ブラインドの断熱効果をタイプ別に比較!寒さ対策におすすめの商品も紹介
ブラインドはおしゃれな窓辺を演出できる一方、「冬は寒いのでは?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
ブラインドの断熱性能はタイプによって大きく異なり、選び方次第でカーテン以上の防寒効果を得られるものもあります。
今回は、ハニカムスクリーンやプリーツスクリーンなど6つのタイプを比較しながら、それぞれの断熱効果やメリット・デメリットを解説します。取り付けの工夫で寒さ対策を強化する方法もご紹介するので、ブラインド選びの参考にしてください。
ブラインドの断熱効果について
「断熱」と「遮熱」の違い
「断熱」と「遮熱」には次のような異なる役割があります。
| 断熱 | 窓や壁を通じた熱の出入りそのものを抑え、室内の温度を一定に保つ。冬の防寒だけでなく、夏の冷房効率アップにも役立つため、年間を通じた省エネ対策に有効。 |
| 遮熱 | 太陽の日射熱を反射して室内への侵入を抑える仕組み。主に夏場の暑さ対策として活躍し、冷房効率を高める。 |
ブラインドで寒さ対策を考える場合は、断熱性能に着目して選ぶのがポイントです。
関連記事:遮熱ブラインドの効果を徹底解説!窓の暑さ対策で夏場を快適に過ごすおすすめ商品情報を紹介!
ブラインドはカーテンよりも寒いって本当?

ブラインドは光や視線のコントロールに優れ、インテリア性も高い一方で、カーテンよりも断熱性が低い傾向にあります。そのため「ブラインドにしたら寒さを感じやすくなった」と感じる方も多いでしょう。
ブラインドが寒さを感じやすい理由は、主に次の3つが原因です。
- スラット(羽根)の隙間から空気が出入りする:
ブラインドはスラット同士の間に隙間があるため、窓からの冷気が室内に流れ込みやすい - 素材自体の断熱性が低い:
アルミは熱伝導率が高く、外気の冷たさがスラットを伝って室内の気温を下げてしまう - 窓との間に空気層ができにくい:
カーテンは生地のドレープによって窓との間に空気の層をつくれる一方で、フラットなブラインドでは空気層が薄くなりやすい
ただし、これはあくまでアルミブラインドの話です。ハニカムスクリーンやプリーツスクリーンなど、断熱性に優れたタイプを選べばカーテン以上の防寒効果が期待できます。
関連記事:カーテンとブラインドはどっちがおすすめ?メリット・デメリットを徹底比較して解説!
【タイプ別】ブラインド・スクリーンの断熱性能を比較
ブラインドにはさまざまな種類があり、タイプによって断熱性能が大きく異なります。以下の表で、各タイプの断熱効果を比較してみましょう。
| タイプ | 断熱効果 | 特徴 |
| ハニカムスクリーン | ◎ | 空気の層をつくる構造で、保温性は高い |
| プリーツスクリーン | ◯ | ジャバラ状の生地が空気を含む |
| ロールスクリーン | ◯ | 遮蔽性は高いが左右の隙間から冷気が出入りする |
| バーチカルブラインド | △ | 縦型スラットで動きやすく隙間ができやすい |
| アルミブラインド | × | 金属製のため冷えやすい |
| ウッドブラインド | △ | 木は熱を伝えにくいが、スラットの隙間はある |
断熱効果を重視するなら、ハニカムスクリーンがおすすめです。各タイプの特徴を詳しく見ていきましょう。
「ハニカムスクリーン」の特徴と断熱効果

ハニカムスクリーンは、蜂の巣(ハニカム)のような六角形の構造を持つスクリーンです。この六角形の空洞が空気層となり、窓と室内の間で「断熱材」のようなはたらきをしてくれます。
▼メリット
- 二重・三重の空気層により、すべてのブラインドタイプのなかでトップクラスの断熱効果を発揮
- 冬の防寒だけでなく、夏の冷房効率向上にも役立つ
- スラットがないため、見た目がすっきりしてインテリアに馴染みやすい
- 結露の軽減も期待できる
▼デメリット
- 一般的なブラインドと比べて価格はやや高い
- 構造上、光の調節はスクリーン全体の上げ下げで行うため、細かい調光がしにくい
- 水洗いができない製品が多い
住宅の省エネ性能を高めたい方や、冬の寒さが厳しい部屋に特におすすめのタイプです。暖房時の室温を維持しやすくなるため、光熱費の節約にもつながります。
「プリーツスクリーン」の特徴と断熱効果

