調光ロールスクリーンとは?遮光性能やメリット・デメリットについて解説
調光ロールスクリーンはその名の通り、ロールスクリーンと同じ操作性でブラインド同様の調光が可能な窓まわりアイテムです。
外からの視線を調整しながら採光が確保でき、軽やかな窓辺を演出できるので近年人気が高まっています。
今回は調光ロールスクリーンの仕組みやメリット・デメリットから、その魅力を掘り下げて解説します。トーソーのおすすめ調光ロールスクリーンも3つご紹介するので、ぜひご覧ください。
目次
- 調光ロールスクリーンとは?仕組みについて
- 調光ロールスクリーンに遮光性はある?
- 調光ロールスクリーンにするメリット
- 調光ロールスクリーンにするデメリット
- 調光ロールスクリーンの設置のコツ
- 調光ロールスクリーンの取り付けは難しいの?
- 調光ロールスクリーン選びで後悔しないためのチェックポイント
- おすすめの調光ロールスクリーン3選
- ロールスクリーンをお探しならトーソー
- まとめ
調光ロールスクリーンとは?仕組みについて
調光ロールスクリーンとは、採光と目隠しを両立できる人気のインテリアアイテムです。ブラインドのように光の量を調整できるのが特徴で、主に2つの仕組みがあります。
- 生地を前後で重なり合わせるタイプ
- 箱状のスクリーンの角度を調整するタイプ
それぞれの特徴をくわしくご紹介します。
仕組み①:ボーダー柄の生地を前後で重なり合わせる

1つ目の調光ロールスクリーンは、不透明な生地と透け感のあるレース生地がボーダー状に連なった製品です。前後の生地を上下にスライドさせ、重なり具合を変える仕組みになっています。生地をずらしてレース部分を合わせれば光を取り込め、不透明な部分を合わせればカーテンのように遮光も可能です。
該当商品:ビジック
仕組み②:箱状のスクリーンの角度を調整する

2枚のレース生地の間に不透明な生地を立体的に配置した箱状のスクリーンです。ブラインドの羽根のように内側の生地の角度を調整する仕組みで、光の入り具合を細かくコントロールできます。外からの視線は遮りつつ、柔らかな光を取り込めるのが特徴です。
該当商品:ラクーシュ
調光ロールスクリーンに遮光性はある?
調光ロールスクリーンは、シースルー生地と不透明生地を組み合わせた構造のため、一般的な遮光カーテンや遮光ロールスクリーンほどの遮光性能は備えていません。
不透明生地を閉じた状態でも、生地の継ぎ目や両端からわずかに光が漏れることがあり、完全に暗くしたい部屋には向かないケースもあります。
完全遮光を期待して設置すると後悔につながるため、事前に理解しておきたいポイントです。
遮光ありの調光ロールスクリーンを選んだ方がいいケース
遮光タイプが必要になるのは、次のようなシーンです。
- 西日が差し込みやすい窓で、家具や床の日焼けを防ぎたいとき
- 寝室で朝日のまぶしさを抑え、睡眠の質を保ちたいとき
- 夜間に室内が透けるのを防ぎたいとき
- ホームシアターなど、日中でも暗い空間をつくりたいとき
こうした用途であれば、不透明生地に遮光素材を使用した調光ロールスクリーンを検討しましょう。たとえばトーソーの「ゼブラシークル」のように遮光3級の生地を採用した商品なら、光をやわらかく抑えつつプライバシーも守れます。
ただし、遮光1級相当の暗さまでは期待できないため、用途に合った等級を確認してから選ぶのがおすすめです。
関連記事:遮光1級カーテンの効果を2級・3級と比較!使用シーン別の選び方も解説
調光ロールスクリーンにするメリット
窓辺に調光ロールスクリーンを設置することによって、生活にどのような快適性が生まれるのでしょうか?
ここでは、調光ロールスクリーンにするメリット3つをご紹介します。
日差しをコントロールしやすい

調光ロールスクリーンは、前後の異なる生地の重なりを調整することで日差しをコントロールします。ロールスクリーンよりも調光が行いやすく、場面に合った使い方ができる点も大きな魅力です。
日差しを入れたくないときは全閉し、少し取り込みたいときはスクリーンを下ろしたままで細かい調光が可能です。

