カーテンレールの遮光性をあげる方法は?おすすめ商品3選を紹介

カーテンに隙間ができる理由とは
カーテンから光が漏れる主な理由は、次の4つが原因です。
- カーテンの幅が足りない
- カーテンの丈が足りない
- カーテンの素材の特性
- カーテンレールの構造上隙間ができる
カーテンの遮光性アップの方法を探る前に、光が漏れてしまう理由をチェックしてみましょう。
カーテンの幅が足りない
カーテンの横幅が窓に対して不十分だと、中央部分や両端に隙間が発生してしまいます。カーテンにはプリーツがあるため、採寸した窓幅よりもゆとりを持たせることが必要です。
適切なサイズで注文しないとカーテンが完全に閉まらず、光漏れの原因となります。特に遮光カーテンの場合は、しっかりと閉じることができなければ遮光効果を発揮できません。
カーテンの丈が足りない
カーテンの長さが短すぎると、窓の下部から光が侵入します。腰高窓や小窓では、窓枠よりも+15cm程度余裕を持った長さで作ることが重要です。
掃出し窓の場合も、床面まで届かない丈では下部から光が入り込みます。遮光性を重視する場合は、窓枠下から1~2cm程度長めにすることがおすすめです。
カーテンの素材の特性
カーテン生地の性質により、使用中に大きさが変化することがあります。天然素材のリネンやコットンは、湿度の変化によって伸縮を繰り返す特徴があるためゆとりを持たせることが大切です。
また、使用期間が長くなると生地にクセがつき、ドレープが乱れて隙間ができる場合もあります。化学繊維に比べて天然繊維は元の形を維持しにくいため、完全に近い遮光を求める場合は素材選びも重要なポイントです。
カーテンレールの構造上隙間ができる
一般的なカーテンレールの構造はレールの上部が開いているため、光が入りやすくなり光漏れが発生します。
設置方法によっても光が漏れる場所や範囲が異なります。
- 天井付け:レールとカーテンの間に隙間ができやすく、上部からの光が漏れる
- 正面付け:上部の隙間は減るものの、壁とカーテンの横側に隙間ができやすい
どちらの設置方法でも完全な遮光は困難ですが、正面付けのほうが窓全体を覆えるため光漏れの軽減が図れます。
遮光カーテンでも光が漏れる場合は、カバー付きカーテンレールがおすすめ
等級の高い遮光カーテンを使用していても、光漏れが発生するのはレール周辺からの光漏れが原因です。この光漏れによって遮光効果が半減することがあります。
この隙間から漏れる光を防ぐには「カバー付きカーテンレール」が高い効果を発揮します。カバー付きカーテンレールはニトリなどの家具店でも取り扱いが増えているアイテムです。
カバー付きカーテンレールは、レール上部をカバーで覆うことで、隙間からの光を効果的にブロックすることが可能です。
さらに断熱性の向上により冷暖房効率がアップし、光熱費の節約効果も期待できます。
カバー付きカーテンレールの3つのメリット
カバー付きカーテンレールは外からの光漏れを効果的に防ぎ、遮光性をアップさせる効果があります。
その他にも、断熱性の向上やカーテンボックスよりも安価であることが大きなメリットです。カバー付きカーテンレールのメリットについて詳しくご紹介します。
カーテンからの光漏れを防ぐ
遮光等級の高いカーテンを設置しても、レール上部や横側の隙間から光が侵入してしまい、期待した遮光効果を得られないことも珍しくありません。
この解決策にはカバー付きカーテンレールで物理的に隙間をふさぎ、光の入り込みを遮断することが効果的です。
トップカバーでカーテンレール上部をふさぎ、従来のカーテンレールでは防ぎきれなかった細かな光漏れも軽減します。
断熱性が向上する
窓は室内の暖かい空気や冷たい空気が外に逃げやすい場所です。カバー付きカーテンレールは、レール周辺の隙間をふさぐことで、空気の流れを抑える効果があります。
空気の流入が軽減されると、夏は冷房の冷たい空気が外に逃げにくく、冬は暖房の暖かい空気が保たれやすくなります。外気からの熱気や冷気も防げるため、結果として冷暖房の効きが良くなり、電気代の節約が可能です。
わずかな工夫で光熱費をカットでき、経済面でも環境面でも優しい選択といえるでしょう。
カーテンボックスよりも安く購入できる
カーテンボックスはカーテンレールを箱状のカバーで覆うことで、室内の遮光性をアップさせるアイテムで、家具店でもラインアップされています。しかしカーテンボックスは設置に工事が必要で、カバー付きカーテンレールよりもコストがかかる点がネックです。
さらにカーテンボックス本体がカバー付きカーテンレールよりも高価なため、「カーテンボックス代+設置費用」を考慮しなければなりません。
デザイン性と機能性を兼ね備えるカーテンボックスですが、手間とコストの軽減を重視する場合は、DIYでも設置が可能なカバー付きカーテンレールがおすすめです。
関連リンク:カーテンボックスとは?メリットやデメリット、選び方などを徹底解説!
