部屋を仕切る方法8選!効果や費用相場、アイデア実例を紹介
部屋を仕切ると、ワンルームでも複数の用途で空間を使い分けられます。「在宅ワークスペースがほしい」「来客時に生活感を隠したい」こうした悩みは、仕切り方を工夫すれば解消できることがほとんどです。
また、リモートワークの定着や、電気代高騰に伴う「省エネ・断熱」を目的とした間仕切りの需要も近年さらに高まっています。
今回は、部屋を仕切る代表的な8つの方法を、特徴や費用相場、賃貸でも取り入れやすいアイデアとあわせてご紹介します。
部屋の仕切りが必要になるケース
部屋の仕切りが必要になる場面は、ライフスタイルの変化とともに増えていきます。代表的なケースは次のとおりです。
- 在宅ワークスペースの確保:
リビングや寝室の一角に、仕事用のエリアを作りたい - 来客時の目隠し:
玄関から生活スペースが丸見えにならないようにしたい - 子ども部屋の分割:
兄弟姉妹で1つの部屋に各自のスペースをつくりたい - 収納エリアの目隠し:
クローゼットや収納棚を見えなくして部屋をすっきり見せたい - 冷暖房の効率化:
広い空間を区切り、省エネ効果を高めたい
空間を分けることで、生活の質が向上する場面は幅広く存在します。新たなスペースがほしいときはリフォームをする前に、手軽に仕切れるパーテーションやスクリーンといったアイテムを使うことがポイントです。
部屋を仕切る方法8選
ここからは、部屋を仕切る代表的な8つの方法をご紹介します。それぞれ特徴や費用相場が異なるため、まずは一覧表で全体像を確認しましょう。なお、費用はあくまで参考であり、条件によって大きく変動する場合があります。
| 仕切り方 | 主な特徴 | (目安) |
| パーテーション | 自立式で置くだけ。移動も簡単 | 1万円~20万円程度 |
| パネルドア | 折りたたみ式の扉。開口部にしっかり設置できる | 10万円~60万円程度 |
| アコーディオンカーテン・アコーディオンドア | 蛇腹状に開閉。省スペースで置ける | 1万円~30万円程度 |
| ロールスクリーン | 上から布を下ろすタイプ。すっきりした見た目 | 数千円~20万円程度 |
| プリーツスクリーン・収納式プリーツスクリーン | 蛇腹折りの布でやわらかな印象 | 数千円~20万円程度 |
| カーテン・のれん | 布を吊るすだけ。低コストで導入できる | 数千円~3万円程度 |
| シェルフ | 棚と仕切りを兼ねる | 5万円~100万円程度 |
| 既存の家具 | ソファや本棚を間仕切りとして転用 | 0円 |
①パーテーション
パーテーションは、置くだけで空間を分けられる自立式の仕切り家具です。木製・布製・ガラス入りなど素材のバリエーションが豊富で、デザインも部屋の雰囲気に合わせて選べます。
設置のために穴を開ける必要がなく、賃貸住宅でも気軽に導入できるところが魅力です。在宅ワークの背景づくりや、玄関からリビングが見えないようにする目隠しなど、軽めの間仕切りに向いています。費用相場はサイズや素材によって幅があり、1万円~20万円ほどかかるでしょう。
関連記事:部屋の間仕切り・パーテーションの種類をご紹介!魅力やメリットから選び方も解説
パーテーションで部屋を仕切るメリット・デメリット
| メリット |
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| デメリット |
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完全に空間を区切るより、視線を遮ったりゾーニングしたりする用途に向きます。小さな子どもがいる家庭では、安定性の高いタイプを選ぶと安全面の不安を減らせます。
②パネルドア
パネルドアは、複数の縦長パネルがつながった折りたたみ式の扉です。レールに沿って横にスライドさせて開閉するため、開き戸のように開閉スペースを取りません。
廊下とリビングの境目や、ウォークインクローゼットの入り口など、開口部を本格的に仕切りたい場所に適しています。費用相場は10万円〜60万円程度です。
パネルドアで部屋を仕切るメリット・デメリット
| メリット |
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| デメリット |
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扉に重みがあり、開けたときの安定感や閉めたときの遮蔽感も得やすく、来客の多いリビング横の小部屋や、ウォークインクローゼット入り口など、生活感をしっかり区切りたい場所に向いています。
