突っ張り棒で取り付けるレースカーテンの活用場所やつけるコツを紹介!
突っ張り棒で取り付けるレースカーテンとは?

突っ張り棒で取り付けるレースカーテンとは、壁や窓枠に穴を開けずに設置でき、採光と目隠しができる方法です。バネ式やネジ式の突っ張り棒を使うため、工具不要で取り付けられ、賃貸住宅にも向いています。
カーテンに透け感のあるレース生地を使えば、日差しをほどよく通しながら視線を和らげられます。
100均やホームセンターなどで揃う手軽さも人気の理由で、レール式のカーテンよりも初期費用がかかりません。窓辺をナチュラルに演出し、光を感じられる心地よい空間づくりが叶います。
突っ張り棒により取り付けるレースカーテンの活用場所

小窓をおしゃれに飾る
レースカーテンを小窓に設置すると、光を柔らかく取り込みつつ、外からの視線をやさしく遮る窓辺になります。カフェカーテンのように下部だけを覆えば、圧迫感を与えずに明るさを保つことも可能です。
出窓に合わせる場合は、丈の短いタイプを選ぶとすっきりとした印象に。突っ張り棒のカーテンは手軽に生地を変えられることも魅力です。季節や気分に合わせてインテリアに合わせたコーディネートを楽しんでみてください。
押し入れやラックの目隠し
最近では扉のない押し入れやクローゼットが採用されることが多く、カーテンやロールスクリーンを目隠しにする方法が人気です。突っ張り棒を使えば家具に穴を開けずに取り付けられ、模様替えや掃除のときも簡単に外せます。
通気性のあるレース生地は湿気がこもりにくく、布団や衣類の保管にも向いています。さらに透け感のある素材を選ぶと圧迫感を軽減し、部屋が広く見えるというメリットも感じられるでしょう。
レールのない窓に
レールのない窓や、設置が難しい場所でも突っ張り棒なら取り付けが可能です。壁の内側や窓枠の上部に棒を設置し、レースカーテンを通すだけで窓辺の目隠しと調光が両立できます。
日差しが強い場所ではUVカット機能付きや遮熱レースカーテンを選ぶと、快適性がアップし過ごしやすい空間に。室内温度の上昇を抑えられるため、電気代の節約にもつながりやすくなるでしょう。
間仕切りに使って部屋の雰囲気を良くする
リビングと寝室の間や、玄関スペースの仕切りにレースカーテンを使うと、開放感を保ちながら空間を分けられる間仕切りとしての役割を果たします。「壁は圧迫感がある」「空間をおしゃれに仕切りたい」という場合にもレースカーテンの間仕切りはマッチしており、おしゃれなパーテーションの代わりになります。
ロールスクリーンやアコーディオンカーテン、厚地のカーテンに比べたら効果は低くなりますが、冷暖房効率を高められ、結果的に省エネ対策も可能です。
突っ張り棒にカーテンをつける方法

レースカーテン取り付けにおすすめの突っ張り棒
突っ張り棒には、バネ式とネジ式(ジャッキ式)の2種類があります。レースカーテンに限らずカーテンにおすすめの種類はバネ式です。それぞれの特徴は以下をご覧ください。
- バネ式:簡単に設置できる
- ネジ式:耐荷重が大きい
棒の先端に滑り止め付きのキャップが付いていたり、アルミや木製でおしゃれな素材だったりと、見た目も機能も優れたタイプが特に人気です。100均でも手に入りますが、長期的に使うなら素材と見た目にもこだわってみましょう。
突っ張り棒をしっかり固定するコツ
突っ張り棒のカーテンは、レール式に比べ落下のリスクが高い設置方法です。しっかり固定するには、取り付け前に壁の材質や取り付け位置をチェックすることが欠かせません。
突っ張り棒両端の設置面を乾いた布で拭き、滑りを防止してからしっかり押し当てて固定します。また市販の滑り止めパッドなどを併用すると安定感が増し、長期間でもズレにくくなります。
突っ張り棒につけられるレースカーテンのタイプ
突っ張り棒につけられるレースカーテンには、3つのタイプがあります。
ポール通し穴があるレースカーテン

