ミニマリストのおしゃれな部屋の作り方とインテリア実例!

コーディネート

ミニマリストなお部屋とは?

ミニマリストなお部屋は身の回りのものをできるだけ減らして、精神的にも物質的にも整理された空間を表現したもの。

 

ミニマリストが作り出すお部屋には、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

 

ミニマリストとは?

ミニマリストとは、生活において必要最小限のものだけで暮らす人々を指します。物質的なものを減らし、本当に必要なものだけを持つことで、心地よいライフスタイルを作り出すことが得意です。

 

「ミニマリスト(minimalist)」は、以下の語源から派生した言葉です。

 

  • ミニマル(minimal):最小限の

 

ミニマリストを訳すと「最小主義者」という意味になります。このことから、ミニマリストという言葉には「必要最小限のもので生活する人」や「物事をシンプルにする人」といった意味が含まれています。

 

ミニマリストが作る部屋の特徴

必要なものだけで暮らすミニマリストのお部屋は、シンプルであることが特徴です。しかし、「ミニマリストはものを置かない」というイメージから、もの寂しいお部屋を想像する方もいるでしょう。実際には「自分が居心地よくいられる空間」が軸となり、趣味や好きなものが意外と揃っていることがあります。

 

まず、色使いでは白やベージュ、木目調といった自然に馴染むベースカラーが使われ、統一感のある清潔な雰囲気が一般的です。ものの置き方にも工夫が見られ、見た目のすっきり感を重視しています。ものや壁、家具などに適度な「余白」を設け、広々とした空間を作り出します。

 

また、一つひとつのものに対する愛着が強いこともミニマリストの特徴です。安価な分消費が早いものよりも、質の高いものを長く使う傾向にあります。

 

ミニマリストなお部屋の実例を紹介!

ミニマリストが作るお部屋は「シンプル&すっきり」がキーワードです。このキーワードが活かされたミニマリストなお部屋の実例を見ていきましょう。

 

開放的な大開口窓のミニマリストなお部屋

 

大きな窓ガラスが特徴的なすっきりとしたお部屋です。自然光が室内を明るく広々とした印象に映し出し、薄手のカーテンが柔らかさを演出しています。室内にあるインテリアは大きな観葉植物と、シンプルなテレビ台、そしてテレビのみ。

 

インテリアでポイントとなるのは大きな観葉植物で、無機質になりがちなミニマル空間に生命の躍動感を与えています。

 

開放的な空間を緩やかに区切るミニマリストなお部屋

 

大きな窓と広い空間に、シースルー生地を使った間仕切りが印象的なお部屋です。シースルー生地の間仕切りは開放的な空間の流れを遮らず、柔らかな印象を与えます。外からの光を受けて、シンプルなお部屋をさらに魅力的にしています。

 

室内のインテリアは読書を楽しんだり、ゆったりと過ごしたりするのに適した配置。白・グレーの色使いで統一感を出し、アクセントカラーのブルーを取り入れて空間に変化がつけられています。

 

ほどよい余白が生み出すミニマリストなお部屋

 

白を基調としたキッチンと、グレーのアクセントを効果的に使用したお部屋です。白やグレーなどのニュートラルカラーを中心に、木目の温かみをプラスすることで落ち着いたおしゃれな空間を表現しています。

 

家事の主体となる「生活空間」であるにも関わらず、生活感がない理由は「モノとモノ」の間に生まれる「余白」にあります。詰めてものを置くと雑多に見えますが、ほどよい余白を作ることでインテリア性と実用性のバランスを取ることが可能です。

 

座り心地のよいチェアが印象深いミニマリストなお部屋

 

大開口窓から入り込む自然光を受け止め、薄く柔らかいカーテンがリラックス空間を印象づけているお部屋です。室内にあるものはアートやバタフライチェアと、シープスキン、そしてクッション、ブランケット。

 

居心地よく過ごせるものだけをこのお部屋に残し、心地よい静けさと落ち着きを感じられるミニマルなお部屋を実現しています。

 

ミニマリストの部屋作りのポイント4選!

