寝室の窓は快適な空間を作るために重要!選び方やおすすめのカーテンやロールスクリーンも紹介

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寝室の窓はどのくらいこだわっていますか?

 

寝室の環境は睡眠の質に関係し、活動中の行動にも影響を与えます。東京ガスが実施したアンケート(※)で、平日の平均睡眠時間は6.3時間、休日の睡眠時間は7.2時間という結果が示されました。一日のうち、寝室で過ごす時間は1/3~1/4ということがわかります。

 

寝室は身体をゆっくりと休める場所であるため、睡眠の質を高めることは大切です。質の高い睡眠を得るには、窓からの採光や温度、窓の位置が重要なポイント。とくに明るさの加減は、睡眠の質を考えるうえでは欠かせない要素です。

 

寝室以外にも書斎やサブリビングを兼ねる部屋では、機能性カーテンやロールスクリーンを活用して適切な明るさをコントロールしましょう。

 

※参照:現代人の睡眠事情2015|東京ガス

 

寝室の窓に関する失敗例

 

寝室の窓に関する失敗例を3つご紹介します。これから設置する方は、失敗例をもとに窓を選ぶポイントについて考えてみましょう。

 

ベッドの頭上や近くに窓を取り付けた

窓をベッドの上や近くに取り付けたら、室内気温の快適性を損なったという失敗例です。

高断熱高気密住宅であっても、窓は外気の影響を最も受ける場所。そのため、窓からは過剰な光や冷気・熱気が入り込みやすく、ベッドの近くにあると就寝時の影響は避けられません。

 

「寒くて眠れない」「暑くて起きてしまう」という睡眠環境では、深い睡眠を妨げ、寝苦しさを感じる原因となります。デザイン性重視の窓の配置は魅力的ですが、寝室の役割を考慮すると、まずは睡眠環境を第一に考えることが大切です。

 

東向き・西向きに窓を取り付けた

東・西それぞれの方角に窓を取り付けたら、強い朝日や夕日が室内に入り込むようになったという失敗例です。強い紫外線は床材や壁材、家具などを劣化させ、室温の上昇による電気代増加にもつながります。

 

寝室の快適な環境を維持するには、強い日差しを避けることがポイントです。東と西に窓がある場合は、遮光等級の高いカーテンやロールスクリーンを設置し、直射日光を防ぐと適切な対策が行えます。

 

交通量や人通りの多い道路沿いに窓を取り付けた

窓を交通量や人通りの多い道路側に設置したら、騒音が気になったという失敗例です。窓は外からの音に対しても影響を受けやすい場所です。寝室を道路側に配置しないことが一番の対策となりますが、設計上むずかしいことも多いでしょう。

 

寝室を道路沿いに設置する場合、窓は密閉性の高いFIX窓・すべり出し窓の設置がおすすめです。さらに防音性の高い窓の設置も対策となり得ます。

 

寝室の窓を選ぶ際のポイント

寝室の窓を適切に選ぶには、次の3つのポイントが重要です。

 

  1. 窓のサイズ
  2. 窓の位置
  3. 窓の数

 

ポイントを考慮しながら、快適な寝室を実現しましょう。

 

窓のサイズ

大きな窓を設けた、開放感のある寝室はモダンな雰囲気となりますが、室内の気温・明るさにおいての快適性は下がってしまいます。寝室に必要な採光はわずかであり、大きな窓から入る日差しは明るすぎるでしょう。加えて、外気温の影響を受ける面積が大きくなるため、夏は暑く冬は寒くなり、結露も発生しやすくなります。

 

寝室に窓を設置する際は、できるだけ小さいサイズを選択しましょう。小さいサイズの窓は、騒音も軽減します。寝室にバルコニーがあり、掃き出し窓の設置が必要な場合は、遮光・遮熱・断熱の機能性をもったカーテンやロールスクリーンの設置がおすすめです。

 

窓の位置

窓とベッドの位置はできるだけ離すことがベストです。窓の位置によっては朝日が入り込んだり外気の寒気の影響で眠れなかったりと、睡眠の質を下げる恐れがあります。

 