③アコーディオンカーテン・アコーディオンドア
アコーディオンカーテン・アコーディオンドアは、蛇腹状にたたまれたパネルを横にスライドさせて開閉するタイプです。開けるとコンパクトに収まるため、空間を圧迫しません。
エアコンの冷気が逃げないよう階段の上下を区切ったり、ワンルームの一角を寝室として隔てたりする使い方が代表的です。レールを天井に取り付ける方法が一般的で、費用相場は1万円〜30万円ほどになります。
関連記事:アコーディオンカーテンで間仕切り!メリットや活用例・代わりの方法を紹介
アコーディオンカーテン・アコーディオンドアで部屋を仕切るメリット・デメリット
| メリット |
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| デメリット |
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来客時だけ閉じて、普段は開けておくといった柔軟な使い方に向いています。デザインも木目調・パステル系・モダンカラーなど幅広く、住まいのテイストに合わせやすいのも魅力です。
④ロールスクリーン
ロールスクリーンは、上部の本体に布を巻き取って収納するタイプの間仕切りです。チェーンやプルコードを引いて昇降させ、不要なときは天井近くにすっきりと収まります。
書斎コーナーを区切ったり、収納棚の目隠しに使ったり、ワンルームの寝室エリアを覆ったりと用途はさまざま。窓に取り付ける印象が強いですが、天井付け仕様にすれば間仕切りとしても活躍します。費用相場は数千円~20万円程度で、サイズや生地で変動します。
関連記事:ロールスクリーンで間仕切りする際の注意点とは?メリット・デメリットなども紹介!
ロールスクリーンで部屋を仕切るメリット・デメリット
| メリット |
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| デメリット |
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開放感を保ちつつ仕切りたいケースに向きます。本体が1枚のスクリーンでできているため、軽い力で開閉できるのもうれしいポイント。一方でチェーンやコードを束ね、子どもが引っかかって事故を起こさないよう気をつける必要があります。
⑤プリーツスクリーン・収納式プリーツスクリーン
プリーツスクリーンは、和紙風や布製の生地を蛇腹状に折りたたんで上下に昇降させるアイテムです。ロールスクリーンよりやわらかな印象を出せるため、和室や和モダンな空間にもよくなじみます。
収納式プリーツスクリーンは、たたんだ際にヘッドボックスのなかへ生地を完全に収納できるタイプ。間仕切りとして使わないときは、天井に同化するような見た目になります。費用相場は数千円~20万円程度です。
プリーツスクリーン・収納式プリーツスクリーンで部屋を仕切るメリット・デメリット
| メリット |
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| デメリット |
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採光や視線をコントロールしながら、空間にやわらかさを加えたいときに向いています。特に和室をおしゃれに仕切りたいときにもぴったりの製品です。
⑥カーテン・のれん
カーテンやのれんは、布を吊るすだけで設置できる手軽な方法です。ホームセンターや通販でリーズナブルに入手でき、好みの色柄でインテリアのアクセントにもなります。
突っ張り棒とカーテンを組み合わせれば賃貸でも壁に穴を開けずに導入でき、寝室とリビングの間や、収納の目隠しなど幅広い場面で活躍します。費用相場は数千円〜3万円程度です。
関連記事:間仕切り・パーテーションカーテンの選び方とおしゃれなオススメ5選をご紹介
カーテン・のれんで部屋を仕切るメリット・デメリット
| メリット |
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| デメリット |
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カーテンとのれんの大きなメリットは、ほかの方法に比べて低コストで設置できる点です。価格は布の種類によって変動しますが、突っ張り棒を設置できれば特別な工具などは不要で仕切りが完成します。
⑦シェルフ
