アイアンバー物干しとは?メリット・デメリットや選び方、おしゃれな活用方法を解説!

商品のこと

アイアンバー物干しとは?どんな設置方法?

アイアンバー物干しは、室内干しをする際に天井や壁に取り付けられる鉄製の物干しバーのことです。室内干しは近年、花粉やPM2.5などの付着、紫外線ダメージから洗濯物の劣化を防ぐ選択方法として多くの世帯で定着しました。

 

アイアンバー物干しのメリットとは

アイアンバー物干しには、以下のようなメリットがあります。

 

  1. 紫外線ダメージや微小粒子状物質の付着を防げる
  2. 天候に左右されない
  3. おしゃれにスペースを有効活用できる

 

ひとつずつチェックしていきましょう。

 

1.紫外線ダメージや花粉の付着を防げる

外干しをすると洗濯物から太陽のよい香りがして、さっぱりとした気分になります。しかし外干しは、紫外線によって洗濯物が色あせたり劣化したりすることがあります。さらに、花粉やPM2.5といった微小粒子状物質の付着により、アレルギーや肌への刺激の原因となることも。

 

アイアンバー物干しで室内に干すと、紫外線を避けられるうえ、花粉などの付着を防げます。そのため大切な衣類を長く愛用でき、アレルギーや肌への影響を心配する必要がありません。

 

ただし、室内でも直射日光が当たる場所では紫外線ダメージは防ぎきれないので、窓まわりアイテムで採光をコントロールしつつ活用しましょう。

 

2. 天候に左右されない

外干しをする際は、いつも天気や雨雲を気にしなければいけませんが、室内干しにすると天候に左右されずいつでも洗濯物が干せるようになります。一人暮らしや共働き世帯など、家を留守にする時間が長い世帯ほどこのメリットは大きく感じられるでしょう。

 

また、日中家にいても雨が降り始めたことに気付かないと、洗濯物が濡れてしまうことがあります。そのようなときでも、室内干しなら濡れた洗濯物を再度干す手間が省けるので、家事の時短につながります。

 

3.おしゃれにスペースを有効活用できる

アイアンバー物干しの大きな魅力は、スタイリッシュなデザインと高い機能性が兼ね備わっている点です。シンプルなデザインや白・黒・ブラウンといったスタンダードなカラーが展開されているため、部屋の雰囲気を損なうことなく設置できます。

 

生活感を出さず室内干しができるだけでなく、観葉植物のハンギング、コートや制服のちょい掛け、間仕切り用のレールの代わりといったアイデアも。室内物干し以外にも多くの用途に対応でき、あらゆるシーンで役立ちます。

 

アイアンバー物干しのデメリットはある?

アイアンバー物干しにも、デメリットはいくつかあります。

 

  1. しっかりとした設置が必要
  2. メンテナンスが必要
  3. 取り付け場所に合わない

 

上記はアイアンバー物干しを安全に、長く愛用するにも大切なことです。ひとつずつ見ていきましょう。

 

 

1.しっかりとした設置が必要

アイアンバー物干しがしっかりと天井や壁に取り付けられていないと、洗濯物の重みにより落下する危険性が高まります。そのような事故を防ぐためにも、説明書や取り付け動画を確認し、しっかりと取り付けを行いましょう。

 

また、下地の種類によっては取り付けられないアイアンバー物干しもあるので、購入前に自宅の下地材を確認しておく必要があります。

 

設置に不安がある方は、業者に依頼することも検討しましょう。安全性を確保し、快適に使用することがなにより大切です。

 

トーソーが発売しているハンギングバーはアルミ素材のアイアン風バーです。アイアンバーと同様に、実用性とインテリア性を兼ね備えており、使っているときも、使っていないときもインテリアの一部になります。

また、アルミ製のためアイアンバーのようなデザインでありながら設置場所に合わせて長さをカットできるメリットがあり、軽量鉄骨下地に対応可能なシリーズのラインナップもあります。

ハンギングバーもアイアンバーを選ぶ際の選択肢のひとつとしておすすめです。

 

本記事ではトーソーのハンギングバーもアイアンバー物干しの1種として説明いたします。

 

設置方法は各商品や取付場所によって異なりますが、基本的にはブラケットに付属されているネジで固定します。天井や壁には穴を開ける必要があるため、賃貸の場合は、十分に確認したのち取り付けを行ってください。

 

商品名 タイプ 軽量鉄骨への取り付け
ハンギングバーH-1 固定タイプ ×
ハンギングバーH-2 可動タイプ

 

2.メンテナンスが必要

アイアンバー物干しは、アイテムによってはサビが発生する場合があります。室内は洗濯物によって湿度が高くなるため、使用後には乾いた布で水分を拭き取り、サーキュレーターや除湿機などで湿気をコントロールすることが大切です。

 