景色を楽しみながら日差しを調節したい場合にも、スクリーンを半分まで下げ、上部で採光を行うなど、さまざまなニーズに応えられます。
目隠しをしたまま風通しや日差しを確保できる

調光ロールスクリーンは下まで締め切りながらも、光と風を取り入れられるアイテムです。やわらかな光をお部屋に入れながら外の景色を楽しんだり、プライバシー性を重視しながら採光も確保できたりと、ロールスクリーンとブラインドのメリットを詰めこんだ窓まわりといえます。

また開閉が簡単なので、頻繁に出入りする掃き出し窓にもおすすめ。全開にしてもブラインドのようにたたみ幅が気になることなく、すっきりとおさまります。
スタイリッシュでおしゃれな雰囲気にできる

ロールスクリーンはフラットな形状で、インテリアやお部屋の雰囲気にすっと馴染み、スタイリッシュに演出できます。カーテンのヒダがない分、壁と同じ色であればシームレスに、柄や印象的な色であれば絵画のようにすることも可能です。
また、調光ロールスクリーンはやわらかな光を通すボーダー模様のアイテムなので、空間にあたたかさや親しみをプラスしてくれるでしょう。
調光ロールスクリーンにするデメリット
メリットがたくさんある調光ロールスクリーンですが、デメリットももちろんあります。
対策を講じられるデメリットもあるので、ひとつずつ確認していきましょう。
夜は透けて見えやすい
調光ロールスクリーンは、夜にシースルー生地同士を重ね合わせた状態だと、室内が外から丸見えになってしまいます。これはカーテンのレース生地と同様です。
光を通しにくい不透明生地できっちりと閉めれば、外から透けて見えてしまうという事態は避けられるので、昼間に調光を行った際は閉め忘れがないよう気をつけましょう。
ボーダー柄をきっちり合わせるのがむずかしいという方には、カーテンとの併用もおすすめです。ロールスクリーンのスタイリッシュな印象にやわらかなカーテンをプラスすると、プライバシー性が向上し、安心感ももてるでしょう。
チェーンが絡まる危険性がある

ブラインドやロールスクリーンのように、上下に開閉するタイプの窓まわりアイテムはチェーンやコードに十分な注意をはらう必要があります。コードが子どもの首に絡まってしまい、大きな事故につながったケースもあるため、必ず相応の対策を講じましょう。
対策には次のようなものがあります。
- コードクリップで高いところに留める
- 一定の荷重がかかるとつなぎ目やプーリー部分が外れるチェーン
子どもの手に触れないように設置することを前提に、万が一引っかかってしまったらコードやチェーンのつなぎ目が外れるようなセーフティーアイテムをご活用ください。
トーソーではお子さまの安全に配慮したセーフティーアイテムをご用意しています。
洗濯ができない・こまめな掃除が必要

調光ロールスクリーンは、その構造により洗濯ができません。設置場所がキッチンや脱衣場・洗面所といった、油汚れ、ほこり、整髪剤がつきやすい環境下では、だんだんと汚れが目立ってくるかもしれません。
調光ロールスクリーンに行えるメンテナンス方法は、やわらかいハンディモップなどでほこりを払い落すことが基本です。とくにシースルー生地の網目のところにほこりがたまりやすいため、定期的な掃除を心がけましょう。
価格が高価になりやすい

シンプルな一枚のロールスクリーンに比べ、調光ロールスクリーンは価格が高くなる傾向にあります。トーソーのロールスクリーンと調光ロールスクリーンを例にとって価格を比較してみましょう。
▼コルトライン(W1800×H1800の場合)
| タイプ | 価格(税込) |
|---|---|
| ロールスクリーン:コルト ウォッシャブル生地 | 35,200円 |
| 調光ロールスクリーン:コルトライン | 70,180円 |
※2026年8月現在
上記の比較から、調光ロールスクリーンはロールスクリーンのおよそ2倍の価格であることがわかります。これは生地を2重に使う調光ロールスクリーン独自の特殊な構造が要因です。
ただ、この仕組みにより調光ロールスクリーンはブラインドやロールスクリーンそれぞれの良い機能性を備え、より快適な窓辺を実現しています。予算やライフスタイルでのメリットなどを考慮し、設置を検討しましょう。
調光ロールスクリーンの設置のコツ
調光ロールスクリーンは取り付け方を少し工夫するだけで、見た目の仕上がりや使い勝手がぐっと良くなります。窓のタイプごとに押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
腰窓に設置する場合