シェルフは、棚としての収納機能と仕切りの役割を兼ねたアイテムです。背板のないオープンシェルフを選ぶと、向こう側がほどよく見え、開放感を保ちながら空間を区切れます。
リビングと寝室の境界に置いて、両側から本やディスプレイ小物を収納する使い方が人気です。収納不足を解消しながら間仕切りもできるため、一石二鳥のアイテムといえます。費用相場は5万円〜100万円ほどと幅広く、オーダーメイド品や上質な素材を使用しているほど高額です。
シェルフで部屋を仕切るメリット・デメリット
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| デメリット |
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シェルフは収納と仕切りの両方を叶える便利な家具です。棚には小物や観葉植物を飾れて、どのようなインテリアスタイルにも合わせられるのも魅力といえます。地震などでシェルフが倒れるおそれがあるため、突っ張り棒や固定金具で対策しましょう。
⑧既存の家具
新しいアイテムを買い足さず、ソファやチェスト、本棚など今ある家具を間仕切りに活用する方法もあります。レイアウトを変えるだけで、追加コストはかかりません。
例えば、ソファを部屋の中央に置いて背面でリビングとダイニングを分けたり、本棚を縦に置いてワークスペースの背景に使ったりする方法があります。
既存の家具で部屋を仕切るメリット・デメリット
| メリット |
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| デメリット |
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既存の家具を使用するため、模様替え感覚で気軽に間仕切りをつくれます。ただし、レイアウトを考えないと動線が悪くなるケースがあるため、移動させる際は生活動線も確認しましょう。
【部屋別】部屋を仕切るときのポイント
部屋のタイプによって向いている仕切り方は変わります。賃貸・子ども部屋・リビングの3パターンで押さえておきたいポイントをご紹介します。
賃貸の場合
賃貸住宅で部屋を仕切るときは、原状回復義務を意識した方法を選びましょう。壁や天井にネジ穴をあける施工は退去時に原状回復できないため、突っ張り式やレール不要のアイテムで仕切る方法がおすすめです。
たとえば、突っ張り棒とロールスクリーンの組み合わせ、自立型のパーテーション、置くだけのシェルフなどが定番です。家具の配置換えで空間を分ける方法も、賃貸向けの方法といえます。
子ども部屋の場合
子ども部屋を兄弟姉妹で分けるときは、安全性が高く、成長に合わせて変えられる方法が向いています。背の高い家具は転倒のリスクがあるため、固定金具や突っ張りタイプを併用しましょう。
子どもの成長に合わせて間取りを変えたい場合は、移動しやすいパーテーションやロールスクリーン、アコーディオンカーテンが便利です。完全に区切らず、上部を開けるレイアウトにすると、声や気配が伝わりやすく家族も安心して別室で過ごせます。
リビングの場合
リビングは家族が集まる場所のため、開放感を残しながらゾーニングするアイデアが暮らしやすさにつながります。完全に閉じる仕切りより、必要なときだけ閉じられる可動式アイテムだと快適な空間づくりが可能です。
ロールスクリーンやプリーツスクリーンなら、使わないときに上部に収納でき、部屋を広く見せられます。ソファやシェルフを使ったゆるやかな区切りも、リビングらしいくつろぎを損なわず空間を分けられる方法です。来客時だけ閉じる、夜だけ閉じるなど、シーンに応じた使い分けがしやすい仕切り方を選びましょう。
部屋を仕切るのはDIYでもできる?
部屋を仕切る作業は、内容によってはDIYでも進められます。突っ張り棒とカーテンの組み合わせ、置き型のパーテーション、家具の配置換えなどは、特別な工具や知識がなくても挑戦できる手軽な方法です。
一方で、天井や壁にレールを取り付けるパネルドアやアコーディオンカーテンなどは、下地の位置を見極めたり、水平に取り付けたりする技術が求められます。下地のない場所にネジを打つと落下につながるおそれがあり非常に危険です。
不慣れな人がDIYに踏み切ると、仕上がりがゆがんだり、扉が開閉しにくくなったりする失敗例もあります。DIYに慣れていない場合や確実な仕上がりを求める場合は、専門業者への依頼も検討してください。
関連記事:突っ張り棒を使った目隠しカーテンの取り付け方やサイズの決め方など詳しく紹介
