間仕切り・パーテーションカーテンの選び方とオススメ5選をご紹介
間仕切りに使えるパーテーションカーテンとは?
パーテーションカーテンは、リビングなど区切りのない広い空間を手軽に仕切れるカーテンです。その活用方法は部屋を仕切る以外にも冷暖房の効率化、プライバシーの確保など多岐にわたり、さまざまなシーンに役立ちます。
部屋を仕切る方法にオフィス仕様のパーテーションもありますが、パーテーションカーテンはインテリア性や収納面にも優れており、空間をよりおしゃれな雰囲気に仕上げられます。カーテンの生地に機能性を求めれば、快適性の向上も図れるでしょう。
パーテーションカーテンの選び方やポイント
多くの種類があるパーテーションカーテンを後悔なく選ぶには、以下の3つのポイントを参考にしてみてください。
- 種類で選ぶ
- 取り付け方法で選ぶ
- 機能性で選ぶ
ひとつずつ確認していきましょう。
種類で選ぶ
パーテーションカーテンは薄地のカーテンやじゃばら状のカーテン、スクリーンを巻き上げるタイプのカーテンなど、その形状は多種多様にあります。見た目はもちろん、種類によって収納方法や操作性、使い勝手も異なります。
お部屋のインテリアになじみ、条件・目的に対応可能な種類を選びましょう。ここからは主なパーテーションカーテンを種類別にご紹介します。
カーテン・のれん
天井にカーテンレールを取り付け、カーテン生地やのれんを吊り下げる方法です。カーテン・のれんともに豊富な生地のなかから選べるので、お部屋をおしゃれに演出したい場合にもおすすめです。
カーテンは横に開閉することで収納可能ですが、のれんは基本的に開閉を行わず使用するケースが多いでしょう。真ん中にスリットが入っているので、出入りもスムーズです。日常的に空間を仕切っておきたい場合にはのれん、シーンに応じて仕切りたい場合はカーテンを選ぶと便利です。
アコーデオンドア
アコーデオンドアには、じゃばら状に加工されたカーテン生地やプラスチック製のカーテンがあります。カーテン・のれんと同様に、レール設置して本体を取り付けます。じゃばら状の加工により、一般的なカーテンよりすっきりと美しくおさまります。
しっかりとプライバシー空間を守りたいときは、プラスチック製のアコーデオンドアを検討しましょう。固く分厚いので、ドアとしての役割も果たせます。
ロールスクリーン・プリーツスクリーン
上下に開閉するロールスクリーンやプリーツスクリーンは、収納時に上に引き上げることができるため、使用しないときはすっきりとした空間が保てます。リビングの一角に和のスペースを設ける「畳コーナー」には、プリーツスクリーンがぴったり。
和紙調のプリーツスクリーンを引き下ろせば、「畳コーナー」から「和室」が完成します。
自立式のカーテン
カーテンレールの取り付けを行わず、もっと手軽な方法で部屋の間仕切りをしたい場合は、自立スタンドにカーテンを取り付けたパーテーションも有効です。布製のカーテンを使用することでやわらかな印象が残せます。
なかには足元が弱く倒れやすいものもあるので、購入時にはしっかりと確認を行ってください。
関連リンク:部屋の間仕切り・パーテーションの種類をご紹介!魅力やメリットから選び方も解説
取り付け方法で選ぶ
カーテンパーテーションはレール式かつっぱり式で取り付けを行います。穴を開けられない賃貸や場所にはつっぱり式、重量感があるカーテンを設置する場合にはレール式がおすすめです。
間仕切りとして設置するカーテンの種類、天井や壁に穴を開けられるかを確認し、適した取り付け方法を選びましょう。
レール式
天井に穴を開け、カーテンレールをネジで固定する取り付け方法です。しっかりと取り付けられるため、重いカーテンの取り付けが可能になり、落下リスクの低減も図れます。
カーブ対応のカーテンレールを設置すれば、より小さなスペースで仕切れるので用途も広がるでしょう。子どものちょっとしたプレイスペースやワークスペースなどにも理想的なスペースが確保できます。
つっぱり式
つっぱり式のポールを取り付け、カーテンを吊り下げる方法です。賃貸で穴があけられない、下地がなくカーテンレールを取り付けられないといった場合には、この方法で手軽に空間の間仕切りが行えます。