筒縫い上のレースカーテン

ハトメ付きのレースカーテン

このうち突っ張り棒に特に向いているのは、ポール通し穴があるレースカーテンとハト目付きのレースカーテンです。
棒に通しやすく、生地によっては美しくゆったりとしたドレープが生まれます。開閉もスムーズで端に寄せやすいため、タイプに悩んだらこの2種類を検討してみましょう。
普通のカーテンを突っ張り棒に取り付ける方法

一般的なカーテンを使いたい場合は、カーテンクリップがおすすめです。カーテンクリップはカーテン上部をクリップで挟み、リングを突っ張り棒に通すだけで設置できます。取り付けたい生地にフック穴がなくても吊るせるので、一から棒を通す穴を作る必要がありません。
また突っ張り式のカーテンレールを使う方法もあります。専用レールを使うと開閉がスムーズで、隙間ができにくいのが特徴です。重さのあるカーテンを掛ける場合は、突っ張り棒の耐荷重を確認して安全に使用しましょう。
突っ張り棒で取り付けたレースカーテンの代わりになるもの

小窓にカーテンをつける場合
小窓には、突っ張り棒のほかにもロールスクリーンやプリーツスクリーンなどのアイテムを取り付けられます。上部にメカを設置して開閉するため、すっきりした見た目と操作性を両立できるのがメリットです。
出窓のように光を多く取り込みたい場所では、透け感のある生地を選ぶと明るさを保ちながら目隠しができます。出窓にレールがない場合は、突っ張り棒や正面付け・天井付けで対応でき、奥行きを活かした窓辺がつくれます。
関連記事:出窓にカーテンレールがついていないときはどうする?対策やおすすめの商品を紹介
間仕切りがほしい場合
部屋を仕切りたいときは、突っ張り棒のレースカーテンのほかにアコーディオンドアやロールスクリーンなどのアイテムも便利です。開け閉めがしやすく、使わないときはすっきりたためるため、限られたスペースでも圧迫感が軽減されます。
光を通すタイプなら明るさを保ちながらゆるやかに空間を分けられ、遮光タイプならしっかりと仕切りたい寝室やワークスペースに向いています。用途に合わせて素材や透け感を選ぶと、居心地のよい空間となるでしょう。
関連記事:部屋の間仕切り・パーテーションの種類をご紹介!魅力やメリットから選び方も解説
窓まわりアイテムのことなら、トーソー
突っ張り棒とレースカーテンの組み合わせは光を柔らかく室内に届け、視線を適度に遮れる手軽な方法です。「ナチュラルな雰囲気にしたい」「カフェっぽくしたい」と考える場合にもレースカーテンは相性がよく、さまざまな空間に馴染みます。
小窓や間仕切りをレースカーテン以上に遮光し、目隠しも行いたい場合はロールスクリーンやプリーツスクリーンといった方法もおすすめです。トーソーでは防炎や抗菌をはじめとし、遮光・遮熱といった機能を備えた窓まわりアイテムを豊富に取り揃えています。おしゃれで機能的な製品をお探しの方は、トーソーのカタログや商品ページをぜひご覧ください。
まとめ
突っ張り棒を使ったレースカーテンは、壁に穴を開けずに設置できる手軽で実用的な方法です。
小窓や収納の目隠し、間仕切りなど活用の幅が広く、賃貸住宅でも気軽に取り入れられます。
遮熱やUVカット機能のある生地を選べば、夏の暑さや日差しを和らげ、快適な室内環境づくりにも役立ちます。
用途や設置場所に合わせて突っ張り棒や生地を選び、自分の暮らしに合ったスタイルを見つけてみてください。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。
PRODUCTS 製品情報
- ドア・シェード・外付けロール
- ローマンシェード
- 外付けロールスクリーン
- アコーデオンドア
- ビニールカーテン
(ネットカーテン)