【6畳レイアウト】一人暮らしを快適に暮らしやすくする部屋作りのコツ

6畳レイアウトのコツ
6畳の部屋を快適に使うには、狭さを感じさせない家具の選び方と配置がポイントになります。
ここでは、その具体的な工夫について詳しくご紹介します。
おしゃれなワンルームの作り方は?おすすめのインテリアやレイアウトを紹介
狭さを感じさせない3つの原則
6畳の場合、いかに広く感じられるかが居心地の良さに大きく関係してきます。
しかし、生活に不便さを感じないように、必要なものは取り揃えなければなりません。
家具を選ぶ際は、できるだけ空間を圧迫しないようなものを選ぶと良いでしょう。
具体的には、以下のポイントが重要です。
- 家具は高さのないものを中心に選ぶ
- 厚みを感じにくいスリムな家具を選ぶ
- 透明感のある家具を選ぶ
基本的に、家具はロータイプがおすすめです。
全体的に家具の高さが抑えられるぶん、天井は高く感じて開放的な印象になります。
また、重厚感がある家具よりも、軽くて抜け感のある家具の方が、部屋全体の印象を軽くし、圧迫感も和らぎます。
テーブルの天板はガラスのものを選ぶなど、抜け感・透明感のある素材もおすすめです。
できるだけデザインはシンプルなもの、軽さがあるもの、スッキリとしたものを選ぶと良いでしょう。
色と光の使い方で空間を広げる
6畳の部屋の印象は、家具の色や空間の明るさも関係します。
インテリアの色使いは好みもあるかと思いますが、カラフルすぎる色や統一感がない色の組み合わせは、圧迫感を感じる要因となり、部屋が狭く見えることもあります。
基本的には、自然の色であるアースカラーを中心とし、床や壁の色にマッチするような統一感のある配色にするのがおすすめです。
アースカラーは、優しくナチュラルな雰囲気によって、気持ちを落ち着かせてくれるような安心感も与えてくれるでしょう。
さらに、窓からは自然の光が差し込むように、家具で覆わないことも重要です。
窓がしっかり見えることで、空間に奥行きが生まれるというメリットもあります。
空間の余白を生み出す収納の見せ方・隠し方
部屋を整理整頓するためにも、収納スペースの確保は必須ですが、収納家具で空間が埋まってしまうと窮屈になってしまいます。
特に6畳のお部屋は、できるだけ1台2役の家具を取り入れて、家具そのものの数が多くならないよう注意することも大事です。
例えば、下部にたっぷりと収納スペースのあるベッドなら、本来置く予定だった家具のスペースのなかで収納スペースも増やせるため一石二鳥です。
その他にも、収納ボックスを兼ね備えたソファやベンチ、スツールなど、おしゃれなアイテムはたくさんあります。
ソファベッドで二刀流!スペースを有効活用
ソファとベッドの両方を置きたくても、部屋が狭くて置けない場合は、ソファベッドが便利です。
状況に応じて、ソファとベッドを簡単に切り替えることができます。
製品によってはカウチスタイルにもできるなど、座る・眠る・寝転んでくつろぐの3通りの方法で使えるものも多数販売されています。
日中はソファで座って過ごし、夜はベッドにしてゆっくり休める便利なアイテムです。
また、基本的にベッドの状態のままにしておき、来客時だけソファにするという使い方もできます。
友人などが来た時は、スッキリとしたお部屋でソファに座って過ごしてもらえます。
他の家具が少なくて空間にゆとりがある場合は、ベッドとソファの両方を置くという方法もあります。
こうすることで、普段はソファとして使いながら、来客用のベッドとして活用できます。
ソファとベッドの最適なサイズは?
