電動ブラインドの種類やメリット、選ぶときのポイントを解説

まどかけの話

リモコンやスマートフォンで手軽に開閉できる電動ブラインド。高窓や吹き抜けの操作も楽になることから、新築やリフォームでの導入に加え、既存の窓への後付けを検討する方も増えています。

 

今回は、電動ブラインドの種類やメリット、電源タイプ・操作方式・機能性などの選び方、寿命の目安や取り付け費用の相場まで、購入前に押さえておきたい情報をまとめて解説します。

電動ブラインドの種類

電動ブラインドにはさまざまな形状や素材の種類があります。代表的な種類は以下をご覧ください。

 

アルミブラインド アルミ素材のため軽量で遮熱コーティングを施したスラットを選べばエネルギー効率の向上も期待できる。
ウッドブラインド 木目の温かみが空間に高級感をプラスし、手動では重さを感じやすい点も電動化によって操作の負担が軽減される。
バーチカルブラインド 縦型のルーバーを左右に開閉するタイプで、掃き出し窓や大きな窓に適している。カーテンのように横にスライドできるため、出入りがしやすい。

 

関連記事:ブラインドとは?種類ごとの特徴・メリット・デメリット・主な素材を紹介

 

電動ブラインドのメリット

電動ブラインドには、手動タイプにはない便利さや安全面でのメリットが備わっています。ここからは、導入前に知っておきたい3つのメリットを見ていきましょう。

 

リモコン操作で簡単に開閉できる

電動ブラインドの1番のメリットは、リモコンやスマートフォンのボタン1つで開閉操作が完了する手軽さです。高窓や手の届きにくい吹き抜けの窓でも離れた場所から操作できるため、毎朝・毎晩の開閉作業がぐっと楽になります。

 

スマートスピーカーとの連携で音声操作に対応した製品もあり、暮らしの自動化を手軽に取り入れられるでしょう。複数の窓に設置している場合は一括操作に対応した機種を選べば、複数のブラインドを同時に動かすことも可能です。

 

停止位置を自由に設定できる

電動ブラインドでは、スラットの停止位置をリモコンで細かく設定できます。朝は半分だけ下ろして柔らかな光を取り込み、夜は全閉にしてプライバシーを守るなど、シーンに応じた調光をワンタッチで行えます。

 

メモリー機能付きの製品であれば、一度設定した好みの位置を本体が記憶するため、毎回微調整する手間が不要になる点もメリットです。日常の使い勝手が格段に向上し、快適な採光を簡単に取り入れられるでしょう。

 

コードがないため見た目がすっきりする

手動ブラインドは操作用のコードやチェーンが付いていますが、電動タイプにはありません。窓まわりがすっきりとした印象に仕上がるだけでなく、小さなお子さまやペットがコードに絡まる事故を防げるという安全面のメリットも備わっています。

 

コードレスの外観はミニマルなインテリアとの相性が良く、空間全体の完成度を高めてくれるため、窓まわりの見た目にこだわりたい方にもおすすめです。

 

電動ブラインドを選ぶときのポイント

電動ブラインドを購入するときは、設置環境や求める機能をあらかじめ確認しておくと導入後のミスマッチを防げます。ここでは5つのチェックポイントを解説します。

 

電源タイプで選ぶ

電動ブラインドの電源は、次の「コンセント式」と「充電式」の2タイプが主流です。

 

電源タイプ 特徴 適している場所
コンセント式 ・電源プラグを差し込むだけで使用可能

・充電不要で安定した動作が持続する

・コンセントが近い窓

・吹き抜けなど高温になりやすい場所

充電式 ・内蔵バッテリーで動作し配線工事が不要

・後付けにも対応しやすい

コンセントが遠い窓、賃貸住宅、配線を避けたい場合

 

コンセント式は電池切れの心配がなく、複数の窓へ設置する際は「電源分岐コード」でコンセントを1か所にまとめられる製品もあります。

 

一方、充電式は設置場所を選ばない自由度の高さが魅力ですが、高温になりやすい吹き抜け付近には使えない製品もあるため、取り付け場所の温度環境を事前にチェックしておきましょう。