また確実に取り付けを行っても、長期間の利用により取り付けネジがゆるんでしまうことがあるため、定期的なチェックは欠かせません。ネジのゆるみやカーブ部分の接合部などを確認し、不具合があれば適切に対応しましょう。

 

3.取り付け場所に合わない

アイアンバー物干しは、取り付け場所によって合わないことがあります。

 

  • 天井の高さが不十分
  • 照明やエアコン、ドアなどに干渉する

 

上記のようなケースはアイアンバー物干しではなく、ほかの室内物干しを検討しましょう。

 

昇降タイプやワイヤータイプ、窓枠に設置するタイプなどがあるので、用途に合わせてチェックしてみてください。

 

アイアンバー物干しの選び方・設置する際のポイント

「アイアンバー物干しを取り付けたら、イメージと違って使いにくかった」「サイズ選びを間違えて、取り付けられなかった」という問題は、アイアンバー物干しのサイズや形、設置環境を事前に確認することで防げます。

 

アイアンバー物干しのサイズを確認

アイアンバー物干しを設置する場所や用途に合わせて、サイズを事前に確認することが大切です。アイアンバー物干しにはさまざまな長さがあり、切断したりオーダーしたりすることで理想的なサイズ感のアイアンバー物干しを準備できます。

 

アイアンバー物干しを選ぶ際は横幅だけでなく、取り付ける高さも重要なポイントです。高すぎると洗濯物が干せなくなってしまい、反対に低すぎるとワンピースなど丈の長いものは床についてしまうため、適切な高さを確認しましょう。トーソーのアイアンバー物干し(ハンギングバーH-2タイプ)は、170mm・270mm・470mm・600mm の高さに対応しています。

 

設置予定場所の環境を確認

 

新築であればアイアンバー物干しをいかした設計が可能ですが、後付けの場合は設置予定場所の環境を十分に確認する必要があります。ドアの開閉時に干渉しないか、ハンガーに掛けた衣類がカーテンや壁に当たらないかなど、アイアンバー物干しを取り付けたときに問題がないかを事前にチェックしましょう。

 

壁付け(正面付け)の場合は、出幅が気になるところです。壁から飛びだすアイアンバー物干しが、生活動線の妨げにならないよう設置場所を考えることが大切です。設置予定場所の環境や生活動線を事前にしっかりと確認することが、アイアンバー物干しを快適に使用するためのポイントだといえます。

 

下地の確認

前述で触れたように、アイアンバー物干しは下地の種類によって設置ができないアイテムがあります。トーソーのアイアンバー物干しは「H-1」と「H-2」の2種類のうち取り付けられる下地が異なり、アイアンバー物干しにかかる力を分散させられる可動タイプの「H-2」が多くの下地に対応可能です 。

 

基本的にアイアンバー物干しは、下地がない場所には取り付けられません。下地がない石膏ボードに取り付けると、壁そのものとアイアンバー物干しが破損してしまう可能性が高まります。そのため、アイアンバー物干しが住宅の下地に対応しているか、設置場所に下地はあるかの確認は入念に行ってください。

 

アイアンバー物干しの形状の確認

 

取付場所にどのようにアイアンバー物干しを取り付けたいか、イメージを膨らませましょう。アイアンバー物干しにはF字型やL字型の形状もあります。

 

F字型とL字型はコーナー部分にぴったりとフィットし、部屋の隅まで有効活用できることが大きな特徴です。なかでも、F字型は3つの支点でアイアンバー物干しを支えるため、L字型よりも長尺で利用できます。

 

設置予定場所や目的に応じて、形状についても確認してみてください。

 

部屋になじむデザインの確認

 

室内干しは天候を気にせず気軽に洗濯物を干せる反面、室内物干しのタイプによっては生活感が出てしまい、部屋の雰囲気になじまないことがあります。洗濯物スタンドにおいても、現在ではさまざまなタイプがラインナップされていますが、デザイン性に優れているものはなかなか見つかりません。

 

部屋の雰囲気を損ないたくない、部屋のアクセントにしたいといった場合には、シンプルで主張し過ぎないスタイリッシュなデザインを選び、アイアンバー物干しをインテリアの一部として考えましょう。

 

アイアンバー物干しのおしゃれな活用方法

アイアンバー物干しは洗濯物を干す役割以外にも、多彩な活用方法があります。

 

おすすめのおしゃれな活用方法をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

 

見せる収納スペース

アイアンバー物干しにホビーアイテムやお気に入りのバッグなどを掛け、見せる収納スペースとして活用できます。統一感のあるアイテムを選んで飾ると、おしゃれなショップにディスプレイされているかのような雰囲気を楽しめます。

 

よく使用するアイテムを掛け、おしゃれに、便利にアイアンバー物干しを活用してみてはいかがでしょうか。

 

アートディスプレイ

お気に入りの写真やアートを掛けて、アートディスプレイスペースとしての活用も魅力的です。

 

