北欧ナチュラルとは?北欧モダンとの違いやインテリアの選び方、コーディネート例を紹介

コーディネート

おしゃれなお部屋にしたいと考えたとき、とても人気が高くよく選ばれるのが「北欧インテリア」です。しかし、いざ家具や雑貨を探し始めると、「北欧ナチュラル」や「北欧モダン」といった似たような言葉が出てきて、どのような違いがあるのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、特に温かみがあり日本の住宅にも馴染みやすい「北欧ナチュラル」の基本や特徴、北欧モダンとの違い、失敗しない家具の選び方、具体的なコーディネート例をご紹介します。

北欧ナチュラルとは?

「北欧ナチュラル」とは、長く厳しい冬を室内で快適に過ごすために生まれた北欧の知恵に、日本の住宅にも通じる自然素材の温かみを融合させたインテリアスタイルです。

特徴は、明るい色合いの天然木をベースに、アースカラーやファブリック(布製品)を組み合わせる点にあります。これにより、空間全体が優しい雰囲気となり、開放的な印象にもつながりやすくなります。

ただ単にシンプルなだけでなく、植物のモチーフや手仕事の温もりを感じられる要素を散りばめることで、「居心地の良さ(ヒュッゲ)」を演出する点も魅力です。飽きにくく、年齢を問わず取り入れやすいため、とても高い人気を集めています。

北欧ナチュラルと北欧モダンの違いは?

同じ北欧発祥のスタイルに、「北欧モダン」というものもあります。北欧ナチュラルとの違いについて、詳しく見ていきましょう。

項目 北欧ナチュラル 北欧モダン
デザイン 丸みのある形状、素朴、クラフト感 直線的、エッジが効いている、幾何学的
木の色 明るいトーン(ナチュラル、ホワイトオーク) 濃いトーン(ウォールナット、チーク、黒)
配色 アースカラー、パステル、白ベース モノトーン、グレー、鮮やかな原色のアクセント
素材 綿、麻、無垢材、ラタン(籐) アイアン、ガラス、レザー、成型合板

違い①デザイン

北欧ナチュラルにおけるデザインは、角が丸みを帯びた家具や、木の節をそのまま活かしたナチュラルなものが主流です。自然そのものの造形や、人の手で作られたような優しさを感じることができます。

一方、北欧モダンは直線的でエッジの効いたシャープなフォルムや、幾何学的なシルエットをよく用います。無駄を極限まで削ぎ落としたスタイリッシュな家具などが多く、空間に心地よい緊張感を与える点が特徴です。

違い②木の色

北欧ナチュラルでは、タモやオーク、パイン、アッシュといった明るく淡い色合いの木材が用いられます。これにより、部屋全体が明るくなり、自然光が拡散する開放的な空間が生まれます。

対して、北欧モダンではウォールナットやチーク、あるいは黒やダークブラウンに塗装された深みのある濃い色合いの木材が多く使われます。重厚感があり、落ち着いた大人の雰囲気を好む方に人気です。

違い③配色

北欧ナチュラルは、ベースとなる白やベージュに、ベージュ・グリーン・ブラウンといったアースカラー(自然界にある色)を重ねていきます。差し色を取り入れる場合も、柔らかなパステルカラーや少しスモーキーな色合いを選ぶため、刺激が少なくリラックスできる印象となります。

一方、北欧モダンは白・黒・グレーのモノトーンを基調とします。そこへ、イエローやブルー、レッドといった鮮やかな原色やビビッドカラーを1〜2点加えて、コントラストをはっきりと効かせるのが通例です。

違い④素材

北欧ナチュラルでは、リネン(麻)やコットン(綿)のざっくりとしたファブリック、カゴ編みのラタン(籐)、ウールなどの天然由来のオーガニック素材が用いられます。手に触れたときの心地よさや、柔らかい質感が特徴的です。

しかし北欧モダンでは、ファブリックにスチール(アイアン)の脚、ガラスの天板、レザー(本革)、プラスチック、成型合板などの人工的・無機質な素材を組み合わせます。こうした異素材の組み合わせが、空間に立体感やモダンな美しさをもたらします。

