和室にはブラインド&スクリーン!カーテンは似合わない?選び方のポイントも解説!

商品のこと

和室の種類

 

和室といえば一室を和の空間に仕上げる「伝統的な和空間」が一般的でしたが、洋風住宅の普及とともに“畳コーナー”や“小上がり和室”といった空間の採用が多くなりました。

 

畳コーナーは洋室やリビングの一角に設けられる小さな和室スペース。仕切りを必要とせず和の空間をつくり出せるスタイルで、限られたスペースを広く保てるメリットがあります。畳コーナーは、ゆっくりとくつろぐ場所や来客用の座敷、子どものプレイスペースとして活用され、多くのライフスタイルにマッチするスペースです。畳コーナーを仕切る際は、ロールスクリーンなどの窓まわりアイテムを天井に取り付けることで、空間の一体感を維持しながら、プライバシーを確保できます。

 

和室の窓におすすめのブラインド・スクリーン

和の空間である和室や畳コーナーに設置する窓まわりアイテムは、インテリアやリビングになじむスタイルを取り入れることが大切です。

 

ここからは、和の空間に合う代表的な窓まわりアイテムをご紹介します。

 

1:プリーツスクリーン・ハニカムスクリーン

 

洋風なリビングにも和風の畳コーナーにもなじむといえば、和紙調の生地でやわらかな光を室内に届けるプリーツスクリーンやハニカムスクリーンが代表格です。プリーツスクリーンとハニカムスクリーンは似ていますが、スクリーンの構造が異なります。

プリーツスクリーン ハニカムスクリーン
スクリーンをじゃばら状に加工し、上下に開閉するアイテム。

和紙調の生地が多く、障子を連想させるための和の空間と調和する。

六角形のハチの巣構造を採用し、優れた断熱性・保温性を発揮する。

プリーツスクリーン同様に和紙調の生地により和の空間になじみ、和室に取り入れやすい。

 

トーソーではプリーツスクリーン・ハニカムスクリーンともに取り扱いを行っており、機能性をもったスクリーンも採用しています。豊富なカラーのなかから選びたい場合はプリーツスクリーンを、機能性重視の場合はハニカムスクリーンのなかから選択するとスムーズに決められるでしょう。

 

2:ウッドブラインド・バンブーブラインド

い草や木材など自然由来の素材を使用する和室では、天然木や竹のぬくもりがよく調和します。ウッドブラインドやバンブーブラインドを取り入れると、自然とのつながりを大切にする和の概念とつながり、違和感なく和の空間をまとめ上げられるでしょう。

 

ウッドブラインドは、インテリアに合わせやすい豊富なカラーバリエーションがあるため、畳カラーやリビングの雰囲気に合わせて自由なコーディネートが可能です。アルミブラインドよりも価格が高い傾向にありますが、その価値は十分にあるといえるでしょう。

 

また、ブラインドは調光しやすく、外からの視線をコントロールしながら心地よい風を室内に取り込めます。掃き出し窓から小窓まで、さまざまな窓の形状に柔軟に対応できるため、和室に取り入れやすい窓まわりアイテムのひとつです。

 

3:ロールスクリーン・調光ロールスクリーン

 

ロールスクリーンや調光スクリーンは窓際をすっきり見せられる、人気の高い窓まわりアイテムです。シンプルなデザインのロールスクリーンは、「間」を重視する和の空間にも違和感なく溶け込みます。庭とつながりのある和室に、すだれをイメージさせるスクリーンを取り入れると、より一層趣のある空間をつくり出せるでしょう。

 

素材には、ポリエステルや天然の竹を使用したロールスクリーンがラインナップされています。透過性があるため、外からの視線が気になりにくく、地窓と呼ばれる足元の窓への設置にもおすすめ。

 

調光スクリーンは、ボーダー柄のスクリーンが重なり合い、ブラインドのように光の量や視線をコントロールできる窓まわりアイテムです。麻調のスクリーンを選ぶと、デザイン性の高い窓辺が完成します 。

 

関連リンク:和室に合うロールスクリーンの選び方は?失敗しないためのコツや活用例をご紹介!

 

和室の窓にカーテンは合わない?

