畳コーナーとは何か？

畳コーナーは、洋室のリビングの一角に畳を設置したスペースのことを指します。洋室の一部を畳コーナーにすれば、和室を用意する必要がなくなり、間取りもスムーズに決まるでしょう。

 

また和室を取り入れてみたけれど、利用頻度が少ない部屋になってしまい、実際は一部屋分も必要なかったというケースがあります。その点、畳コーナーは特別な施工は必要なく、気軽に設置できるスペースとして人気です。

 

和室に合う窓の選び方のコツ

和室や畳コーナーには、洋室とは違った日本の趣が感じられる窓辺が理想的です。和室に合う窓は、以下のポイントを参考に選んでみてください。

 

• 格式ある和室や現代的な和モダンなど、それぞれのスタイルに調和する窓
• 和室は畳に座るため、目線を考えて窓サイズ・取り付け位置を決める
• サッシの色は壁や建具など和室に合うものを取り入れる

 

窓選びの一番のポイントは、目線を考慮した窓サイズや取り付け位置にあります。光の取り入れ方・外からの視線を考えた窓であれば、和室がより快適な空間に。さらに高い断熱性能を持つ窓であれば、省エネ効果も期待できます。

もし調光や外からの視線、スタイルへの調和などに問題があっても、ブラインドやスクリーンで簡単に解決することが可能です。窓は専門店へ施工を頼まなければ設置できないので、気軽に問題を解決したい場合は窓まわりアイテムの工夫も検討しましょう。

 

和室の窓に合うブラインド・スクリーン

和室の窓に合うブラインドやロールスクリーンは、和紙調や織物調の風合い、落ち着いた色調がよくなじみます。現在ではさまざまな色の畳が販売されているので、畳に合わせたカラー選択も素敵です。

 

ここからはトーソー製品を例にとって、和室におすすめのブラインド・スクリーンをご紹介します。

 

ワンランク上の和室を目指せるプリーツスクリーン：和紙調

 

プリーツスクリーンは、じゃばら状のスクリーンをたたみ上げるタイプで、和室や畳コーナーにぴったりな窓まわりアイテム。障子を連想させる和紙調のプリーツスクリーンは、和モダンや「北欧+和」をミックスさせたジャパンディスタイルなど、幅広いスタイルにフィットします。

 

和紙調のプリーツスクリーンは、ポリエステルでつくられているものの、その再現性は光が透過したときに実感するでしょう。和の空間に届けられるやわらかで繊細な表情の光は、さながら和紙のよう。

 

トーソーの和紙調プリーツスクリーンは、濃淡のある柄が特長の「彩葉」、透け感を抑えた「葉月」をラインナップしており、20色以上の豊富なカラーバリエーションのなかからお選びいただけます。和のインテリアとも違和感なくなじむでしょう。

 

ツインスタイルは厚地とシアー生地を組み合わせた、調光と視線のコントロールが可能なタイプです。シングルスタイルは1枚のみで仕上げたプリーツスクリーンであるため、たたみ上げたときにすっきりとおさまるメリットがあります。迷ったときは、コンビネーションカラーが楽しめ、ニーズによって使いわけられるツインスタイルがおすすめです。

 

視線・調光のコントロールが可能なプリーツスクリーン：織物

同じプリーツスクリーンでも和紙調とは異なり、生地本来の織り目が楽しめる織物シリーズです。

 

こちらは格式ある和室に使用するよりも、子どものプレイルームや畳に寝ころがれるような、一息つける和室に取り入れるのがおすすめです。外からの視線を遮りながら、やわらかな光を室内に届けられます。

 

織物シリーズのラインナップは、明るい色をそろえた「コルト」と、ベーシックカラーが豊富な「トリアスプレーン」の2タイプ。和室に適度な光を取り入れつつ、外からの視線をコントロールしたい場合は織物シリーズを取り入れましょう。

 

プリーツスクリーンには「遮光機能を備えたシリーズ」も展開しているので、寝室やプロジェクタールームを検討中の際は、こちらもあわせてチェックしてみてください。

 

すだれが和の印象を強める「ロールスクリーン」

一枚のシンプルなスクリーンは、詫び・寂びを好む和の空間によくなじむ窓まわりアイテムです。豊富なカラーラインナップのなかから、和室に合う趣のある色を選べるのが魅力のひとつ。しかし色だけでなく、素材感にもこだわってみましょう。

 

天然素材風の優しい質感が魅力の「ライネン」は、和室にとてもマッチします。リラックスできる時間を過ごす和室にもおすすめのアイテムです。シースルー素材なので、庭の風景を楽しめたり風を取り入れたりと、外と中をひとつなぎにするメリットがあります。

 

自然素材でぬくもりのある和室に「ウッドブラインド」

 

和室には木材やい草など、自然由来のものが多く使用されています。自然素材はぬくもりがあり、ほっと落ち着ける空間がつくり出せるため、洋室がメインとなった今でも、和室を大切にする流れは途絶えません。

 

ウッドブラインドは外の自然と中の自然をつなぐ役割を果たし、調光や視線のコントロールが可能な窓まわりアイテムです。トーソーでは日本ではなじみ深い「桐」を使用したウッドブラインドを展開しています。

 

やわらかな木目や明るい色味が楽しめ、重たいことがデメリットとされるウッドブラインドも、桐を使用することで軽量化を実現。さらに桐以外の天然木を使用したウッドブラインドは、はっきりとした木目やさまざまな色合いが魅力的です。部屋に合わせて、ぬくもりのある和室が実現できるでしょう。

 

ブラインド・スクリーンを選ぶならトーソー

和の空間には障子が合うように思えますが、現在は伝統的な和室から和モダンなど、近代的な要素が盛り込まれるようになりました。その傾向に合わせ、窓まわりアイテムもプリーツスクリーンやロールスクリーン、ウッドブラインドを取り入れてみると、伝統的な和室もどこかおしゃれな印象に。

 

トーソー製品のなかには和室になじみ、機能性も高いブラインド・スクリーンを多数ご用意しています。窓まわりのデザインだけでなく、機能性にも優れた製品は住環境をより良いものに変化させます。多くのニーズに応えられる豊富なラインナップをぜひご覧ください。

 

トーソー株式会社｜カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー

 

まとめ

伝統的な和室は昔に比べ少なくなり、現在は和モダンメインの和室や畳コーナーなどが増えてきました。さまざまなスタイルにフィットするブラインドやスクリーンは、和のインテリアや空間と調和し、和室本来の良さをより魅力的に演出します。

 

窓まわりアイテムは面積が広く目線に入りやすいため、空間をまとめあげるのに適しています。和のテイストが盛り込まれた窓まわりアイテムを選び、和室本来の美しさと機能性を兼ね備えた、理想的な和室を実現しましょう。