失敗しない!北欧ナチュラルなインテリアを選ぶ3つのポイント

お部屋に北欧ナチュラルのテイストを取り入れる際は、以下の3つの基準を意識して家具や雑貨を選ぶと、統一感のあるおしゃれな空間を作ることができます。

明るい木色の無垢材(オークやアッシュなど)をベースにする

面積の大きいテーブルや棚に明るい木目の家具を選ぶことで、空間全体に自然な温かみが生まれます。

家具や小物に「丸み」のあるデザインを取り入れる

テーブルの天板の角や椅子の背もたれなどに曲線があるものを選ぶと、北欧ナチュラル特有の柔らかな雰囲気を強調できます。

天然素材のファブリックとアースカラーでまとめる

ソファやカーテンにはリネンやコットンを選び、ベージュ、アイボリー、淡いグリーンなどの自然な配色を意識するとリラックス感が高まります。

北欧ナチュラルのインテリアを取り入れたコーディネート例

ここからは、実際に北欧ナチュラルの要素を取り入れた具体的な部屋づくりのアイデアを、10個のコーディネート例とともにご紹介します。

オーク材の家具で揃えた明るいリビング

床の色に近いホワイトオークの無垢材でテレビ台やキッチンの収納扉を統一した、王道の北欧ナチュラルリビングです。オフホワイトの大きなソファもあり、全体が明るいトーンでまとまっています。窓からの光が差し込む、開放的で心地よいリビング空間です。

ファブリックソファが主役のリラックス空間

淡いベージュの布張りソファを主役にしたコーディネートです。クッションには、同じ淡いベージュと差し色のスモーキーブルーが使われていて、良いアクセントになっています。ラグや壁色はベージュ系、ところどころにスモーキーブルーと落ち着いた色合いのオレンジが映える穏やかな空間です。

観葉植物を主役にしたみずみずしい部屋

部屋の角に大小さまざまな観葉植物を配置しています。鉢を支える土台には木材の家具を、鉢カバーにはラタンといった自然素材を使って、他の木製家具と植物の緑をうまく調和させているコーディネート例です。観葉植物の種類や大きさ、葉っぱの色の違いがよりナチュラルな印象を際立たせます。

丸いテーブルを囲む温かみのあるリビング

リビングの中心に丸みのある木製ラウンドテーブルが配置されています。角のないデザインは木製家具の温かみをさらに引き立て、柔らかな空間を印象づけるポイントです。角がない形だからこそ、テーブルを囲う家族や友人の顔も見えやすくなり、自然と会話も弾むでしょう。

ブラウンの濃淡が映えるコーディネート

白い壁にそれぞれの木製家具のブラウンが映えるコーディネート例です。電球を囲うカバーや机に飾られたパンパスグラス、ナチュラルなラグの淡いブラウンと、テーブルや椅子の濃いブラウンが調和して落ち着きある雰囲気にまとまっています。

ペンダントライトが優しく照らすリビング

木製の丸みある北欧デザインのペンダントライトを低めに吊るしたコーディネート例です。夜になると、電球の光を木製カバーが優しくつつみ、リラックスできる空間を演出してくれます。疲れて帰宅した日も、ほんのりとした明かりで癒されるでしょう。

ファブリックパネルがアクセントになる白い壁面

北欧のファブリックがそのまま使われたパネルは、他の北欧家具との相性が良く、単色の壁をほどよく彩ってくれます。大がかりな模様替えをしなくても、ファブリックパネルが1つあるだけで一気に北欧のニュアンスを足すことができるためおすすめです。DIYでも比較的簡単に作れるため、挑戦してみてはいかがでしょうか。

リネンカーテンから透ける自然の光を楽しむ部屋

北欧家具には、リネンやコットンといった天然素材のカーテンがマッチします。ひだを多くとらずサラッとしたカーテンなら、風に優しく揺れて外からの光を柔らかく届けてくれるでしょう。軽やかな印象もあり、北欧ナチュラルな部屋の魅力度を高めるコーディネートとなっています。

ラタンを使ったナチュラル収納のある部屋

ラタンが使われた棚や籠は、素材そのものの素朴さがインテリアの一部として映えるアイテムです。そこにあるだけでナチュラルな印象を高め、生活感を上上手にかくしてくれます。小物がごちゃごちゃすることもなくなり、部屋がスッキリとまとまります。