和室にはカーテンは合わないと思われがちですが、きれいなヒダを表現する生地や落ち着いたカラートーンの生地を選ぶと、相性よく和の空間に溶け込みます。次のようなポイントを参考に、カーテンを選んでみてください。

 

  1. 素材 :自然素材(綿・麻)の生地やレース
  2. カラー:落ち着きのあるカラートーンや、藍色・朱色といった日本の伝統色
  3. 模様 :無地、市松模様などの和柄、植物の柄

 

和室にやわらかな採光を取り入れる工夫として、レースカーテンを組み合わせることもおすすめです。外からの視線を遮りつつ、和室に明るい光を届けられます。

 

和室のブラインド・スクリーンを決める際のポイント

和室に合う窓まわりアイテムにはそれぞれ異なる特徴があり、窓の役割や空間のスタイルから選ぶことが大切です。

 

これからご紹介する4つのポイントを参考にして、理想的な窓まわりアイテムを選択しましょう。

 

1.畳のカラーに合わせる

 

以前の畳はい草の緑色しかありませんでしたが、現在では豊富なカラーラインナップがあります。例えば、墨色や藍色、薄桜色など明るいトーンから落ち着いたトーンまであり、自分好みの和室の印象に仕上げることが可能です。

 

畳のカラーを活かした窓まわりのコーディネートで、和室の魅力をさらに引き立てましょう。墨色の畳にはブラウンやブラックを、薄桜色の畳にはベージュやピンクを、というようにカラートーンを合わせることで、全体に統一感を出せます。

 

2.出入りのある掃き出し窓にはカーテン・縦型ブラインド

 

和室は外と中の空間をひとつとみなし、大きな掃き出し窓を設置することによって景色を楽しむ特徴があります。掃き出し窓から庭へ出入りすることがある場合は、上下へ開閉する横型ではなく、左右に開閉する縦型タイプがおすすめです。

 

縦型タイプにはカーテンが挙げられますが、縦型ブラインド(バーチカルブラインド)もモダンな和室にはぴったりの窓まわりアイテムです。カーテンのように左右に開閉し、シンプルなデザインで和空間に自然となじみます。

 

3.換気を行う窓にはブラインド

 

畳は湿気がこもるとダニなどが繁殖しやすく、カビが発生する原因となります。そのため、和室では効率的な換気が大切です。換気を行う窓には、横スラットの調整により採光と風を通しやすいブラインドを選択しましょう。

 

外からの視線を適度にコントロールしながら、心地よい風を室内に取り込めます。ただし、強風であった場合は注意が必要です。ブラインドが煽られて落下する恐れもあるため、窓を少しだけ開けたり日を改めたりするなどして、安全に配慮しながら換気を行いましょう。

 

4.調光が必要な窓には遮光性のある窓まわりアイテム

 

和室はさまざまな用途に対応できる柔軟性が魅力なスペースです。ヨガやお客様のおもてなしなど、さまざまな用途に活用する場合は、外の光を遮り落ち着いた空間を演出することで、より多目的に使えるスペースになります。

 

和室が西側に面している場合は、畳や家具、インテリアの劣化を防ぐため、遮光性の高いスクリーンの設置もおすすめです。トーソーのプリーツスクリーン、ロールスクリーンには、すべて遮光機能を搭載した生地がラインナップされています。直射日光を遮りたい窓にはぜひご検討ください。

 

インテリアはトーソー

トーソーの窓まわりアイテムはデザイン性と機能性を兼ね備え、どのような空間にも溶け込む美しさを追求しています。豊富なカラーバリエーションとスタイルから、お客様一人ひとりのインテリアスタイルに合わせた提案が可能です。

 

和室の窓まわりコーディネートは難しいと感じる方も多いかもしれませんが、本記事でご紹介したアイテムを中心に選ぶことで、理想的な和室空間を実現できるでしょう。和室になじむトーソーの窓まわりアイテムをぜひチェックしてみてください。

 

トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓周り製品の総合メーカー

 

まとめ

和室の窓まわりアイテムは、和の雰囲気になじむデザインと優れた機能性を兼ね備えたものを探すことが大切です。素材・色にもこだわり、窓の役割に応じた種類のアイテムを選びましょう。和室の魅力を引き出しながら、快適な住環境へと整えられます。

 

トーソーの豊富なバリエーションから和室にぴったりのアイテムを見つけ、理想の和室づくりにチャレンジしてみましょう。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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