 

実例からミニマリストのお部屋の雰囲気がつかめたら、次は具体的なポイントを見ていきましょう。ミニマリストなお部屋を実現するには、以下の4つのポイントをつかむことで実現しやすくなります。

 

  • 色使いと質感を統一
  • 断捨離を実践
  • すっきりと収納できる工夫を取り入れる
  • 余白を意識して家具を置く

 

ミニマリストなお部屋作りを短期間で終わらせようとすると、負担に感じることもあります。また進めていくうちに、自分が居心地のよいと感じる理想的な空間のイメージがつかめる場合もあるので、まずはステップを順に踏んでゆっくりと進めていきましょう。

 

色使いと質感を統一

 

ミニマリストなお部屋作りの第一歩は、どのような空間にするかをイメージすることから始めます。視覚的な統一感は、ミニマリストなお部屋を作るうえで大切な鍵となります。実例でご紹介したようなニュートラルカラーをメインに、全体的に落ち着きのある印象を目指しましょう。

 

アクセントカラーを使うときは、色が多くならないよう1~2色程度に抑えてください。また素材の質感にも注目し、自然な風合いのものを選ぶとニュートラルカラーにもよく馴染み、空間に統一感を出せます。

 

断捨離を実践

 

空間の色使いや質感のイメージがつかめたら、身の回りのものを見直します。自身のライフスタイルで本当に必要なものはなにか、慎重に考えながら断捨離を始めましょう。

 

作業を一気に進める必要はありません。1つのお部屋ごとに進めていけば、ペースの目処もつけやすくなり、「いる」「いらない」というミニマリストらしい判断力も自ずとついてきます。

 

すっきりと収納できる工夫を取り入れる

 

手元に残すと決めたものは、すっきりと整理整頓して収納することがポイント。クローゼットや引き出しのなかに余白を保ちつつ、細かいものは見えない場所にコンパクトに収納しましょう。

 

また、収納ボックスや仕切りを活用し、ものの定位置を決めることで「使ったら片づける」習慣が身につきやすくなります。現在はファイルボックスやバスケットなど、おしゃれな収納用品が多くラインアップされているので、それらを活用することもおすすめです。

 

余白を意識して家具やものを置く

 

空間の印象を大きく左右する家具やものの配置は、「余白」を意識して置くことが大切です。コンパクトな家具を置いたり、ものを詰めすぎず収納したりすることで、心地のよい開放感のある余白が生まれます。

 

大きめの家具を配置すると空間に圧迫感を与え、ものを詰め込むと雑然とした雰囲気になります。このことからも、「余白のある空間」は余分なものをそぎ落とした洗練さをもち、さらに心にもゆとりをもたらすことが可能です。

 

ミニマリストなお部屋に適したインテリアの選び方

ミニマリストなお部屋を作るには、空間を印象づけるインテリアの選び方も重要です。シンプルながらもおしゃれですっきりとした空間作りのために、次のポイントを押さえましょう。

 

  • シンプルで美しさを兼ね備えたデザインを選ぶ
  • 多機能な家具を上手に取り入れる
  • 色と素材の統一感を大切にする
  • 収納力のある家具で空間をすっきりと保つ

 

ミニマリストなお部屋を作ることは、一見むずかしいように思えて、実はとてもシンプルな考え方に基づいています。厳選された必要最小限のもの一つひとつに愛着を見い出し、意味をもたせることが基本です。そのため、心地よいと感じられるデザインや使い勝手なども考慮しながらインテリア選びを進めましょう。

 

シンプルで美しさを兼ね備えたデザインを選ぶ

 

ミニマリストのお部屋では、各アイテムが存在感を放ちます。シンプルで美しいフォルムの家具や小物はすっきりとした空間に馴染み、おしゃれでモダンな雰囲気を作り出すことが可能です。

 

SNSで見かける女性のミニマリストの間では、「北欧風」のデザインが人気を集めています。直線的でシンプルな形、機能性と美しさの両立、自然素材の使用といった要素がミニマリストと相性がよく、お部屋に取り入れやすいスタイルの1つとして挙げられます。

 

多機能な家具を上手に取り入れる

 