遮光性を上げてくれるおすすめカバー付きカーテンレール
トーソーでは、遮光性をあげるカバー付きカーテンレールを複数取り揃えています。
そのなかでも特におすすめのカーテンレールをご紹介します。
装飾レール「レガートスクエア」
レガートスクエアは、シンプルで直線的なフォルムが魅力のカーテンレールです。 8種類の豊富なカラーバリエーションはモダンからナチュラルまで、様々なインテリアテイストにマッチします。
角型のスッキリとしたデザインで、お部屋に上質で洗練された印象もプラス。オプションのカバートップⅡを組み合わせることで、レール上部からの光漏れを効果的に抑制し、遮光性の向上と省エネ効果の両方を実現できる優れた製品です。
装飾レール「レガートスクエア」はこちら
機能性レール「ネクスティ」
ネクスティは、デザイン・機能・取り付けの全てに配慮した、どのような空間にも調和するカーテンレールです。静音車式ランナーにより開閉音を大幅に抑制し、木目調とメタル調を含む14色のカラー展開で様々なインテリアに対応します。
ネクスティもカバートップⅡに対応しており、セットで使用すれば光漏れの大幅な軽減が可能です。特許取得のカーテンストッパーにより窓の開口部を広く確保でき、コストパフォーマンスにも優れた実用的なカーテンレールといえます。
機能性レール「ネクスティ」はこちら
装飾レール「グラビエンス」
グラビエンスは、レールとボックスが一体となった画期的なデザインのカーテンレールです。木目調の上質な仕上げが、モダンなインテリアに洗練された印象をもたらします。
レール上部の隙間を構造的になくすことで、従来のカーテンレールでは実現できない高い遮光性と断熱性を発揮。特許技術のカーテンストッパーを標準装備し、3つのセットラインナップを実現します。
ダブルセット
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交叉ダブルセット
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プラスダブルセット
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ドレープカーテン+
レースカーテン |
交叉ドレープカーテン+ レースカーテン |
ドレープカーテン+ ローマンシェード/ ロールスクリーン/ プリーツスクリーン/ インテリアブラインド |
・標準的なドレープ+レースの組み合わせ
・高い遮光性を実現 |
・カーテンを中央で交叉させ光漏れを防止
・プライバシー性に優れている |
・多様な窓まわりアイテムとの組み合わせが可能
・空間に合わせてカスタマイズできる |
装飾レール「グラビエンス」はこちら
カーテンレールの種類や選び方は?
カーテンレールには機能性レールと装飾レールの2つがあります。遮光性を重視する場合は、レール上部からの光漏れを防ぐカバー付きタイプや、ボックス一体型の製品を選ぶことが重要です。
また、正面付け・天井付けの違いによっても遮光効果は大きく変わります。お部屋の用途やインテリアに合わせて、遮光性能と美しさを両立できるカーテンレールを選びましょう。
関連リンク:カーテンレールの種類と選び方を解説!お部屋の雰囲気作りに役立てよう
カーテンレールのことなら、トーソー
カバー付きカーテンレールは「カーテンからの光漏れが予想以上に明るかった」「日中でも遮光性を高めたい」という悩みを解決するアイテムです。
カーテンボックスは高額であきらめたという方にも向いており、カーテンレールをボックス型にすることで窓辺のおしゃれ度もぐっとあげられます。遮光カーテンの効果をアップさせたい方やカーテンボックスを検討している方は、トーソーのカバー付きカーテンレールをチェックしてみてください。
まとめ
カーテンの隙間から漏れる光を防ぐには、レール上部や横側などの隙間を物理的にふさぐことが遮光性を高める有効な方法です。
隙間をふさぐにはカーテンボックスやカバー付きカーテンレールがありますが、コストを抑え、DIYで取り付けるなら後者の「カバー付きカーテンレール」が適しています。
カバー付きカーテンレールには、光漏れ防止だけでなく断熱性の向上による省エネ効果もあります。お部屋のインテリアや予算に合わせて理想的な製品を選び、遮光カーテンと組み合わせることで、より快適な住環境を実現できるでしょう。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。


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