ブラインドの外し方は?タイプごとに図解で解説!注意点も紹介
ブラインドの外し方をタイプ別に紹介
ブラインドはシンプルな手順で取り外しが可能ですが、方法が種類によって異なります。ここではトーソーのブラインドを例に4つご紹介します。
- アルミブラインド
- アルミブラインド(テンションタイプ)
- ウッドブラインド(ループコード)
- ウッドブラインド(コード&ロッド)
それぞれ詳しく解説します。
アルミブラインド
トーソーのアルミブラインド「ベアネル」を例にとってご紹介します。この製品は、ブラケットの取り外しが簡単に行える設計です。
基本的には解除ボタンを押して、ヘッドボックスを手前に引くのみで完了します。
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1.ブラインドのスラットをたたむ
ブラインドを外すときは、スラットをすべてたたんでから行います。コード式やループ式など、それぞれのブラインドの操作方法にしたがって、上部までたたみ上げてください。
2.解除ボタンを押す
ブラインドを上部までたたみ上げたら、次は手前にある解除ボタンを押します。このとき、ブラインドが落下しないよう、両手でしっかりと支えながら行うよう注意してください。
3.ブラケットから外す
ブラインドを手前に引くと、ヘッドボックスをブラケットから取り外せます。ブラインドは種類によって重さがあるものもあるため、足元に十分気をつけて行いましょう。
4.ブラケットを外す
ブラインドを設置する際に取り付けたブラケットをドライバーで外します。新しいブラインドに変更する場合は、同じタイプのブラケットであっても新品に交換してください。
ネジ穴は以前あけた箇所ではなく、改めて施工を行う必要があります。強度維持や事故防止のためにも、注意点を守りましょう。
アルミブラインド(テンションタイプ)
アルミブラインド(テンションタイプ)はつっぱり式と同様に、両端にあるダイヤルを回してつっぱり具合を調整し、固定するタイプです。取り外しはダイヤルをゆるめて行いますが、その際に思わず力が入ってしまうことも。
ダイヤルをゆるめる際は、本体に負荷をかけないよう注意しながら行いましょう。
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1.左右のブラケットカバーを内側へスライドさせる
ヘッドボックス両端のブラケットカバーを内側へ移動させ、スラットを上部までたたみ上げます。ブラケットカバーは、ダイヤルを隠す役割を果たしています。
2.左右のダイヤルを回してゆるめる
ブラケットカバーの下にある左右のダイヤルを、ダイヤルに刻印されている矢印の向きと反対方向に回してゆるめます。この際ブラインドが落下する恐れがあるため、片手で本体を支えながら行うようにしましょう。
3.操作側と反対方向へ押し付け、ブラインドを取り外す
操作側(操作コードやバトンがある側)と反対方向へ製品を押し付けながら、操作側のプレートキャップから突き当てプレートを外し、ブラインドを取り外します。
このときも片側一方へ力が入るため、バランスを崩さないよう慎重に行ってください。
4.プレートキャップを外す
窓枠両端にあるプレートキャップは、手で押さえながら両面テープを真下にゆっくり引くとはがせます。(両面テープは約30cm伸びます。)
両面テープを真下ではなく 、横などに引いてしまうと取り付け面を傷めたり、テープがちぎれてしまったりする可能性があるため、必ずゆっくりと真下に引くことを意識しましょう。また壁紙の種類によっては一緒にはがれてしまうことがあり、注意が必要です。
ウッドブラインド(ループコード)
ウッドブラインドは解除ボタンを押し、ヘッドボックスを手前に引くことで取り外せます。アルミブラインドに比べて重みがあるため、作業を行う際は足元を安定させ、可能であれば二人で行うなどして安全面に考慮しましょう。
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1. ブラインドのスラットをたたみ上げ、ブラケットの解除ボタンを押す
ブラインドのスラットをすべてたたみ上げ、ブラインドを両手で支えながら解除ボタンを押します。そして、ヘッドボックスを手前に引きます。
2.ヘッドボックスを取り外す
ヘッドボックスを両手で少し引き上げるようにして、ブラケットから取り外します。この際、ウッドブラインドの重みでバランスを崩さないよう注意してください。
3. ブラケットを取り外す
ブラケットをドライバーで取り外します。同じブラケットタイプであっても、新しいブラインドを設置する際はブラケットも新しいものに変更してください。
ネジ穴も落下防止の観点から、新しく開け直す必要があります。
ウッドブラインド(コード&ロッド)