6畳のお部屋では、家具はそれぞれがコンパクトな方がスッキリとした印象になります。
特にベッドは、どうしてもスペースをとるため、サイズ選びは慎重に行いましょう。
基本的には、シングルベッドが無難ですが、セミダブルも問題なく配置できるケースが多いです。
セミダブルの場合、幅はシングルよりも200mmほど広くなりますが、それ以外のサイズは同じです。
また、ソファは、置くかどうかで悩む方も多いでしょうが、置く場合は幅1,500mmまでのものがおすすめです。1,500mm程度なら、2人掛けとしても十分に使えます。
窮屈感をなくすために、奥行きは浅いタイプを選びましょう。
アームのないタイプにすると、ゆったりと座りやすくなり、見た目もシンプルでスッキリします。
【縦長6畳】家具配置の基本とおすすめレイアウト
縦長の形をした6畳のお部屋は、入り口から窓までが長く部屋の奥側に家具を配置すると空間にゆとりのある印象となります。
しかし、横幅は短いため、基本的には壁に沿う形で家具を置くこととなり、置き場所もある程度制限されがちです。
両方の壁に家具を置き、中央は窓に向かって動線を確保すると、スッキリとして奥行きも感じます。
洗濯物をベランダで干す場合は、まっすぐに動線を確保できるというメリットもあり、中央に家具がないぶん換気も効率的に行えます。
ベッドの置き方で決まる!3つの定番レイアウト
家具の中でも一番スペースをとるベッドは、置き場所によって部屋の印象を大きく左右します。
縦型6畳のお部屋の場合、以下の場所に配置するのが定番です。
- 壁付け
- 窓側
- ドア側
それぞれの特徴を確認して、実際の配置を検討してみましょう。
壁付け
縦長の6畳の壁に沿ってベッドを配置すると、窓に向けて部屋の中央の動線は確保しやすく、抜け感のある開放的な雰囲気となります。
ベッドが窓を塞ぐこともなく、ベランダへの出入りやカーテンの開け閉めもスムーズに行えます。
窓側
窓と平行になるように配置すると、部屋の手前に広々とした空間が生まれます。
ソファやデスクなど、他の家具を置いても圧迫感を感じにくいでしょう。
ベッド以外でものびのびとくつろぎたい方にはおすすめです。
しかし、カーテンの開け閉めやベランダへの出入りが不自由にならないように、最低限の通路は確保しておく必要があります。
ドア側
ドアを開けた時の入り口の死角となるスペースが十分に空いている場合、この位置にベッドを置くと部屋全体の圧迫感が和らぐことがあります。
デスクを効率的に配置する
6畳のお部屋では、ベッドやソファ、テレビ台といった大きな家具を中心に配置を決めるケースが多いですが、在宅ワークなどでデスクを頻繁に使用する場合は仕事のしやすさや動線などを考慮して、効率的なデスクの位置に配慮する必要が出てきます。
例えば、PCや周辺機器、照明などをつなぐコンセントが問題なく差し込める位置かどうかは、非常に重要なポイントでしょう。
また、椅子への立ち座りをスムーズに行うためには、椅子の後ろにも十分な余白が必要です。
また、デスクのサイズは作業内容に適したものでなければ仕事がはかどりません。
6畳という限られた空間では、どうしてもコンパクトなものを選びたくなりますが、自分の仕事と作業内容をよく考えて選びましょう。
自宅でおしゃれなワークスペースをつくるためのポイントとインテリア事例をご紹介!