とくに、ベッドの頭上や足元に窓を設置するのはおすすめできません。ベッドの頭上に窓を設置するなら、高窓を取り入れると快適な睡眠環境を維持しやすくなります。冬場は床面から離れているため冷気が直接ベッドに降りてくる可能性が低く、夏場は上昇する熱い空気を外へ逃がすことが可能です。

 

窓の数

寝室を「寝る・休む」のみの部屋とするなら、窓の数を少なくすると質の良い睡眠がとれる環境が整います。換気重視であれば、対角線上に窓を2つ設置すると風の通りが良くなります。

 

一方で、「寝室+書斎」「寝室+サブリビング」など、ほかの用途を兼ね備えた部屋の場合、採光もある程度必要です。収納スペースやテレビ、家具などの配置を考えながら、適切な窓の数を考えましょう。ただし、多すぎる窓は高気密高断熱の住宅であってもマイナス要素となるため、各窓タイプのメリットをいかし、できるだけ少なくすると快適な住環境が整います。

 

寝室を快適にするコツ

次は寝室を快適にするコツをチェックしていきましょう。

 

  • 換気が行える高窓を設置
  • 遮光カーテンやロールスクリーンを活用する
  • 窓の外側で対策を行う

 

寝室におすすめの窓や、窓からの採光を抑えるコツをご紹介します。

 

換気が行える高窓を設置

寝室は結露が発生しやすい場所でもあり、適切に対処しないとカビの原因ともなり得ます。床と布団、または結露が付着したカーテンなどはとくに注意が必要です。対策としては、高窓を設置して換気を行いましょう。

 

窓を1つとする場合は、部屋を開け放し、扇風機やサーキュレーターで室内の空気を外に送り出すだけでも十分に換気が行えます。また除湿機を利用した湿気取りも有効的です。

 

遮光カーテンやロールスクリーンを活用する

さまざまな建築条件下のもと、窓の設置を優先的に選ぶことはむずかしいかもしれません。朝日・西日が当たる窓を設置した場合は遮光性のあるカーテンやロールスクリーンを取り付けると、日差しを防ぎ、室内の気温上昇も軽減できます。

 

 

遮光性のあるカーテンやロールスクリーンには上図のように遮光等級が決められており、遮光1級が最も高いとされています。等級が高いほど高価格帯の傾向にありますが、予算や外の環境などから適切なカーテンやロールスクリーンを選びましょう。またカーテンから漏れる光は、カーテンの正面付けやカーテンボックスで低減することが可能です。

 

窓の外側に雨戸やスクリーンを設置する

窓内ではなく、外側で対策を行う方法もあります。雨戸であれば室内が真っ暗になり、防犯対策にも有効です。しかし、外観のデザイン性が損なわれてしまうことがデメリットとなります。

 

上図は窓の外側にスクリーンを取り付けた場合の「遮熱性能」を示したものです。海外では一般的な方法で、室内にロールスクリーンを取り付けるよりも82%もの日射熱を防げます。遮光カーテンやロールスクリーンと併用すれば、外からの光を防ぎながら、室内の気温上昇を低減させることが可能です。

 

トーソーの外付けスクリーン:マイテックアウター

 

おすすめのカーテンレールや遮光ロールスクリーン

ここからはトーソーおすすめのカーテンレールや遮光ロールスクリーンをご紹介します。

 

ネクスティMセット+カバートップ(カーテンレール)

 

トーソーのカーテンレール「ネクスティ」にも対応しているカバートップを装着すれば、カーテンの上部から漏れる光を遮断できます。ネクスティはあらゆる空間にフィットする、柔軟なデザイン性・機能性・施工性が魅力のカーテンレール。カラーラインナップも豊富で、木目調やメタリックカラーと幅広いなかからお選びいただけます。

 

さらにカーテンランナーの静音性が高く、カーテンの開け閉めの音が気になりません。カーテンとランナーをつなぐリング部分にも趣向が凝らされており、快適な操作性を実現。カーテンのヒダもきれいに演出します。

 

ネクスティ対応のカバートップは4色あり、レールとも相性よく馴染ませることが可能です。遮光カーテンだけでは抑えきれない光を遮断し、快適な睡眠環境を作り出せるので、真っ暗な部屋で眠りたいという方におすすめのオプションパーツといえます。