プリーツスクリーンは、ジャバラ状に折りたたまれた生地を上下に開閉するタイプの窓まわりアイテムです。和紙調の生地も多く、和室や畳スペースの窓辺に設置する方が増えています。
▼メリット
- 生地の折り目が空気の層をつくり、ほどよい断熱性を確保できる
- ダブルタイプ(ツインスタイル)なら、厚地と薄地を組み合わせて断熱と採光を両立できる
- 生地の色柄が豊富で、インテリアに合わせやすい
- 和室にも洋室にもマッチするデザイン
▼デメリット
- ハニカムスクリーンほどの断熱性はない
- 生地が汚れた場合のお手入れにやや手間がかかる
断熱性はハニカムスクリーンより劣るものの、一定の効果が期待できます。断熱性とデザイン性のバランスを両立させたい方や、和モダンや北欧と和風を掛け合わせたジャパンディといったインテリアスタイルを実現させたい方にも向いているタイプです。
「ロールスクリーン」の特徴と断熱効果

ロールスクリーンは、1枚の生地を巻き取って上下で開閉するシンプルな構造です。フラットな見た目でモダンなお部屋に合わせやすく、遮熱コーティングされた生地を選べば日射熱を抑える効果もあります。
▼メリット
- シンプルなデザインで空間をすっきり見せられる
- 遮熱タイプの生地を選べば、夏の暑さ対策に活躍する
- 比較的リーズナブルな価格で導入しやすい
- 間仕切りとして使用すれば空間の断熱効果を高められる
▼デメリット
- 生地は1枚のため、空気層を持たず断熱性は控えめ
- 左右に窓枠との間に隙間ができやすく、冷気が入り込む場合がある
冬の防寒を強化したい場合は、断熱パネルやカーテンとの併用を検討するとよいでしょう。
「バーチカルブラインド」の特徴と断熱効果

バーチカルブラインド(縦型ブラインド)は、縦方向のルーバーを回転させて光量を調節するスタイルです。大きな窓やリビングに設置するとスタイリッシュな印象を演出できます。
▼メリット
- 縦のラインが空間を広く見せ、モダンなインテリアに合う
- ルーバーの角度調整で光と視線をコントロールできる
- 厚手の生地や遮熱生地を選べば、ある程度の断熱効果を得られる
▼デメリット
- ルーバー同士の隙間から冷気が入りやすく、断熱性は高いとはいえない
- 風でルーバーが揺れ、パタパタとした音が気になることがある
断熱性は低いため、冬は特に寒さを感じやすいでしょう。補助的な寒さ対策と組み合わせるのがおすすめです。
「アルミブラインド」の特徴と断熱効果

アルミブラインドは、もっとも普及しているブラインドのタイプです。スラットの角度を変えるだけで細かく調光でき、オフィスや住宅で幅広く使われています。遮熱コートを施したスラットなら、夏の日射熱を反射する力に優れています。
▼メリット
- スラットの角度調整で細かな調光ができる
- 遮熱タイプを選べば、夏の暑さ対策に優れた効果を発揮する
- 価格が手ごろで、窓まわりアイテムのなかでも導入しやすい
▼デメリット
- アルミは熱伝導率が高く、冬場は外の冷気がスラットを通じて伝わりやすい
- スラット間の隙間から冷たい空気が室内に流入しやすく、断熱性は低い
寒さが気になる場合は、正面付けで隙間をカバーしたり、カーテンやロールスクリーンと組み合わせたりして対策しましょう。
「ウッドブラインド」の特徴と断熱効果