カーテンに重量制限があったり、安定感に不安があったりとレール式に及ばない点もありますが、手軽さと天井や壁を傷つけない大きなメリットがあります。
機能性で選ぶ
パーテーションカーテンには機能性をもった種類もそろっています。ニーズに合わせた機能を選び、より快適な間仕切りスペースをつくりましょう。
冷暖房の効率化
エネルギーコストが上昇している現代では、冷暖房の効率化は節約に直結する方法のひとつ。広いリビングや廊下へ冷気・暖気の流入を防ぎたいときは、パーテーションカーテンを使用して間仕切ることで冷暖房効率が高まります。
カーテンには風が通りにくい分厚い生地や保温・断熱機能をもったカーテンが効果的です。設置する際には天井から床まで全体をカバーできるサイズを選び、省エネ対策を講じましょう。
プライバシー性の確保
生活感があるスペースを隠したい、プライベート空間をしっかりと分けたいといったときは、透け感がないカーテンや遮像タイプのカーテンがおすすめです。
遮像カーテンとは、光を取り入れつつも目隠し効果に優れたカーテンのことで、現在はレースタイプもラインナップされています。カーテンで覆われた反対側を確認することはできないので、プライバシー性の高いスペースの確保が可能です。
ウォッシャブル対応
パーテーションカーテンは生活空間を仕切るため、汚れやにおいがつきやすくなります。とくにキッチン近くに設置されたカーテンは、落ちにくい油汚れが気になることも。洗濯機で丸洗いできるよう、カーテン生地はウォッシャブル対応を選び、清潔に保ちましょう。
なかには防汚機能や抗菌・消臭機能を備えたカーテンもあるので、設置する部屋によってウォッシャブル生地以外の機能性もチェックしてみてください。
カーテンの丈を手軽に調整
パーテーションカーテンをいざ設置してみると、サイズが合わずカーテン丈が足りなかったり余ったりすることがあります。カーテンの生地によってはカットしてもほつれにくいものがあり、後処理に手間がかかりません。
ミシンも必要なく手軽に長さを調整できるので、理想的なサイズのパーテーションカーテンで間仕切りをつくれます。
インテリアに合うデザイン
パーテーションカーテンにさまざまな種類があるように、その生地も豊富なデザインにあふれています。統一感がほしいときはインテリアと同じカラートーンを選び、パーテーションカーテンをアクセントにしたいときは反対色を選ぶようにすると、好みの雰囲気に仕上がりやすくなります。
1枚の絵画のようにしたいときは、柄のある生地もおすすめです。パーテーションカーテンが空間を占める割合なども考慮し、空間をおしゃれに仕上げましょう。
間仕切り・パーテーションカーテンのおすすめ5選
ここからはトーソーのアイテムを使ったおすすめの間仕切り方法やパーテーションカーテンをご紹介します。
カーテンレールを使った間仕切り
トーソーでは多種多様なカーテンレールを取り扱っており、ほとんどの製品でパーテーションカーテンに対応可能です。カーテンレールは天井になじむシームレスな埋め込み型のカーテンレールや、カーテンのドレープをより美しく見せるウェーブスタイルなど、機能性をもった豊富なラインナップをご用意しています。
穴を開けずにパーテーションカーテンが取り付けられるつっぱりタイプでは、最大2.7mまでの広い間口に対応。リングランナーやクリップもおしゃれなものを選びましょう。カーテン生地だけでなくカーテンレールにもこだわることで、理想的な空間に仕上がります。
ハンギングバーを使った間仕切り
室内洗濯物干しやプラントハンギング、収納スペースなど、工夫次第で可能性が広がるハンギングバー。サイズを合わせれば、パーテーションカーテンを吊り下げた間仕切りとしても使用できます。ポールを通す穴が加工されていないカーテン生地には「後入れリングランナー」と「クリップランナー」を使って吊り下げましょう。
ハンギングバーは10kgまでの重さに耐えられるので、間仕切りが必要ではないときは室内洗濯物干しとしても活用でき、パーテーションカーテンとの併用が可能です。雨が続く梅雨や乾きにくい冬などにはとくに重宝する存在となるでしょう。
Instagramではハンギングバーを使った間仕切りの方法をご紹介しています。手軽に取り付けられる方法なので、ぜひご覧ください