色味をおさえた落ち着きのある寝室

ベージュやオフホワイト、明るく控えめなブラウンなど、同系色の家具や素材で統一し色味を抑えることで視覚的な刺激が減ります。ほっと一息つき心地よく眠りにつける北欧ナチュラルな寝室では、クッションやベッドカバーの素材・色も意識しましょう。

北欧ナチュラルのインテリアを引き立てるアイテムおすすめ5選

北欧ナチュラルの世界観をより完成度の高いものにするために、家具だけでなく「窓まわり(カーテンレールやブラインド)」にこだわるのもおすすめです。ここでは、お部屋のトータルコーディネートに役立つおすすめアイテムをご紹介します。

カーテンレール:ノルディ25(アッシュ)

木目の美しさを追求した「ノルディ25」シリーズのアッシュカラーは、まさに北欧ナチュラルにぴったりな柔らかく明るい色味が特徴です。家具に使われる木材に馴染みやすく、無駄のない美しい形状で窓辺を引き締めてくれます。

詳細:TOSO カーテンレールカタログ

カーテンレール:ノルディ25(ウォールナット)

「少し落ち着いた北欧ナチュラルにしたい」「部屋のアクセントとして、窓まわりに少し深みが欲しい」という時におすすめなのが、同シリーズのウォールナットです。ほんのりとヴィンテージな雰囲気がプラスされ、温かみの中に大人っぽい上質さを演出できます。

詳細:TOSO カーテンレールカタログ

ウッドブラインド:コルト

天然木のスラット(はね)を使用したウッドブラインドは、北欧インテリアとの相性も抜群です。「コルト」シリーズのナチュラルなカラーを選べば、木製家具が窓辺にあるかのような佇まいになり、統一感も高まります。調光もしやすく、木漏れ日のような優しい光を部屋に取り込めます。

詳細:TOSO コルト ウッドブラインド

アルミブラインド:ベーシック クリアカラー

「すっきりさせたいけれど、冷たい印象にはしたくない」という方や、「少しはカラフルな色味も取り入れたい」という方には、アルミブラインドのクリアカラーがおすすめです。アルミのシャープさと淡いパステルカラーやニュアンスベージュの優しい発色がプラスされ、水まわりやキッチン近くの窓をナチュラルに彩ります。

詳細:TOSO ブラインドカタログ

バーチカルブラインド:デュアルシェイプ

ルーバー(縦型の帯)の端に波打つようなカットを施したデザイン性の高い縦型ブラインドです。直線的なバーチカルブラインドに丸みが加わることで、モダンでありながら、北欧ナチュラルが持つ特有の柔らかな空気感に見事にマッチします。色味は全部で4種類あり、選ぶ色によってもお部屋の雰囲気がガラッと変わります。

詳細:TOSO バーチカルブラインドカタログ

窓まわりを快適にするならトーソー

インテリアの完成度を高めるには、家具選びと同様に窓まわりの演出が重要なポイントです。

カーテンレールやブラインドのメーカーとして知られるトーソーでは、今回ご紹介した北欧ナチュラルスタイルに寄り添う木製レールから、機能性とデザイン性を両立した各種ブラインドまで、豊富なラインナップを取り揃えています。

「北欧ナチュラルな雰囲気にまとめるには、どのアイテムが合うのだろう?」「もっとたくさんのコーディネート写真を見てみたい」という方は、ぜひお気軽にトーソーのカタログをチェックしてみてください。

まとめ

自然素材の温もりを大切にし、心地よさを最優先する「北欧ナチュラル」は、ほっとできる空間とおしゃれさを両方叶えてくれるインテリアスタイルです。

シャープで洗練された北欧モダンとの違いを理解し、明るい木の色やアースカラー、丸みのあるデザインを意識して家具やファブリックを選んでいくことで、誰でも理想の空間を作ることができます。

そして、お部屋の印象のベースを作る窓まわりにもお気に入りのアイテムを選ぶことで、部屋全体の統一感が増し、より洗練された印象になります。ぜひ、自分の好みにあうお気に入りの空間を完成させてみてくださいね。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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