壁面活用で収納スペースを最大化する
縦長の6畳の場合、広い壁面を活用するのもおすすめです。
6畳という限られた空間では、壁面を有効活用することがスッキリさせるポイントにもなります。
壁面収納は、既製品の棚やボックスを壁に沿って設置する方法だけでなく、DIYやオーダーメイドで取り付けることも可能です。
賃貸物件であっても、壁を傷つけずに設置することはできます。
既製品の中から探す場合、特に背板のないタイプがおすすめです。
抜け感や軽い印象によって、圧迫感を感じにくくなっており、特に6畳のお部屋にはぴったりです。
壁面収納が充実していると、そのぶん床に置く収納家具が少なくでき、小物などが散らかることもなくなります。
【横長6畳】家具配置の基本とおすすめレイアウト
縦型に比べると、横型の6畳はそう多くありません。
珍しいぶんオリジナリティを出しやすい反面、レイアウトはやや難しいためポイントを押さえておきましょう。
横長6畳の場合、長い壁面に窓が設置されているため、日光が入りやすいというメリットがあります。
しかし、一番広い壁面に窓があるため、窓を塞がないようにレイアウトしようとするとどうしても家具の置けるスペースが限られます。
レイアウトを考える時は、窓からの光を遮らないように、ベッドなどの大きな家具から優先的に位置を決めていくのが一般的です。
生活シーンごとに空間分け
横長6畳では、寝るスペースと起きて過ごすスペースをしっかり分けてレイアウトを決めるのもおすすめです。
入り口から入って左側にソファやテーブル、テレビなどを置き、右側にベッドを置くといったように、生活シーンごとに空間を分けることを、「ゾーニング」と呼びます。
ゾーニングする際は、パーテーションで空間を区切ったり、家具を仕切りの代わりにしたりすると、メリハリが生まれます。
その他には、ラグを活用して自然に空間の違いを演出する方法もあります。
ソファとベッドを上手に配置する
ベッドやソファは、家具の中でも広いスペースを必要とするため、先に位置を決めておくとスムーズです。
特に、ベッドとソファの両方を置きたい場合は、この2点の配置から先に決めましょう。
横長6畳の場合、短い方の壁のいずれかに沿わせるようにしてベッドを置く配置が定番です。
そして、ソファは反対の位置に置くか、ベッドのあるエリアとの間仕切りをするように部屋の中央あたりに置くとゾーニングしやすくなります。
また、あえて窓に沿わせるようにしてベッドを配置する方法もあります。こうすることで、他の壁面沿いに家具を配置しやすくなります。
ベッドとコの字になるようにソファを置くと、広々としたスペースが生まれます。
横長ならではの窓活用!
横長6畳の部屋は、窓の位置が活きる家具配置と、光の取り入れ方がポイントになります。
できるだけ日光をとりこみ明るい部屋にしたい場合は、家具で遮らないようにしましょう。
一部、窓にかかる形で家具を置く場合は、できるだけ背の低い家具にするのがおすすめです。
また、窓のインテリアであるカーテンやロールスクリーン、ブラインドなどの色・素材もお部屋の印象を大きく左右します。
布製のカーテンは、ホームセンター等でも豊富な種類が販売されており、窓にかける家具の基本とも言えます。
バリエーションが豊富で、多くの人にとって親しみがあり、扱いやすいと感じる方が多いでしょう。
最近は、カーテンにかわってロールスクリーンを選ぶ人も増えています。
窓まわりをスッキリさせることができ、ワンタッチで窓を覆える機能性の高さ、壁紙との調和するデザインの豊富さなどで人気が高まっています。
そして、バーチカルブラインドという選択肢も、注目を集めてきています。
バーチカルブラインドとは、カーテンのように使える縦型のブラインドのことで、見た目はカーテンに似ていますが、ブラインドのように生地の角度を調整して細かく光の量がコントロールできます。
【正方形6畳】家具配置の基本とおすすめレイアウト
正方形の6畳も、縦型に比べると数は少なくレイアウトはやや難易度が上がる間取りです。
四方の壁の長さが変わらないことで、奥行きを感じにくく圧迫感が生まれやすい間取りではありますが、家具を配置しやすいというメリットもあります。
横型のように、一番長い壁に入り口や窓が設置されていないため、レイアウトは自由に行いやすいでしょう。
壁に沿わせて家具を配置すると、中央にはゆとりある空間を確保できます。
大きな家具の配置から動線を考える
縦型・横型と同様に、正方形の6畳の場合もベッドやテーブル、ソファといった大きな家具から配置をしていくのが基本です。
定番は、入り口から向かって左右に配置する方法と、コの字型に配置する方法があります。