 

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シェニル遮光(ロールスクリーン)

シェニル遮光はもこもことしたモール糸(シェニール)を使用した、シンプルながら奥行き感のある表情が魅力の遮光スクリーンです。立体感のある生地感が空間にあたたかみをもたらします。

 

シェニル遮光のカラーラインナップは、いずれも落ち着いたカラートーンの全9色。明るい印象を与えるパンプキンオレンジもブラウン寄りのカラートーンで、寝室にぴったりなカラーを採用しています。子ども部屋よりも大人の寝室や書斎など、ゆったりと過ごしたい部屋におすすめのカラーラインナップです。

 

遮光等級はカラーによって異なりますが2級の「人の顔あるいは表情がわかるレベル」のカラーが5色あり、真っ暗な部屋よりも、ある程度寝室の様子を把握したいという方に適しています。

 

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ニュアンスBC(ロールスクリーン)

 

ニュアンスBCは、 に直接染料を混ぜて着色する「原着糸」を使用した遮光ロールスクリーンです。原着糸は染色工程の水の使用量が少ないため、環境負荷が低いエコな材料。色落ちしにくく、耐性があることも大きな特徴です。

 

この原着糸を2色使い、繊細な表情を表現したニュアンスBCは、寝室をほっと安らげる場所にまとめあげます。遮光等級は最高クラスの遮光1級で「人の顔の表情が識別できないレベル」です。表面と同色系のバックコートでしっかりとした遮光機能を持つため、寝室におすすめ。

 

ニュアンスBCはその遮光性の高さから、ホテル等の商業施設でもよく採用されています。真っ暗な部屋でぐっすり眠りたいという方は、遮光1級のニュアンスBCをご検討ください。

 

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電動ロールスクリーン

遮光ロールスクリーンは、電動で操作することもできます。朝目覚める前にタイマーの設定をしておけば、快適な朝を迎えられるでしょう。手が届きにくい高窓にも便利な機能で、環境を整えればWi-Fiを利用したスマートフォン操作も可能です。

 

トーソーの電動ロールスクリーンは、取り付け工事が簡単なことも魅力の1つ。電源コンセントがあれば、特別な配線工事などは必要ありません。

 

電動ロールスクリーンは高価になりがちで、価格が不透明な部分がありますが、トーソーでは以下の分かりやすい価格構成で提供しています。

 

電動ロールスクリーンの簡易的な見積もりも可能なので、ご興味がある方は以下よりチェックしてみてください。

 

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電動ロールスクリーン簡易見積もりはこちら

 

寝室に合うカーテンレールや遮光ロールスクリーン をお探しならトーソー

寝室の窓選びも重要ですが、理想的な配置や窓のサイズ、ベッドの位置などは設計上むずかしいこともあります。一方で、理想的な窓であっても快適性をさらに求める場合には、カーテンやロールスクリーンの工夫が欠かせないでしょう。

 

カーテンやロールスクリーンは遮光機能を持つものを採用すると、外からの光漏れを軽減できます。さらにカバートップを取り付ければ、省エネ効果も期待でき、カーテンやロールスクリーンでは抑えきれない光をシャットアウトすることが可能です。

 

トーソーではフラットでスタイリッシュな窓辺を実現できる、遮光ロールスクリーンを多くラインナップしています。ご紹介した以外にもさまざまな遮光ロールスクリーンがあるので、ぜひチェックしてみてください。

 

まとめ

寝室の窓選びは、睡眠の質に直結する大切なものです。快適な睡眠環境を実現するには、窓サイズや設置位置、窓の数に注意しながら計画しましょう。また換気が行える環境や、遮光カーテンの採用、窓の外側での対策も取り入れるとより快適性の向上が図れます。

 

トーソーの遮光ロールスクリーンや電動ロールスクリーンなどを活用し、ぜひ居心地の良い寝室を作りあげてください。

WRITER 編集者情報

Madoかけ 編集部

「Madoかけ」はカーテンレール・ブラインドメーカーのトーソーが運営するメディアです。
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