ウッドブラインド(コード&ロッド)は、上部のバランスを取り外し、解除ボタンを引いて取り外しを行います。とくにむずかしい点はありませんが、解除ボタンを引く際に力が入り、体のバランスを崩す恐れやブラインド落下の危険性があります。
両手でしっかりと支えながら、慎重に行いましょう。
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1.バランスを手前に引いて外す
ブラインドを上部にすべてたたみ上げたら、ヘッドボックスに貼ってあったバランスを手前に引き、取り外します。
2.ヘッドボックスからバランス固定クッションを外す
バランスを固定していた固定クッションをヘッドボックスから取り外します。粘着テープで貼り付いていますが、簡単に外せるでしょう。
3.ヘッドボックスを支えながら解除ボタンを引き出す
ブラインドの落下防止のため、両手でヘッドボックスを支えながら解除ボタンを手前に引きだします。ブラインドの固定が外れたら、ヘッドボックスを手前に引き、ブラケットから外します。
4.ブラケットを取り外す
新しいブラインドを設置する前に、使用していたブラケットを取り外す必要があります。前述したように、同じ仕様であっても部品の繰り返しの使用や同じネジ穴で固定することは危険であるため、新しい製品を設置するたびに入れ替えてください。
ブラインドを外す際に気を付けたいこと
ブラインドの取り外しは簡単な手順で行えますが、重みがありバランスを崩しやすい作業です。カーテンの取り外しとは要領が異なるため、以下の点にとくに注意して作業を進めましょう。
- ブラインドの重さ
- 部品の劣化や破損
- 窓枠や壁に傷がついてしまう
慎重に行えばトラブルは避けられます。事前に注意点を把握して、安全に取り外しを行ってください。
ブラインドの重さ
ブラインドの取り外しをする際、その本体に意外と重さがあることを認識しておきましょう。とくにウッドブラインドは天然木であるため、アルミブラインドよりも重く、取り外す際にバランスを崩しやすくなります。
足元をしっかりと安定させ、できれば2人以上での作業がおすすめです。1人で無理に作業を進めると思わぬケガやブラインドの破損につながるため、事前に取り外しの手順をしっかりと確認します。
部品の劣化や破損
ブラインドやその部品を長年使用している場合、劣化や破損が生じている場合があります。例えば、ブラケットのひび割れや解除ボタンが押しにくくなっているなどが挙げられます。
解除ボタンは柔らかい布をぬるま湯に浸し、部品の汚れを事前に取り除くことでスムーズに動かせるケースがあります。ブラケットが破損した場合は、マイナスドライバーを使って本体の中にあるバネを押し込んで、ヘッドボックスを外すことが可能です。
窓枠や壁に傷がついてしまう
ブラインドをブラケットから取り外すとき、両手で支えていないと本体が不安定になり、窓枠や壁を傷つける恐れがあります。取り外す際には必ず両手を使って支え、慎重にブラケットから外しましょう。
また、ブラケットを外す際にドライバーを落としてしまうと、床にへこみが生じてしまいます。工具を使うときも細心の注意をはらいながら、作業を行うことが大切です。
ブラインドを選ぶならトーソー
ブラインドは適切なステップを踏めば、自分で取り付けや取り外しが行えます。そのため、ファッションのような感覚で手軽に窓辺をコーディネートし、空間に新しい彩りをプラスできることも魅力のひとつです。
トーソーのブラインドは取り付けや取り外しが簡単なだけでなく、デザイン性の高さによりさまざまなインテリアになじむ商品を豊富にそろえています。さらに多くのニーズに応えられる、遮熱・光触媒などの機能をもつ製品を提供しており、快適な住環境をサポートします。
窓周りのコーディネートに、トーソー製品をぜひチェックしてみてください。
トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー
まとめ
ブラインドの取り外しは、ブランドのタイプによって方法が大きく異なります。しかし製品の説明書やメーカーの動画をよく確認し、手順を事前に把握することでスムーズに行えるでしょう。
ご紹介したブラインドを取り外す際の注意点に気をつけながら、安全に配慮して取り外しを行ってください。
トーソーのブラインドは簡単に取り外せるタイプを多く提供しています。豊富なカラーバリエーションのアルミブラインドやモダン調のウッドブラインドなどから、快適で自分好みの空間作りを楽しみましょう。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。
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