 

どちらのタイプも新築だけでなくリフォームや後付けにも対応しているため、既存の窓でも取り入れやすい点が特徴です。

 

リモコンの操作タイプで選ぶ

電動ブラインドの操作方法はメーカーや製品によって異なり、主に以下の4タイプに分かれます。

 

スマホ操作 専用アプリを通じてスマートフォンで操作するタイプ。外出先からの遠隔操作にも対応している製品もあり、スマートスピーカーとの音声連携も可能。
RFリモコン操作 電波(RF)で信号を送るため、ブラインドに直接向けなくても操作できる。壁や家具越しでも約20m以内(製品による)なら信号が届く。
赤外線リモコン操作 テレビやエアコンのように製品に向けて操作するタイプ。市販のスマート家電リモコンと接続すればスマホ操作にも切り替え可能。
スイッチ操作 壁に取り付けたスイッチで操作する方式。フラットなデザインで空間になじみやすく、リモコンとの併用もできる。

 

外出先からの操作やスマートスピーカー連携を使いたいならスマホ操作が便利です。設定が苦手な方や、直感的に使いたい場合はRFリモコンやスイッチ操作が扱いやすいでしょう。

 

機能性で選ぶ

電動ブラインドを選ぶときは、スラットが備える機能にも注目しましょう。窓は外気の影響を受けやすい場所なので、機能性の高いスラットを選ぶことで室内環境の快適性を大きく高められます。

 

遮熱性 スラット表面に遮熱塗装を施したタイプは赤外線を反射し、夏場の室温上昇を抑えてくれる。冷房効率を高めたいときに適している。
断熱性 スラットや製品の構造で断熱効果を発揮するタイプ。冬場の暖房効率を高め、光熱費の節約にもつなげられる。
遮光性 スラットの密閉度が高いタイプを選べば、寝室やシアタールームなど暗さを保ちたい空間にぴったり。
プライバシー性 スラットの角度調整で外からの視線を遮りつつ採光を確保。道路沿いの窓や隣家との距離が近い場合に適している。

 

特に、遮熱と断熱の両方を兼ね備えた製品を導入すれば、夏も冬も室温を快適に保ちやすくなるでしょう。

 

関連記事:遮熱ブラインドの効果を徹底解説!窓の暑さ対策で夏場を快適に過ごすおすすめ商品情報を紹介!

 

開閉する向きで選ぶ

電動ブラインドには、スラットが上下に動くタイプと左右に動くタイプがあります。窓の形状や使い方に応じて選び分けることで、日々の使い勝手が変わります。

 

上下開閉の横型ブラインドは、腰高窓や小窓など出入りの少ない窓に適しており、スラットの角度調整で上下からの視線をコントロールしやすいのが強みです。一方、左右開閉のバーチカルブラインドは掃き出し窓やリビングの大きな窓に向いており、カーテン感覚で横にスライドできるため、バルコニーへの出入りが多い窓でもスムーズに通行できます。

 

日常的にどのくらいの頻度でその窓を通るか、どの方向からの視線が気になるかを考えながら、適した開閉方向を検討してみましょう。

 

取り付け方で選ぶ

電動ブラインドの取り付けは手動タイプと基本的に同じ手順ですが、電源との接続が加わる点が異なります。一般的な取り付けの流れは以下のとおりです。

 

  1. ブラケット(取り付け金具)の取り付け位置を決め、ネジでしっかり固定する
  2. ヘッドボックス(本体上部)をブラケットにはめ込む
  3. 電源コードをコンセントに接続する(コンセント式の場合)
  4. リモコンで動作確認を行い、停止位置の初期設定を完了させる

 

取り付け方には、窓枠の内側に設置する「天井付け」と、窓枠の外側に設置する「正面付け」の2通りがあります。

 

天井付けは窓まわりがすっきり見える一方、正面付けは窓全体を覆えるため遮光性に優れています。取り付けに不安がある方は、メーカーや販売店に採寸・施工を依頼するとミスなく設置できるでしょう。

 

関連リンク:賃貸でも大丈夫なブラインドの取り付け方は?穴を開けない方法を紹介!