布とアイアンバーでつくるおしゃれな間仕切り|トーソー Instagram
ロールスクリーンを使った間仕切り
ロールスクリーンのパーテーションカーテンは、収納時のすっきり感と快適な操作性、下ろしたときのシームレスな見た目に魅力があります。
1階と2階では気温差が激しく、その分空気の流入が活発になりますが、ロールスクリーンを設置してその流れを軽減することができます。
カーテン生地の間仕切りであれば寄せたときにもたついたり、引っかかったりする転倒リスクが考えられるため、階段のようなせまい場所にはロールスクリーンがおすすめです。
風によるロールスクリーンのパタ付きが気になる場合は、マグネットキャッチャーセットで左右からしっかりと固定してご利用ください。こちらもInstagramでおすすめの間仕切り方法をご紹介しています。
ロールスクリーンの使い方アイデア|トーソー Instagram
TOSOスタッフが紹介する目隠し・間仕切りロールスクリーンの活用術|トーソー Instagram
プリーツスクリーンを使った間仕切り
現代の住宅においてよく見かけるようになった「畳スペース」をリビングと分けたいときは、和の雰囲気になじむプリーツスクリーンがおすすめです。洋風リビングと和風畳スペースを違和感なく間仕切り、モダンな雰囲気にまとめあげます。
プリーツスクリーンはロールスクリーンと同様に、上下に開閉するタイプなので収納時はすっきりと収めることが可能です。やわらかな光を通すので、リビングも畳スペースも採光を確保でき、明るい空間をつくれます。
断熱性能を求める場合は、ハチの巣構造により保温に優れたハニカムスクリーンをご検討ください。省エネ効果をおよそ30%~40%ほど高められ、節約にも大きく貢献します。
ウッドブラインドを使った間仕切り
ウッドブラインドはお部屋を格上げする窓まわりアイテムで、洋風から和風、北欧風などあらゆるスタイルになじむ特長があります。天然木で仕上げられたスラットは個性豊かな木目や色合いをもち、温もりと高級感を演出。さらに採光コントロールにも優れているので、部屋の間仕切りとしても適しています。
また、スラットの角度を調整することで採光や視線をコントロールし、プライバシーを確保した間仕切りが可能です。子ども部屋を複数人で使用している部屋や、共有スペースにワークスペースを設けたい部屋に設置することでプライバシーを尊重しつつ、空間を柔軟に使い分けられます。
ウッドブラインドを間仕切りとして使用するときは、ご注文時に「間仕切り仕様」を指定する必要があるためご注意ください。
間仕切り・パーテーションカーテンをお探しならトーソー
限られた空間を手軽に仕切れる間仕切りやパーテーションカーテンの活用は、空間の可能性を広げ、生活に快適性をもたらします。パーテーションカーテンを目的に応じた適切なものを選ぶと、より過ごしやすい空間が実現するでしょう。
トーソーの間仕切りやパーテーションカーテンは、あらゆるニーズにお応えする豊富なラインナップを取り揃えています。インテリアになじむデザインはもちろんのこと、遮光性や断熱性、防炎性といった機能製品のなかからもお選びいただけます。
サイズオーダーにも対応しているので、間仕切りやパーテーションカーテンにお悩みの際はお気軽にお問い合わせください。
トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー
まとめ
パーテーションカーテンは、お部屋を間仕切りながら、空間をおしゃれに演出し、有効活用できる優れたアイテムです。パーテーションカーテンのメリットを最大限に発揮するには、種類や取り付け方法、機能性を目的に応じて選ぶことが大切です。
トーソーではカーテンレールやハンギングバー、ロールスクリーン、プリーツスクリーン、ウッドブラインドなど、多彩な間仕切り方法をご提案しています。パーテーションカーテンを上手に活用して、おしゃれで快適な空間をつくりだしましょう。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
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