ものを必要最小限に厳選しても、一人暮らしのお部屋ではスペースが限られてしまいます。その限られたスペースでミニマリストのお部屋を実現するには、複数の機能をもつ家具を選びましょう。

 

機能つきの家具は、例えば次のようなものがあります。

 

  • 収納つきのベッド・ソファ
  • 折りたたみ式のテーブル
  • ソファベッド
  • 目隠しになるカーテンの間仕切り

 

空間の無駄を省きつつ、生活に必要な機能を確保できます。

 

適切なサイズ感の家具で空間に余白をもたらす

 

お部屋に対して圧迫感のないサイズの家具を選び、余白のある空間を作ることもミニマリストなお部屋を作り上げる大切なポイントです。大きな家具よりもコンパクトな家具を選ぶと、その分空間に開放感をもたらせるでしょう。

 

家具は視覚効果でコンパクトに見せることもできます。

 

  • 背の低いソファ:視線が遮られず、部屋全体が広く見える
  • スリムな収納家具:壁に寄せられ、中央スペースを空けられる
  • 細身のテーブル:シャープなラインで圧迫感を軽減できる

 

小さなサイズの家具を置く以外に、視覚効果を上手に活用してすっきり見せる方法も1つの手段です。

 

収納力のある家具で空間をすっきりと保つ

 

ミニマリストな暮らしを続けるなかでも、ある程度の収納スペースは必要です。また、一時的にものが増えることもあるかもしれません。空間をきれいに保つためにも収納力のある家具を設置し、「隠す収納」を実践しましょう。

 

また空間を有効活用するのもおすすめです。例えば、クローゼットや本棚は天井近くまである高さのものを選んだり、ベッド下・階段下のデッドスペースを活用したりする方法があります。

 

窓まわりアイテムをお探しならトーソー

ミニマリストなお部屋作りには、カーテンやロールスクリーンなども大きな役割を果たします。シースルー生地の間仕切りは部屋をすっきりと見せながらも、空間を有効活用できる便利なアイテムです。

 

また窓辺をシンプルに、おしゃれに演出できるバーチカルブラインドやウッドブラインドは、ミニマリストと相性がよい北欧家具にも調和します。さらに遮光・遮熱機能といった生活を快適にする機能をもつ窓まわりアイテムもラインアップしています。

 

トーソーでミニマリストの空間に馴染み、機能的な窓辺を実現する窓まわりアイテムをぜひチェックしてみてください。

 

トーソー株式会社|カーテンレール・ブラインド 窓まわり製品の総合メーカー

 

まとめ

ミニマリストなお部屋作りは、生活に必要なものを最低限に厳選し、シンプルですっきりとした空間を作ることから始まります。ミニマリストのお部屋を作るステップは、以下をご参照ください。

 

 

1.色使いと質感を統一

どのような空間にするかイメージをつかみ、色使いと質感に統一感をもたせる

2.断捨離を実践

「必要なもの」「不要なもの」を順々に進め、自分にとって本当に必要なものを見極める力を養う

3.すっきりと収納できる工夫を取り入れる

手元に残ったものを、余白を保てる程度に収納していく

4.余白を意識して家具を置く

家具やものを詰めすぎず、余白を作りながら配置していく

 

なによりまずは、自分にとって必要か不要かを判断する力をつけることが大切です。それは「断捨離を実践」の段階で自然と養われ、今後判断が必要なときにも役立つでしょう。

 

ミニマルな生活を意識したインテリアを選ぶときは、次のポイントを押さえるとスムーズに決められます。

 

  • シンプルで美しさを兼ね備えたデザインを選ぶ
  • 多機能な家具を上手に取り入れる
  • 色と素材の統一感を大切にする
  • 収納力のある家具で空間をすっきりと保つ

 

もので溢れるこの時代にミニマリストなお部屋で暮らすことは、物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさを追求する、新しいライフスタイルの形といえます。心がすっきりしない、シンプルなお部屋で暮らしたいと感じる方は、ぜひミニマリストなお部屋作りを実践し、心地よい空間で毎日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
窓まわり製品を中心にインテリアに関する情報を発信します。

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