ブラインドカーテンとカーテンを徹底比較!おすすめの選び方を紹介!

商品のこと

目次

ブラインドカーテンとは?

ブラインドカーテンは、縦や横に並んだスラット(羽根)の角度を調整して視線のコントロールや調光が行える窓まわりアイテムです。操作方法はコードやポール、ロッドタイプが一般的で手軽に開閉が行えます。

 

取り付けは窓枠の内側にも外側にも設置でき、すっきりとしたモダンでおしゃれな空間を生み出せることも魅力の1つです。

 

ブラインドカーテンの機能は?

目隠し

窓まわりアイテムに求められる機能のなかでも重要なのが目隠し対策。ブラインドカーテンは、プライバシーを守りつつスタイリッシュな空間を実現できることが特徴です。

 

スラットの角度を調整することで室内の様子を外から見えにくくして、かつ適度な採光を確保できます。とくに横ブラインドは窓枠内にぴったりと収められ、効果的な目隠し効果が期待できます。

 

調光

 

ブラインドカーテンはスラットの角度を自在に変えられ、その日の天気や時間帯に応じて室内の明るさを細かく調整できます。

 

例えば、午前中はまぶしい日差しを和らげて室内を程よい明るさに保ち、夕方は西日を適度に遮って心地良い室内環境をつくりだせます。室内の用途や活動に合わせて、自由自在な調光を可能にすることがブラインドカーテンの大きな特徴です。

通気性

ブラインドカーテンはスラットの間に隙間があることで、一般的な布製のカーテンに比べ優れた通気性を発揮します。窓を開けた状態でも適度に調光・目隠しをしながら換気ができ、季節を問わず過ごしやすいお部屋が維持できます。

 

とくに春や秋といった穏やかな気候が続く季節は、その快適性を実感できるでしょう。

 

遮熱効果

ブラインドカーテンのスラットによっては「遮熱効果」を備える種類があります。

 

太陽光を効果的にカットし、熱を室内に伝えにくくすることで室温の上昇を緩和します。省エネで電気代の節約にもつながります。

 

ブラインドカーテンのメリット

ブラインドカーテンは住空間を快適にする窓まわりアイテムです。具体的には次のようなメリットが得られます。

 

  1. 好みに合わせた調光が可能
  2. 素材が多い
  3. 風通しの良さ

 

各メリットの内容をチェックしてみましょう。

 

メリット①:好みに合わせた調光が可能

通常のカーテンは「開ける」「閉める」の2択で細かい調光が苦手な窓まわりアイテムです。

 

一方でブラインドカーテンは、スラットの角度を調整できるため、天気や時間帯、用途に応じて細かく調光が行えます。適度な明るさを保ちたい場面や直射日光を避けたい場面など、それぞれの生活シーンに合わせた使い方が可能です。

 

メリット②:素材が多い

ブラインドカーテンの魅力は、インテリアに合わせて選べる豊富な素材バリエーションにもあります。横型ブラインドではアルミ製や木製が主流です。アルミ製は軽量で耐水性に優れ、木製は温かみのある雰囲気を演出します。

 

縦型ブラインド(バーチカルブラインド)は布製が一般的で、縦のスラットが空間を大きく見せ、モダンな雰囲気の演出が得意です。ブラインドカーテンは素材それぞれに特徴があり、部屋の用途や好みに合った理想的な選択ができます。

 

メリット③:風通しの良さ

ブラインドカーテンの特徴的なメリットは、自在なスラットの角度調整による通気性にあります。スラットの間に適度な隙間があることで、窓を開けたときに空気の流れを妨げず、ある程度のプライバシーを保ちながら換気が可能です。

 

湿気がこもりやすい梅雨の時期やウイルス対策としての換気も行いやすく、室内を快適に保てます。

 

ブラインドカーテンのデメリット

ブラインドカーテンはさまざまなメリットがありますが、デメリットもいくつか存在します。

 

  1. 完全な遮光はできない
  2. 掃除に手間がかかる
  3. 保温効果が下がる

 

ブラインドカーテンの設置は、デメリットも含めて十分に検討をしましょう。

 

デメリット①:完全な遮光はできない

ブラインドカーテンは、スラットを閉じても完全な遮光は難しい構造をしており、スラット同士のわずかな隙間や窓枠との間から光が漏れてしまいます。

 

とくに上部や下部からの光漏れは避けられないため、寝室など完全な暗さが必要な空間では、遮光カーテンとの併用を検討する必要があります。

 

デメリット②:掃除に手間がかかる

ブラインドカーテンのなかでも横型ブラインドは、ほこりがたまりやすく丸洗いできる一般的なカーテンに比べて掃除に手間がかかります。一枚一枚のスラットを丁寧に拭かなければならず、定期的なメンテナンスが欠かせません。

 

掃除のときは柔らかい布やモップなどを使用して、ほこりや汚れを丁寧に拭き取りましょう。

 

デメリット③:保温効果が下がる

ブラインドカーテンは通気性に優れていますが、その特徴は同時に断熱性の低さにもつながります。スラットの間から空気が出入りするため、冬場は暖かい室内の熱が逃げやすく、夏場は外気が入りやすい構造をしており、光熱費が上がる可能性もあるでしょう。

 

とくに寒い地域では厚手のカーテンとの併用や、断熱効果の高い二重窓の導入なども考えることがおすすめです。

 

カーテンとブラインドカーテンの違いは?