ウッドブラインドは、天然木や樹脂製の木目調スラットを使ったブラインドで、温かみのある雰囲気が魅力です。木はアルミよりも熱伝導率が低いため、スラットそのものが冷えにくいというメリットがあります。
▼メリット
- 天然木の質感が高級感を演出し、インテリア性が高い
- アルミに比べて熱伝導率が低く、スラット自体が冷えにくい
- 落ち着いた木目がリビングや寝室の雰囲気に馴染みやすい
▼デメリット
- スラット間の隙間から冷気が入り込むため、断熱性能はハニカムやプリーツに及ばない
- 天然木タイプは価格がやや高い
- 重量があるため、大きな窓では操作に力が必要になる場合がある
冬場の対策では、カーテンとの併用や正面付けで隙間を減らすといった工夫を取り入れるのがおすすめです。
ブラインドの断熱効果を高めるポイント
ブラインドの断熱性は、設置方法や補助アイテムの導入、カーテンなどとの併用で高められます。すぐに実践できる4つの方法を見ていきましょう。
窓を覆うように正面に取り付ける

ブラインドの取り付け方には「天井付け」と「正面付け」の2種類があります。
- 天井付け:窓枠内に収める方法
- 正面付け:窓枠を覆うように取り付ける方法
断熱を意識するなら、窓枠よりも数cm大きくなるよう正面付けにしましょう。窓枠との隙間が減り、冷気の流入を抑えられます。
窓に断熱パネル・シートを貼る
窓ガラスそのものの断熱性を補強する方法も効果的です。ホームセンターなどで販売されている断熱シートや断熱パネルをガラス面に貼ることで、窓からの冷気を軽減できます。
ブラインドとの併用で二段階の防寒対策になり、断熱効果が高まります。費用も比較的安価で済むため、まず試してみたい方にぴったりの方法です。
カーテンと併用する
ブラインドの室内側にカーテンを追加すると、カーテン生地が空気層を形成し、断熱効果が向上します。厚手のドレープカーテンであれば、さらに保温力が高まるでしょう。
防寒対策のほか、ブラインドとカーテンの組み合わせを工夫しておしゃれな窓辺を楽しむのもおすすめです。
ロールスクリーンと併用する
カーテンレールがない窓の場合は、ブラインドとロールスクリーンの組み合わせを検討しましょう。ロールスクリーンは窓枠内にコンパクトに納まるため、ブラインドと重ねても見た目がすっきりします。
たとえば、窓枠内にアルミブラインドを天井付けし、窓枠の正面にロールスクリーンを設置するといった組み合わせが可能です。この方法なら、日中はブラインドで調光しつつ、夜間や寒い日はロールスクリーンを下ろして断熱性を補えます。
遮熱タイプのロールスクリーンであれば、夏場の暑さ対策にも活用でき、1年を通じて快適な窓辺になるでしょう。
窓まわりアイテムをお探しならトーソー
トーソーでは、今回ご紹介した断熱性の高いブラインドを取り揃えています。例えばハニカムスクリーンやバーチカルブラインド、ロールスクリーンなど、断熱・遮熱に対応した製品を幅広くラインナップしています。
オーダーでご注文いただけるため、小窓から大きな掃き出し窓までご自宅の窓サイズにぴったり合わせて仕上げることが可能です。
ブラインドとの併用にロールスクリーンをお考えの場合も、ショールームで実際のサンプルに触れながら質感を比較できるので、購入後に「イメージと違った」というミスマッチも防げるでしょう。
窓辺の断熱性とおしゃれの両立に、ぜひトーソー製品をチェックしてみてください。
まとめ
ブラインドの断熱性能はタイプによって大きく異なります。ハニカムスクリーンは空気層の構造により抜群の断熱効果を持ち、冬の寒さ対策には適しています。プリーツスクリーンも折り目がつくる空気層によってほどよい保温性を確保できるため、見た目と機能のバランスを求める方にもおすすめです。
一方、アルミブラインドやバーチカルブラインドは断熱性がやや劣るものの、正面付けへの変更やカーテン・ロールスクリーンとの併用で防寒効果を高められます。窓に断熱シートを貼る方法も手軽で取り入れやすい対策でしょう。
ブラインドのタイプ選びと取り付けの工夫をうまく組み合わせることで、おしゃれさと暖かさの両方を叶えた快適な窓辺が実現します。お住まいの環境や窓のサイズ、インテリアとのバランスを考えながら、家庭に合った防寒対策を検討してみてください。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
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