春には花の写真を、クリスマスシーズンには雪やクリスマスツリーのポストカードを飾り、季節感を楽しむのも一案。また家族の誕生日が近づいたら、成長順に写真を並べると家族の思い出を振り返ることができ、部屋が温かみのある雰囲気に包まれます。

 

大切な思い出や好きなアートを飾って、ふと癒されるスペースとして活用してみてください。

 

おしゃれな間仕切り

アイアンバー物干しを天井付けにして、カーテンレールとして活用することで、手軽におしゃれな間仕切りが出来上がります。シックな色合いのカーテンを選び、大人っぽく落ち着いた空間にしたり、明るい色のカーテンで開放的な空間にしたりと、自由なコーディネートが楽しめます。

 

アイアンバー物干しを間仕切りとして活用し、部屋の可能性をどんどん広げていきましょう。

 

アイアンバー物干しに関する注意点

アイアンバー物干しを快適に使用するには、次のようなことに注意が必要です。

 

  • アイアンバー物干しにぶら下がる
  • 耐荷重量を超えた利用
  • 重い洗濯物を一方に寄せる

 

いずれも落下の危険性が高まる使用方法です。ネジのゆるみを定期的にチェックし、上記の方法を守りながら、安全性を確保して使用しましょう。

 

アイアンバー物干しを長持ちさせるためのメンテナンス方法

 

アイアンバー物干しはその特徴から、サビ対策や定期的な掃除、確実な設置が欠かせません。

 

  1. サビ対策
  2. きれいに保つ
  3. 確実な設置と正しい使用

 

上記の3つの方法を行うことで、アイアンバー物干しを長く愛用できます。

 

1.サビ対策

 

鉄製のアイアンバー物干しは、湿度の高い場所への設置や水分が付着するとサビやすくなり、劣化を早めてしまいます。アイアンバー物干しに塗装が施してあっても、ハンガーの掛け外しによってはがれてきてしまい、サビが発生するケースも。

 

一方で、トーソーのハンギングバーはアイアン調のアルミ製です。アルミはアイアンよりもサビにくいことが特徴。さらにフィルムラッピングで加工されているため、サビ対策が行われています。

 

定期的なサビ対策は欠かせませんが、アイアンバー物干しを選ぶ際は本体の加工方法もチェックしてみてください。

 

2.きれいに保つ

 

アイアンバー物干しについたホコリや汚れを乾いた布などでふき取り、きれいな状態を保つことで劣化を抑えられます。ハンガーの掛け外しでホコリが舞い散るため、衛生面にとっても好ましいことではありません。

 

おしゃれなアイアンバー物干しの魅力を保つためにも、定期的な掃除を心がけましょう。

 

3.確実な設置と正しい使用

 

確実な設置や正しい使用方法は、アイアンバー物干しを長く愛用するための大切なポイント。アイアンバー物干しの説明書をよく読み、手順に沿って設置したり、耐荷重量を超えないよう気をつけたりして、安全性・快適性を両立させましょう。

 

インテリアはトーソー

トーソーのアイアンバー物干しは「すっきりスマート」をコンセプトに開発されました。バーの形状を楕円形にし、下から見上げたときにはスリムな印象に。ブラケットやジョイント、ネジの種類を厳選し、スマートな印象に仕上げられるよう、細かな部分にまでこだわりが詰め込まれています。

 

カラーバリエーションは、インテリアに調和しやすいホワイトとブラックの2色展開。シンプルな色合いですが、マットな質感で上質さを演出します。さらにバーには滑り止め加工を施し、ハンガーやS字フックのずれを防止します。

 

デザインと快適性、品質にこだわり抜いたトーソーのアイアンバー物干しは、アイデア次第で可能性を広げられます。本体バーを実際に見てみたい方には、サンプルをご提供しているので、ぜひ詳細をチェックしてみてください。

 

ハンギングバー|トーソー株式会社

 

まとめ

アイアンバー物干しは、実用性とデザイン性を兼ね備えた優れたアイテムです。室内干しという本来の役割以外にも、収納ディスプレイやアートディスプレイ、間仕切りといったさまざまな活用方法がある点も大きな魅力。

 

アイアンバー物干しを選ぶ際は設置場所やサイズ、環境との相性を確認し、取り付けた際に困ることがないように気を付けましょう。また定期的な掃除、ネジのゆるみチェックなども欠かさず行うことが大切です。

 

こだわりが詰まったトーソーのアイアンバー物干しで、快適で洗練された空間づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

販売店検索・資料請求・
WEBカタログの閲覧は
こちらから

TOSO製品を取り扱っている販売店の検索や資料請求のご依頼、
各製品のWEBカタログを閲覧いただけます。

RANKING ランキング

販売店検索・資料請求・
WEBカタログの閲覧は
こちらから

TOSO製品を取り扱っている販売店の検索や資料請求のご依頼、
各製品のWEBカタログを閲覧いただけます。