メリット・デメリットがそれぞれあるブラインドカーテンは、カーテンと比較すると結局どちらがよいのかと迷いが生じます。

 

2つのカーテンを4つのポイントから比較してみましょう。

 

項目 カーテン ブラインドカーテン
素材 ・綿、麻、ポリエステルなどの布地が主流
・レースとドレープの2枚使いが一般的
・素材により価格帯に幅がある
・アルミ、木材、布、ポリエステルなど
・付け方に手間がかかることがある
・一般的に布製カーテンより高価格
機能性 ・遮光性が高い
・保温効果に優れる
・防炎加工などの付加機能がある・カーテンレールによりスムーズな開閉が可能
・光量を細かく調節可能
・通気性に優れる
・水回りにも対応(素材による)
メンテナンス ・洗濯機で丸洗い可能
・定期的な洗濯で清潔を保てる
・スラットの一枚一枚の掃除が必要
安全性 ・柔らかい素材で安全
・火気には注意が必要
・子どもやペットにも安心
・コードの絡まりに注意
・子どものいる家庭はセーフティー対策が必須

 

このように、カーテンとブラインドカーテンにはそれぞれ特徴があり、一長一短です。お部屋の用途や生活スタイルに合わせて選択しましょう。

 

ブラインドカーテンの選び方

素材

ブラインドカーテンの素材は、横型ブラインドがアルミ製とウッド製、縦型ブラインドは布製が主流です。

 

▼横型ブラインド/ウッド製

  • 重厚感・高級感がある
  • 温かみのある雰囲気
  • アルミ製より遮光性・保温性に優れる
  • 風でばたつきにくい

 

▼横型ブラインド/アルミ製

  • 軽量で耐久性が高い
  • 錆びにくい
  • 遮熱効果があるスラットもある

 

▼縦型ブラインド/布製

  • 柔らかな光の表現が得意
  • 豊富な色や柄が揃う
  • モダンでスタイリッシュな雰囲気

 

窓まわりアイテムは、デザインだけでなく機能性も重視して選ぶことが快適性アップには欠かせません。各素材にどのような特徴があるのかを把握して、適切な素材の種類を選んでみましょう。

 

関連リンク:おしゃれなおすすめのブラインド7選!種類や特徴、選び方も徹底解説!

 

スタイル

ブラインドカーテンには、横型と縦型の2種類のスタイルがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

横型ブラインド 縦型ブラインド
  • 一般的で最も多く使用されているスタイル
  • 斜めに入る日差し・視線を効果的にカット
  • 細かい光量調整が可能
  • オフィスや一般住宅で人気
  • アルミ製は価格もリーズナブル
  • スタイリッシュでモダンな印象を演出
  • 横から入る日差し・視線を効果的にカット
  • 大きな窓やテラスドアに適している
  • 光を大きく取り入れられる開放感
  • 部屋を縦長に見せる効果がある
  • カーテンのように寄せ集められるため開閉時の出入りがスムーズ

 

横型ブラインドと縦型ブラインドでは、印象や日差し・視線のカット方向といったさまざまな点で違いがあります。しかしいずれもおしゃれでインテリア性の高い窓まわりアイテムで、機能性や設置場所の特徴を考慮しながらお好みのスタイルを選んでください。

 

スラット幅

ブラインドカーテンは、スラットの幅によっても印象が大きく変わります。横型ブラインドの一般的なスラット幅は25mm・35mm・50mmの3種類です。

 

25mm幅 35mm幅 50mm幅
  • 一般的なサイズ
  • すっきりとしたコンパクトな印象
  • 遮光性が高い
  • (アルミ製の場合)まとめたときの厚みが薄い
  • バランスのとれた印象
  • 多くの窓サイズに対応
  • 大きな窓に映える存在感
  • 開放感のある印象を演出
  • スタイリッシュな雰囲気
  • (木製の場合)まとめた時の厚みは大きめ

 

窓のサイズや部屋の雰囲気、実用面での使い勝手を考慮してスラット幅を選びましょう。小さな窓には細めのスラット、大きな窓には広めのスラットを選ぶと、バランスの良い仕上がりになります。

 

おしゃれなお部屋作りなら、トーソー

トーソーのブラインドカーテンは、豊富な種類とバリエーションが揃い、遮熱や光触媒遮熱といった機能性を備えたスラットも販売しています。横型・縦型のスタイルに加え、アルミ・ウッド・布製など多彩な素材を取り揃え、あらゆる窓まわりに対応可能なラインアップでさまざまなニーズに応えられる製品展開が特徴です。

 

また、お子さまのいるご家庭でも安心してご使用いただけるよう、セーフティーアイテムもご用意しています。おしゃれで機能的な窓まわりの実現に、ぜひトーソーのブラインドカーテンをチェックしてみてください。

まとめ

ブラインドカーテンは、洗練された外観と実用的な機能を備えた窓まわりアイテムです。素材やスタイル、スラット幅など、選択肢は豊富にあります。

 

設置場所の特徴や生活スタイル、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことで、居心地の良いおしゃれな空間づくりが可能です。メリット・デメリットをしっかりと理解し、理想の窓まわり空間を実現していきましょう。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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