 

電動ブラインドの寿命の目安

電動ブラインドのモーター部分の寿命は、一般的に約10年が1つの目安です。メーカーによっては電動メカ部分に保証を設けており、長期にわたって安心して使えるでしょう。

 

スラット部分はアルミ製が比較的長持ちしやすく、天然木を使ったウッドブラインドは湿気や直射日光の影響を受けやすい傾向があります。長く使用するコツは、定期的にスラットのホコリを拭き取ること、高温多湿の環境を避けること、動作時に異音が出始めたら早めにメーカーへ点検を依頼することが挙げられます。

 

電動ブラインドの取り付け費用の相場はいくら?

電動ブラインドの導入費用は「製品本体の価格」と「取り付け工事費」の2つに分かれます。製品本体の価格はサイズや素材、機能によって幅があるため、メーカーのカタログや販売店で確認するのが確実です。

 

取り付け工事費は設置方法によって異なり、簡易的な取り付けで1.5万〜3万円、壁内の埋設配線を伴う場合は5万〜10万円ほどが相場とされています。充電式であれば配線工事そのものが不要になるため、費用を抑えたい方にはおすすめのタイプです。正確な見積もりは、窓のサイズや設置環境の現地確認を依頼しましょう。

 

おすすめの電動ブランド

トーソーでは、住宅からオフィスまで幅広い窓に対応した電動ブラインドをラインナップしています。ここでは代表的な2製品の特徴をご紹介します。

 

電動アルミブラインド:NインテストSW

NインテストSWは、静音タイプのモーターを搭載した電動アルミブラインドです。スムーズな昇降動作と高い静音性を両立しており、寝室やリビングなど音が気になる空間にも適しています。

 

スラットは全86カラー展開で、うち65カラーが遮熱スラットに対応。赤外線を反射して室温上昇を抑え、冷房効率の向上にも役立ちます。FMリモコン・赤外線リモコン・スイッチなど操作方式を複数から選べるため、用途に合わせた制御が実現できる電動ブラインドです。

 

NインテストSWの詳細はこちら

 

電動ウッドブラインド:NベネウッドAT50

NベネウッドAT50は、天然木の風合いを楽しめる電動ウッドブラインドです。製品幅2,400mm、高さ3,000mm、製作面積6㎡まで対応しており、大きな窓にも設置できる幅広いサイズ展開が特長。

 

下降中にボトムレールが障害物に接触すると自動で停止する安全機能を内蔵しています。FMリモコンや赤外線リモコンのほか、RS485通信スイッチにも対応しているため、さまざまな制御システムとの組み合わせが可能です。

 

NベネウッドAT50の詳細はこちら

 

窓まわりアイテムをお探しならトーソー

トーソーでは、今回ご紹介したNインテストSWやNベネウッドAT 50など、遮熱スラットや静音モーターなど、住まいの環境に合わせた機能を備えた製品が充実しています。

 

「電動ブラインドを導入したいけれど、どの製品が合うかわからない」という方も、住まいの条件に合った1台を見つかるでしょう。

 

トーソーの公式YouTubeでは、NインテストSWの昇降動作やスラットの角度調整の様子を動画で確認できます。電動ブラインドで快適な窓まわりを実現したい方は、トーソーの公式サイトとあわせてチェックしてみてください。

▼電動アルミブラインド NインテストSW 製品の動き

まとめ

電動ブラインドは、リモコン操作の手軽さ、コードレスのすっきりした外観、停止位置の自由な設定など、日々の暮らしをワンランク快適にしてくれる窓まわりアイテムです。

 

選ぶときは、コンセント式か充電式かの電源タイプ、スマホやリモコンなどの操作方式、遮熱・断熱といった機能性、上下・左右の開閉方向、取り付け方法の5つをメインに比較すると、家庭に合った製品を見つけやすくなります。

 

モーターの寿命は約10年が目安で、定期的なメンテナンスで長く愛用できるでしょう。後付けやバッテリー式なら工事費を抑えられるケースもあるため、設置環境に応じて検討してみてください。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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