西日対策おすすめ10選!快適な室内を作るコツを紹介
西日対策を怠るデメリット
春から夏にかけて、太陽の日差しは昼から午後3時ごろにかけて強くなるといわれています。西日が当たる部屋においては、日差しが最も強い時間帯に直射日光を浴びることになり、西日対策をしないとさまざまな弊害が生じる場合もあります。
西日対策をしなかった場合、次のようなデメリットが発生します。
- 室内や家具の劣化
- 室内温度の上昇による空調費用の増加
大切なインテリアを長く愛用するためにも、デメリットを詳しくチェックしていきましょう。
室内や家具の劣化
西日の強い日差しにさらされた西向きの部屋は、紫外線のダメージを直接受けるため、室内のインテリアや家具、フローリング、壁などを劣化させてしまいます。強烈な太陽光によってお気に入りのインテリアなどが劣化することは避けたいもの。
また日焼けや色あせにとどまらず、材質の強度にも影響が及ぶ可能性があるため注意が必要です。
室内温度の上昇による空調費用の増加
太陽の日差しが強ければ、「日射熱」が高いということになります。とくに日差しが強いとされる西日は、室内温度を大幅に上げる原因となり、空調への負担が増加します。快適な室温を維持するため、空調はより多くのエネルギーを使い、高額な空調費用にもつながってしまいます。
家庭内への経済的面や室内環境を快適に保つためにも、西日対策は適切に講じていきましょう。
おすすめの西日対策10選
西向きの部屋には適切な西日対策が必須ともいえます。ここでは室内と室外両方で可能なおすすめの西日対策を10選ご紹介しましょう。
【室内】
- ブラインドやカーテンの設置
- ロールスクリーンの設置
- 断熱機能をもつフィルムやガラスを活用
- 内窓や二重窓による窓の工夫
【室外】
- 外付けロールスクリーンの設置
- シェードの設置
- すだれの設置
- オーニングの設置
- 植物を利用したグリーンカーテンの設置
- 大きめのひさしの設置
窓まわりを工夫すれば西日対策は簡単にできるので、ぜひ実施してみてください。
ブラインドやカーテンの設置
ブラインドやカーテンの設置は、強い西日を直接的に遮ることができます。自分で手軽に設置可能で、空間を彩るインテリアとして活用することもおすすめです。
遮光をはじめ遮熱などの高い機能性をもつブラインドやカーテンを選ぶと、室内に入る西日をより効果的に遮断できます。カーテンや縦型ブラインドは頻繁に出入りする窓に、横型ブラインドは腰窓やコンパクトサイズの窓に適しています。
ロールスクリーンの設置
引っ張るだけで上下に開閉できるロールスクリーンも、簡単に設置できる窓まわりアイテム。窓全体を覆うことができる「正面付け」での設置や、遮光性・遮熱性の機能をもったロールスクリーンを選ぶとその効果をより実感できるでしょう。
高窓や吹き抜けの西日対策には、電動ロールスクリーンの利用がおすすめです。リモコン操作で簡単に開閉でき、高い場所の窓でも手軽に日差しの調整が行えます。
断熱機能をもつフィルムやガラスを活用
室内に届く熱を低減する断熱フィルムや断熱ガラスを採用し、室内温度の上昇を抑え、暑さを和らげることもひとつの手段。断熱フィルムはホームセンターで入手し、自分で施工可能です。
断熱ガラスは工事が必要になるため、家のリフォームや新築の際に検討しましょう。
内窓や二重窓による窓の工夫
内窓や二重窓の設置は西日の影響を減らし、断熱性の向上により室内温度の上昇を抑える役割を果たします。また樹脂製のサッシを採用すると、さらに断熱性を高めることが可能です。
最近の住宅では高気密・高断熱の性能をもつ窓が一般的になっており、さまざまな工夫により快適な室内環境を実現しています。
外付けロールスクリーンの設置
西日対策には、ロールスクリーンの外付けも有効的な方法のひとつ。窓の外側にロールスクリーンを外付けすると、室内に設置するよりも日射熱を防げ、高い効果を発揮します。エアコンの効率も向上し、空調費用の節約にもつながるでしょう。
またガイドワイヤー付のクラッチタイプ なら、プライバシーを守りながら好きな位置でスクリーンを調整することが可能です。必要ないときは室内のロールスクリーンと同じように上部で巻き取り、すっきりと収納できるのでうつくしい外観も保たれます。
すだれの設置
古来より日本で使用されてきた自然素材のすだれ。直射日光と室内の温度上昇を軽減する伝統的な方法です。室内に入る日差しを和らげ通風にも適していますが、風に弱いという部分を考慮しなければいけません。
設置する際は、すだれの強風対策を事前に確認しましょう。
シェードの設置
シェードはすだれよりもデザイン性に優れ、風を通しやすい特徴があります。ウッドデッキがある住宅でよく見かけるシェードは、固定する角度によって大きな屋根のようにして活用することも可能です。