【アイテム別】部屋を仕切るアイデア実例
ここからは、具体的なアイテムを使った間仕切りのアイデア実例をご紹介します。
パーテーションを使った仕切りのアイデア実例
1.ワンルームをゆるやかに仕切るアイデア
広さが限られている部屋はしっかりと仕切るよりも、パーテーションを使ってゆるやかに仕切ると圧迫感なくそれぞれのスペースをつくれます。パーテーションのカラーは、空間になじみやすい淡いカラーやベージュなどがおすすめです。
2. 外を楽しむ空間とプライバシー空間を自在に切り替えるアイデア
パーテーションの移動が気軽にできる利点を活用し、外を楽しむ空間とプライバシー空間をシーンに合わせて切り替えるアイデアです。日中は窓側に寄せて景色や光をリビング全体に取り込み、夜や来客時は部屋の中央へずらして、寝室エリアや在宅ワークの背景をさっと目隠しできます。
アコーディオンカーテン・アコーディオンドアを使った仕切りのアイデア実例
1.広い空間をアコーディオンドアで自然と仕切るアイデア

アコーディオンドアは天井から吊り下げるため、人によっては圧迫感を覚えやすい間仕切りです。しかし、空間になじむベージュを選ぶことで、壁のような印象で自然に空間を仕切れます。
2.丸みのある空間に仕切ってやわらかさを表現できるアイデア

一室のコーナーを仕切るときは、長方形や正方形のように角ばったラインよりも、楕円や曲線で区切るほうが空間にやわらかさが生まれます。ベージュやアイボリーなど淡色のパネルを組み合わせれば、より穏やかでくつろぎのある印象に仕上がるでしょう。
ロールスクリーンを使った仕切りのアイデア実例
1.シームレスに空間を仕切るアイデア

ウォークインクローゼットや収納扉を設置しない収納スペースをロールスクリーンで仕切る方法です。壁と同様の色を選んでよりシームレスな印象で仕切る方法もありますが、家具やインテリアスタイルに合わせてアクセントクロスとして取り入れるのもおすすめです。
2.キッチンの生活感をさっと隠せるアイデア

来客時など、生活感が出やすいキッチンをさっと隠せるのがロールスクリーンです。上から下ろすだけで操作の手間がかからず、横方向にスペースを取らないため、狭いキッチンや対面カウンター上にも導入しやすいでしょう。
プリーツスクリーン・収納式プリーツスクリーンを使った仕切りのアイデア実例

和室と洋室をゆるやかに区切りたいときにぴったりなのがプリーツスクリーンです。和紙調のやわらかな採光で空間が暗くなることもなく、モダンな雰囲気を高めてくれます。
カーテン・のれんを使った仕切りのアイデア実例
1.突っ張り棒を使ってワンルームのプライバシーを高めるアイデア
賃貸などのワンルームは、玄関を開けるとすぐに部屋全体が見渡せる間取りが多く、宅配や来客のたびに生活感が気になることが少なくありません。玄関と居室の境目に突っ張り棒を渡し、お気に入りのカーテンを吊るすだけで視線を遮るゾーニングが完成します。
2.ベッドエリアを布カーテンで包んで個室風にするアイデア
ワンルームや子ども部屋でベッドだけを区切りたいときは、突っ張り棒2本と長めのカーテンで天蓋風の囲いを作るアイデアが便利です。U字型やコの字型にレールを配置すれば、ベッド全体をすっぽり覆う構造になり、ホテルライクなプライベート空間に早変わりします。
窓まわりアイテムをお探しならトーソー
部屋を仕切る方法はさまざまありますが、空間のデザイン性やインテリアスタイルを高めたいというときは、ロールスクリーンやプリーツスクリーンが取り入れやすい製品です。生地そのものに、遮光や遮熱といった機能を持つ製品も多く、お部屋の快適性を高めることも期待できます。
トーソーでは、ロールスクリーン・プリーツスクリーン・アコーディオンドアなどを幅広く取り揃えています。遮光・遮熱・防炎といった機能や、和紙調・無地・パターン柄など生地のバリエーションも豊富なので、「空間をおしゃれに仕切りたい」という方もぜひトーソーのカタログや製品ページをチェックしてみてください。
まとめ
部屋を仕切る方法は、パーテーションやロールスクリーン、アコーディオンカーテンなど8通りに分けられ、費用相場や機能もそれぞれ違います。
賃貸では原状回復、子ども部屋では安全性、リビングでは開放感と、空間ごとに押さえたいポイントも変わるため、目的に合った方法を選ぶと暮らしの満足度が高まるでしょう。
今ある空間を仕切ることで機能性を高め、自分や家族にとって快適な住まいづくりへつなげていきましょう。
Madoかけ 編集部
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