室内の様子が外から見えにくくなり、プライバシーを守れます。
玄関カーテンの選び方
用途に応じた選び方
多種多様な種類から玄関に設置するカーテンを選ぶには、いくつかのポイントにわけて考えることがおすすめです。
用途や目的に応じて選ぶ場合は、主に「防寒」と「目隠し」の2つにわけて選びましょう。それぞれ生地の厚さや種類などから、目的に適したカーテンについて詳しく解説します。
防寒目的の場合
冬の寒さ対策として玄関にカーテンを取り付ける場合は、波状の印象が美しいドレープカーテンがぴったりです。豊かなヒダのある厚手の生地が玄関からの冷気を効果的にブロックし、カーテンのヒダの間に空気の層ができることで断熱効果も高まります。
最近では断熱・保温機能を強化した製品も増えており、暖房効率を上げながら光熱費の削減にも期待できます。
目隠し目的の場合
玄関がこだわりの空間である場合、そのデザイン性を損ないたくないという方も多くいらっしゃいます。すっきりとしたデザインで目隠し効果をもたせたい場合は、ロールスクリーンがおすすめです。
必要なときだけサッと下ろせる手軽さと、使わないときは上部にすっきりと収まる実用性を兼ね備えています。一方、やわらかな光と風を取り入れながら適度な目隠し効果が欲しい場合は、レースカーテンを検討しましょう。
繊細な生地を通して差し込む光が玄関に優しい雰囲気を演出し、良好な通気性で季節を問わず快適に使用できます。
機能に応じた選び方
玄関にカーテンを取り付ける目的が防寒・目隠しであれば、それぞれに適した機能があります。
- 防寒目的:室内の熱を逃がさない遮熱性や、外気をカットする断熱性に優れたカーテン
- 目隠し目的:外からの視線を遮る遮光機能や、室内が透けにくい遮像機能を備えたカーテン
目的に合った機能をもつカーテンを選び分ければ、より快適な住まいづくりが可能です。
取り付け方に応じた選び方
突っ張り棒
手軽に設置できる突っ張り棒は、工具いらずですぐにカーテンを取り付けられる便利なアイテムです。カーテンレールがない玄関に気軽に使え、賃貸住宅でも安心して設置できます。
ただし突っ張り棒には耐荷重があり、設置前にはカーテンの重さの確認が大切です。カーテンが重すぎる場合は落下の危険性があるため、突っ張り棒の耐荷重範囲内のカーテンへ変更し、安全に使用しましょう。
カーテンレール
玄関のカーテンは頻繁に開閉を行うため、安定性を求める場合はカーテンレールがおすすめです。遮光機能や分厚い生地のカーテンでも安定して取り付けられ、長期的な使用にも適しています。
カーテンレールは壁や天井に穴を開けて固定するアイテムです。設置場所の下地の有無や強度、材質を確認し、適切な工具と方法で取り付けましょう。
関連リンク:カーテンレールの種類と選び方を解説!お部屋の雰囲気作りに役立てよう
カーテンサイズに応じた選び方
玄関にカーテンを取り付ける場合、正確な採寸により防寒効果を高められます。隙間があると冷気が侵入するため、カーテン選びでは余裕をもったサイズ選びが必要です。
玄関の開口部全体をカバーし、床との間にもできるだけ隙間をつくらないよう、丁寧に寸法を測ってカーテンを購入しましょう。
デザインに応じた選び方
玄関は来客時の第一印象を決める大切な空間です。カーテン選びでは機能面だけでなく、インテリアとしての調和も意識して選ぶとおしゃれな玄関に仕上がります。
玄関の壁紙や床材、照明との相性を考慮し、空間全体の雰囲気を引き立てるデザインを選びましょう。シンプルなモダンテイストの玄関には無地のスタイリッシュなカーテンを、ナチュラルな雰囲気の玄関には優しい色合いや素材感のあるカーテンを合わせるなど、玄関の個性に寄り添ったコーディネートが理想です。
また玄関は幸運を呼び込む場所として、風水でも重要視されています。色選びに迷ったら、風水をもとに決めることもおすすめです。
玄関カーテン設置の注意点
玄関は家の出入口として毎日何度も使用する場所のため、頻繁に開け閉めするカーテンが重すぎると負担になり、使い勝手が悪くなります。
また、重量のあるカーテンは取り付け部分への負荷も大きく、とくに突っ張り棒での設置では落下の危険性もあります。毎日快適に使用するため、スムーズに開閉できるカーテンレールや、突っ張り棒の耐荷重範囲内のカーテンを使用しましょう。
玄関カーテンにおすすめのアイテム6選
レースカーテン
風や光を通しながら適度な目隠し効果を発揮するレースカーテンは、玄関の明るさを保ちつつプライバシーを守れます。
とくに花粉シーズンには花粉を防ぐ機能を持つ製品にすることで、1年を通して快適に使用できるでしょう。
ロールスクリーン
手軽な動作で開閉できるロールスクリーンは、玄関をフラットに見せられるアイテムです。現在は豊富なスクリーンが登場し、玄関に合わせたデザイン選びも実現できます。
また遮光機能付きの商品も多く、プライバシー保護にも効果的です。
ドレープカーテン
ドレープカーテンは、生地の厚みとヒダによる断熱効果で、防寒に適したカーテンです。
豊富なカラーバリエーションから選べ、玄関の雰囲気に合わせやすいこともドレープカーテンの魅力といえます。
遮光カーテン
外からの視線をしっかりと遮断し、プライバシーを守る遮光カーテン。
従来の遮光カーテンは重量がありましたが、最近では軽量タイプも増えており、玄関での使用にも適しています。
カーテンレール
カーテンレールは安定性が高く、カーテンをスムーズに開閉できます。しかしカーテンレールは生活感が出やすく、玄関の雰囲気を損ねてしまうデザインが一般的です。
トーソーのシエロミニはコンパクト設計で、静音性・走行性・耐久性に優れたカーテンレール。天井だけでなく小さな窓や空間の仕切りにも取り付けられるため、玄関まわりをすっきりとまとめたい方にもおすすめです。
ハンギングバー
玄関にカーテンを取り付けるなら、突っ張り棒やカーテンレールのほか、ハンギングバーも玄関の雰囲気を大切にしながら設置が可能です。
トーソーでは、ブラック・グレー・ホワイトの3種類から選べるデザイン性の高いハンギングバーをご提供しています。さまざまな場所へ設置でき、洗濯物も干せる耐荷重を実現。高い安定性とインテリア性を兼ね備えたアイテムとして、玄関への設置にも向いています。
窓まわりアイテムのことならトーソー
玄関に設置するカーテンは防寒効果や目隠し効果など、生活を快適にするメリットが得られます。カーテンの機能性やデザインにも注目して、自宅の玄関に合ったアイテムを見つけましょう。
トーソーでは薄型で目立ちにくいカーテンレールやデザイン性の高いハンギングバー、シームレスに設置できるロールスクリーンなど、玄関の雰囲気を大切にした製品を豊富に取り揃えています。
おしゃれで快適な玄関づくりの実現に、ぜひトーソー製品をご確認ください。
まとめ
玄関にカーテンを設置する目的は、主に防寒対策とプライバシー保護の2つです。用途に応じて、ドレープカーテンやレースカーテン、ロールスクリーンなど、さまざまな選択肢があります。
選び方のポイントは、機能性、取り付け方法、サイズ、デザインなど多岐にわたります。カーテンの重さや開閉のしやすさも考慮し、とくに突っ張り棒を使用する場合は耐荷重に気をつけることが大切です。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
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