後付けも簡単にできるので、一般的に普及している西日対策といえるでしょう。
オーニングの設置
オーニングは分厚いテント生地を使用した可動式の日よけアイテム。日差しの遮断だけでなく、厚い生地により雨よけとしても利用できます。
デザイン性や機能性の高さから店舗などに多く使用されていましたが、現在では猛暑対策として住宅にも積極的に採用されています。ウッドデッキやテラスなどに設置することで、住宅の美観を向上させる役割にも期待できるでしょう。
植物を利用したグリーンカーテンの設置
植物を利用したグリーンカーテンは、西日対策として昔から利用されており、窓に直接当たる日差しを和らげます。窓周りにネットを設置し、ヘチマやゴーヤなどのツル性植物を育てることで、自然な遮光を実現し、室内の温度上昇を抑えます。
同時に植物の成長を楽しみながら、緑豊かな環境をつくりだせる点も大きな魅力です。
大きめのひさしの設置
大きめのひさしによって直接的な日射熱を軽減し、室温の上昇やインテリアなどの劣化を防げます。
ひさしの種類やデザインは多彩で、設置には専門業者による施工が必要な場合もあります。豊富な種類のなかから自宅の外観に調和するひさしを見つけやすいため、窓の外側に設置する西日対策としてもおすすめの方法です。
西日対策グッズを選ぶコツ
西日対策にはご紹介したようなアイテムを使用することで、インテリアや家具の劣化と室内の温度上昇を軽減することが可能です。
ここでは西日対策をより効率的に行えるように、西日対策グッズの選び方を解説します。
機能性
カーテンやロールスクリーン、ブラインドは素材によって、紫外線が通り抜けてしまったり温度の上昇を抑えるには心もとなかったりする製品もあります。そのため、以下の機能性が備わっているかをチェックしましょう。
遮熱 | 赤外線の透過を抑え反射させることで、室内温度の上昇を防ぐ効果 |
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遮光 | 日差しを遮断し、外からの光を抑える効果 |
紫外線カット | 外からの紫外線をカットする効果 |
西日対策には、遮熱や遮光に対応した窓まわりアイテムがおすすめです。室内を快適に保ち、空調に負担をかけない仕様で高い省エネ効果も期待できます。
使い心地の良さ
西日対策には効果的な方法が複数挙げられますが、ライフスタイルに合ったものでないとストレスのもとになる恐れがあります。設置するときには、その方法が自宅にマッチしているかどうかをよく検討してください。
例えば、園芸が苦手だけれどグリーンカーテンを窓に設置したり、シェードやオーニングの利用がそもそも禁止されているマンションだったりすると、西日対策は思うように進みません。
事前に設置可能か、続けられるかなどをイメージしてから対策を講じることが大切です。
カラーやデザイン性
窓まわりは人の視線に入りやすいところにあり、面積の割合が広い分、空間に大きな影響を与えます。部屋の雰囲気づくりには欠かせないアイテムであるため、カラーやデザイン性は重視したいポイント。
部屋のメインカラーともなる生地の色合いは、インテリアや家具との調和を考えて選択すると統一感が出てモダンな雰囲気を演出します。一方で空間にアクセントをプラスしたいときは、ビビットカラーの窓まわりアイテムがおすすめです。
カーテンを選ぶならトーソー
遮光機能や遮熱機能をもった高機能な窓まわりアイテムは、西日対策として欠かせないものです。しかし高い遮光性をもったカーテンは、無地やダークトーンの生地が多く、デザイン性に物足りなさを感じる場合もあります。
トーソーでは遮光・遮熱機能を備えた、デザイン性の高い窓まわりアイテムを豊富に取りそろえており、どんなインテリアにもあうお気に入りを見つけることが可能です。電動ロールスクリーンや外付けロールスクリーンなど、生活を便利に、快適にするアイテムもラインナップされています。
西日対策に、まずはトーソーの製品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー
まとめ
西日対策を怠ると、部屋のインテリアの劣化や色あせ・日焼けにつながり、大きなデメリットをもたらします。対策には遮光・遮熱機能を持つカーテンや、大きめのひさしの設置、グリーンカーテンの利用などが効果的です。
西日の強い影響を効率的に軽減するために、機能性・使い心地・デザイン性などを考慮し、理想的な窓まわりアイテムを選んで、快適な居住空間を実現しましょう。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。
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