調光ロールスクリーンは、不透明生地を全閉にするとボトムレールやウエイトバーが数センチ浮き上がる構造になっています。窓枠の内側に「天井付け」をすると、下部にすき間が生じて光漏れの原因になりかねません。
腰窓に取り付けるときは、窓枠の外側にかぶせるように設置する「正面付け」が適しています。正面付けなら枠をスクリーンが覆うため、すき間からの光漏れや視線を軽減することが可能です。さらに、冬場に窓際から流れ込む冷気も抑えやすくなり、寒い時期の快適性にも差が出ます。
出入りする窓に設置する場合

掃き出し窓のように頻繁に出入りする場所では、スクリーンを二分割で設置するのが便利です。出入りする側だけを開閉すれば、もう片方で目隠しや採光を維持できます。
通行のたびに全体を巻き上げる必要がなく、日常の動線もスムーズになります。
調光ロールスクリーンの取り付けは難しいの?
調光ロールスクリーンの取り付けは、工具さえあればDIYでも対応できます。ブラケットをネジで固定し、本体のセットバーを引っかけてカチッとはめるだけのシンプルな手順です。
賃貸住宅の場合は、備え付けのカーテンレールに取り付ける方法もあります。
関連記事:ロールスクリーンをカーテンレールに取り付ける方法とは?注意点や手順を徹底紹介
トーソーのYouTubeでわかりやすく設置方法をご紹介しているので、ぜひご覧ください。
動画:【取付け取外し方法】調光ロールスクリーン ビジックライト
巻きズレを直す方法
調光ロールスクリーンを使い続けていると、生地が左右どちらかに偏って巻き取られる「巻きズレ」が起こることがあります。
巻きズレを放置するとボーダー柄のラインがずれて見栄えが悪くなるだけでなく、生地の片側だけに負荷がかかり、劣化の原因になってしまいます。
巻きズレが生じたときは、次の手順を参考に直しましょう。
- スクリーンをいったん最下部まで下ろす
- ボトムレール(ウエイトバー)を手で持ち、ずれている方向と逆側へゆっくり寄せる
- そのまま左右の生地幅が均等になるよう微調整する
- ゆっくりと巻き上げて、偏りが解消されたか確認する
一度で直らない場合は、何度か同じ手順を繰り返してみてください。それでも改善しない場合は、ブラケットの取り付け位置が水平でない可能性があるため、設置状態を確認してみましょう。
または、巻きズレ調整シールなどを用いて調整することも視野に入れましょう。
動画:ロールスクリーン マイテックシリーズ スクリーンの巻きずれ調整方法
調光ロールスクリーン選びで後悔しないためのチェックポイント
調光ロールスクリーンを選ぶときは、主に次の3つのチェックポイントを確認しましょう。
- サイズ
- 操作方法
- 性能
①サイズ

調光ロールスクリーンを選ぶとき、まず必要なのが正確なサイズの採寸です。取り付け方によって適切な大きさが異なるため注意しましょう。窓枠の外側を覆う正面付けの場合は、光漏れを防ぐために窓より少し大きめにするのが基本です。
一方、窓枠の内側にすっきり収める天井付けの場合は、枠内の寸法にぴったり合わせます。既製品で自宅の窓に合うものが見つからない場合は、1cm単位の細かい指定に対応してくれるオーダーメイドでの注文がおすすめです。
隙間が空きすぎると外からの視線や夜間の光漏れの原因にもなるため、購入前の採寸は慎重に行いましょう。ブラインドなどからの買い替え時も改めて測り直すことが大切です。
②操作方法