左右に配置する方法では、部屋の左右の壁に沿う形でベッドやソファ、テレビ台などの家具を置いていきます。
窓に向かってまっすぐ動線が確保でき、移動がスムーズに行えるでしょう。
コの字型の配置は、特に正方形の6畳に適したレイアウトとなります。
例えば、ベッドを奥側に窓と平行になるように置き、ソファなどをコの字になるように配置する方法です。
ベッドを奥側に置くことで、手前にスペースが確保しやすくなり、正方形の間取りならではの圧迫感が和らぎます。
ラインを意識し統一感を持たせる
家具は、縦のラインや高さを意識することで、統一感のある洗練された雰囲気を演出することができます。
まず、テーブルや椅子などの脚は、まっすぐ垂直なものを選ぶと、ドアや窓枠の縦ラインと揃って統一感が生まれます。
家具によっては、脚が斜めになっているものもありますが、これは狭い空間に混在するとどうしても目立ってしまいます。
6畳のお部屋で統一感を持たせたい場合は、避けた方が無難でしょう。
また、家具は高さを揃えることが大事です。高さをあわせると、スッキリとした見た目になります。
全体的に、ロータイプのものを選ぶと、空間に余白が生まれて圧迫感を感じにくくなります。
デッドスペースを有効活用する
正方形の6畳に限ったことではありませんが、できるだけ家具の量を減らしコンパクトにすることが、圧迫感を生みにくくするポイントとなります。
ベッドの足元に隙間がある場合は、そちらに収納ボックス等を入れて収納スペースをつくったり、収納つきのベッドを選んだりすると、デッドスペースを有意義に活用することができるでしょう。
デッドスペースではありませんが、部屋の入り口の死角となる部分に大きな家具を配置するのもおすすめです。
【部屋別】おすすめレイアウト
ここからは、おしゃれなレイアウトの例をいくつかご紹介していきます。
おしゃれな女子部屋(6畳)のレイアウト
女性っぽい部屋にするには、色味や素材、丸みのあるデザインを意識するのがポイントです。
具体的には、白やピンクなどのパステルカラーを多く取り入れて、素材は木材や綿といったナチュラル素材と合わせると相性もよくまとまります。
また、丸みを帯びた形状の家具は、全体の印象をやわらかくしてくれます。
観葉植物の葉っぱの形や花瓶の形状など、アクセントとなるインテリアにも優しい印象のものを取り入れるようにすると、全体的に穏やかで親しみやすい印象になるでしょう。
おしゃれな女子部屋を作るおすすめインテリアやレイアウト例を紹介
男性好みの落ち着いた部屋(6畳)のレイアウト
男性っぽい部屋にしたいときは、スタイリッシュにまとめることを意識すると良いでしょう。
色味は、モノトーンやブラウンを基調にすると統一感が生まれやすいです。
ただ、黒や白だけで統一しすぎると個性がなくおしゃれとは遠ざかった印象になりかねません。
アースカラーのファブリックアイテムを取り入れたり、ナチュラル素材が一部使われている家具を選んだりすると、ほどよいアクセントとなります。
アイアン家具など、ほどよく抜け感のあるシャープなアイテムもおすすめです。
観葉植物のグリーンは、どんなお部屋にも合わせやすく、気軽におしゃれな空間を演出できるため、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
ブルックリンスタイルとは?インテリアの実例やポイントをご紹介!
窓まわりのレイアウトアイテムを見つけるならトーソー
お部屋の印象は、家具の大きさやレイアウトだけでなく、窓まわりのアイテムでも大きく左右されます。
壁を大きく覆うカーテンやロールスクリーンなどのアイテムで、より理想に近いお部屋に近づけましょう。
トーソーには、窓まわりのアイテムが多数揃っています。
ロールスクリーンやバーチカルブラインドなど、人気が高まっているアイテムの種類が豊富です。
サイズや機能だけでなく、素材や色などにこだわりたい方は、ぜひトーソーの商品をご覧ください。
まとめ
6畳のお部屋は、スペースに限りがあるため自由度が低いと感じる方もいるかもしれません。
しかし、家具の選び方やレイアウトの工夫次第で、空間にゆとりを持たせながら、心地よく過ごせる素敵な雰囲気をつくることは十分に可能です。
ぜひ、今回ご紹介した内容を参考にしながら、理想のお部屋づくりに取り組んでみてください。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。


PRODUCTS 製品情報
- ドア・シェード・外付けロール
- ローマンシェード
- 外付けロールスクリーン
- アコーデオンドア
- ビニールカーテン
(ネットカーテン)