操作方法は、毎日の使いやすさだけでなく見た目のすっきり感や安全性にも関わります。一般的なチェーン式は、軽い力で細かく高さや光の入り具合を調整できるのが魅力です。
ただし、小さなお子様やペットがいるご家庭では、チェーンが絡まる危険性があるため、コードクリップ等の安全対策が欠かせません。
設置場所の高さや、日々の生活で頻繁に開け閉めするかどうかをシミュレーションして、ストレスのない操作方法を選ぶことが大切です。
③性能

長く快適に使うためには、生地の基本性能やカラー選びも重要なポイントです。寝室などしっかりと光を遮りたい場所には、遮光等級の高い生地を選ぶと、夜間の光漏れや外から人影が透けるのを防ぎやすくなります。
高層マンションなどでは、防炎加工が施された製品を選ぶことが義務付けられている場合もあるでしょう。
お部屋のインテリアに馴染む豊富なカラーのなかから、設置場所の用途に合った性能を持つ生地を選ぶことで、デザイン性と機能性を両立させた理想の空間づくりが叶います。
おすすめの調光ロールスクリーン3選
ここからはトーソーのおすすめ調光ロールスクリーンを3つご紹介します。
お部屋の雰囲気に合う調光ロールスクリーンをぜひ見つけてみてください。
コルトライン

モノトーンからパステルカラーまで豊富なカラーラインナップをもつコルトライン。お部屋をポップで軽やかな印象に仕上げたいときや、落ち着いたアースカラーでまとめたいときなど、やさしい雰囲気に仕上げられる調光ロールスクリーンです。
高価になりがちな調光ロールスクリーンのなかでも、リーズナブルな価格帯を実現。複数の窓辺に統一感を持たせたり、気軽に調光ロールスクリーンを楽しんだりできます。
コルトラインの詳細はこちら。
JQクロス

ロールスクリーンの生地感を楽しみたいならJQクロスがおすすめです。クロス模様を織り柄で作り、ニュアンスカラーの落ち着いたデザインで窓辺を印象的に仕上げます。
立体的な織りが見せる独特な表情は上品で使いやすく、さまざまなインテリアに馴染むでしょう。カーテンともコーディネートしやすいので、併用を考えている方はぜひ合わせてみてください。
JQクロスの詳細はこちら。
ウッドルック

ウッドルックは天然の木肌を再現した調光ロールスクリーン。ナチュラルカラーが和室、北欧スタイルなど、幅広いインテリアシーンに馴染みます。ウッドブラインドのようなあたたかみがあるので、予算や取り付け条件などから断念した方にもおすすめ。
白木のような明るいカラーからウォールナットのような深みのあるカラーまでそろっているので、お好きなスタイルに合わせてお選びいただけます。
ウッドルックの詳細はこちら。
ロールスクリーンをお探しならトーソー
ロールスクリーンのシームレスですっきりとした印象と、ブラインドの優れた調光機能を持ち合わせる調光ロールスクリーンは、生活空間を快適にするのにぴったりな窓まわりアイテムです。
トーソーではご紹介したおすすめの調光ロールスクリーンのほかにも、花柄やダマスク柄のプリントで窓辺を華やかに彩る「フルール」や、通常の調光ロールスクリーンとは一味違うやわらかい風合いが魅力の「ラクーシュ」などをご用意しています。
オーダーやサイズに不安がある方はお気軽にご相談ください。
トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー
まとめ
調光ロールスクリーンは、外からの視線を遮りながらも、調光がスムーズに行える機能性の高さが魅力的です。一般的なロールスクリーンよりも高価ではありますが、それだけの快適性が生活にプラスされるため、価値に見合ったアイテムといえるでしょう。
チェーンやコードの事故が心配な方は、メーカーのセーフティーアイテムをチェックしてみてください。トーソーではお子さまがいるご家庭にも安心してロールスクリーンをご使用いただけるよう、さまざまなセーフティーアイテムを提供しています。
調光ロールスクリーンのメリット・デメリットをしっかりと考慮し、素敵な窓辺を実現してみてはいかがでしょうか。
Madoかけ 編集部
「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
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